文化庁メディア芸術祭について

「文化庁メディア芸術祭」は、メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的として、平成9年度(1997)から始まりました。現在ではアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で世界中から作品を募り、優れた作品に文化庁メディア芸術祭賞を顕彰するとともに、これらを広く紹介するために受賞作品展を毎年2月に国立新美術館で開催しています。
主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会

第14回文化庁メディア芸術祭 応募状況

[ 応募作品数 ]

  • アート部門:1,101作品
  • エンターテインメント部門:669作品
  • アニメーション部門:425作品
  • マンガ部門:450作品

 合計:2,645作品

[ 海外からの応募 ]

48ヶ国・地域/694作品

アイルランド共和国、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、インドネシア、ウクライナ、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシア、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、セルビア、タイ、台湾、チェコ、中国、ドイツ、ドミニカ共和国、トルコ、ニュージーランド、ネパール、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マレーシア、モンゴル、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、ロシア(五十音順)

[ 応募作品数の推移(第1回〜14回)]

  第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
デジタルアート
(インタラクティブ部門)
276 194 204 288 298 539
デジタルアート
(ノンインタラクティブ部門)
330 243 332 350 455 527
アニメーション部門 60 98 100 148 196 210
マンガ部門 64 89 160 72 104 99
応募作品数合計 730 624 796 858 1,053 1,375
前年比   85% 128% 108% 123% 131%
  第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回
アート部門 908 829 888 760 877 1,020 1,169 1,101
エンターテインメント部門 219 202 367 361 514 390 622 669
アニメーション部門 330 294 311 377 417 346 473 425
マンガ部門 127 173 261 310 283 390 328 450
応募作品数合計 1,584 1,498 1,797 1,808 2,091 2,146 2,592 2,645
前年比 115% 95% 120% 101% 116% 103% 121% 102%

※第7回から募集部門が「アート」「エンターテインメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門に変更されました。

[ 来場者数の推移(第1回〜14回)]

年度 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回
来場者数 2,173 3,264 12,597 5,718 12,958 16,060 16,766 24,658 27,246 26,706 44,524 55,234 63,348 70,126

文化庁メディア芸術祭の関連施策について

[ 文化庁メディア芸術祭地方展 ]

毎年東京で10日間程度実施される文化庁メディア芸術祭受賞作品展を、東京以外の地でも紹介し、より広くメディア芸術について鑑賞する機会を提供するため、平成14年度から文化庁メディア芸術祭地方展を開催しています。地方展では、前年度までの受賞作品を中心に、マンガ、アニメーション、ゲーム、インタラクティブアート、Web作品などを総合的に展示・上映し、シンポジウム等も併せて実施しています。

[ メディア芸術祭海外展 ]

日本のメディア芸術を積極的に海外発信するため、文化庁メディア芸術祭海外展を開催しています。
文化庁メディア芸術祭の受賞作品を中心に、マンガ、アニメーション、ゲーム、インタラクティブアート、Web作品など、日本の最先端のメディア芸術作品を総合的に展示・上映し、解説、デモンストレーション等も実施しています。

[ 文化庁メディア芸術祭国内巡回事業 ]

文化庁メディア芸術祭賞受賞作品を中心に、国内各地のメディア芸術関連施設、フェスティバル等において、上映・展示などを行い、優れたメディア芸術の鑑賞機会を提供しています。

[ 海外メディア芸術祭等参加事業 ]

文化庁メディア芸術祭賞受賞作品を中心に、海外のメディア芸術関連フェスティバル等において、上映・展示を行っています。日本の優れたメディア芸術の鑑賞機会を提供することで、メディア芸術の発展と世界への日本の文化の発信を目的としています。

[ 世界メディア芸術コンベンション ]

世界のメディア芸術関連機関、フェスティバル等の関係者を招聘し、各国各機関の取組等について、情報交換や意見交換等を行う場を作り出すことによって、国を越えた交流を図り、メディア芸術分野における連携を推進することを目的として、平成22年度から新たに世界メディア芸術コンベンションを開催します。世界で活躍する関係者等を我が国に招聘して、世界におけるメディア芸術の“今”を知るとともに、我が国のメディア芸術の置かれた位置や世界の動向を分野横断的につかむことが目的です。

>>報告書 (2011年2月開催) のダウンロードはこちらから[PDF:2.6MB 言語:日・英]

[ メディア芸術部門会議 ]

メディア芸術各分野で活躍するクリエイター等の連携・協力を推進し、我が国におけるメディア芸術各分野の一層の発展に資するため、平成22年度からメディア芸術部門会議を開催します。同じ部門においてもあまり交流のなかったクリエイター等が一堂に会して活発な意見交換を行い、それぞれの部門の活性化を図るのがねらいです。

>>報告書 (2011年2月開催) のダウンロードはこちらから[PDF:4.2MB 言語:日本語]

[ メディア芸術クリエイター育成支援事業 ]

平成23年度より、文化庁メディア芸術祭歴代受賞者(審査委員会推薦作品含む)である若手クリエイター(満20歳以上35歳以下)を対象に、その創作活動を支援する活動を行っています。インタラクティブアート、映像作品、アニメーション、マンガ、ゲームなど、次世代のメディア芸術分野を担うクリエイターの水準向上を図るとともに育成環境を整備します。

[ メディア芸術プラザ ]

インターネットを活用し、国内外に向けて文化庁メディア芸術祭に関連する情報等について広く発信するため、文化庁メディア芸術プラザ(http://plaza.bunka.go.jp/)を運営しています。

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