バスに爆弾テロ、１９人死亡　パキスタン北西部

　【イスラマバード共同】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で１７日、小型バスに仕掛けられていた爆弾が爆発し、ＡＰ通信は地元警察の話として、乗っていた１７人と近くの別の小型バスの２人の計１９人が死亡、１０人が負傷したと伝えた。テロとみられる。

　警察によると、爆弾が仕掛けられていたバスは同州のハングーからコハートに向かっていた。警察の検問所で止まった際に爆発が発生。衝撃で近くの別のバスも窓が割れ、横倒しになった。

　ハングーとコハートでは昨年１２月、イスラム教スンニ派の過激派が少数派のシーア派を狙ったとみられる自爆テロが２件相次いで起きている。