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6月, 2008

個人のスキルがものをいう時代(後) -日雇い・派遣・フリーター・ニートからインディペンデント・コントラクターへ-


課題:ゲーム業界の人材的脆弱性

IT分野、コンテンツ産業の旺盛は個々のスキル・テクノロジーの発揮の場をどんどんと提供しているが、まだまだ厳しい現実もある。例えば、コンテンツ産業の柱の1つ、ゲーム業界では人が足りないらしい。

いつも楽しみに読んでいる新清士さんの新清士のゲームスクランブル『「ベーマガ2.0」が日本のゲーム産業を救う』 によれば、

 

○日本のゲーム会社は優秀な人材が足りないという。
○若年の労働人口の減少は一つだが、それだけが原因とは思えない。
○なぜなら、相変わらずゲームを作りたいと思っている学生の潜在数は多いように思えるからだ。

○しかし、ゲーム会社側は高度化した開発現場で即戦力になる人材は期待していない。

○事実スキルが足りない。

  

◇欧米のゲーム開発力の差は、アマチュアゲーム開発者の数の違い。
◇90年代の終わりから、ゲームをユーザーが勝手に改造できる「Mod」環境を提供。

◇欧米企業は、ユーザーに開放する範囲をさらに広げ、03年の段階で、売り上げ上位94タイトルのうち実に34%のパソコン用ゲームがMod環境を提供。

◇この動きは近年加速化し、マイクロソフトの「Xbox360」向けの開発環境「XNA Game Studio Express」などは簡単に入手して開発を始められるようになっている。

◇さらに、アマチュア開発者の技術レベル引き上げを加速化する要因は「ゲーム教科書」の誕生。

◇教科書は、知識の標準化と学習の容易さを飛躍的に引き上げ、すそ野を広げる。そのゲームの教科書が北米ではすでに多数出版されている。

 

■日本には、90年代まではアマチュアゲーム開発者が確実にいて、そうした人たちがゲーム業界に参加していくことで、産業は大きく成長していった。

■その象徴とも言うべき存在が、1982年に創刊された電波新聞社の「マイコンBASICマガジン」(通称「ベーマガ」)。

■ベーマガは一般読者からのプログラムの投稿を受け付け、それを毎月選別して雑誌にしていた。雑誌の購読者は自分の持っているマイコン用に書かれたBASICプログラムを直接入力し、ゲームを遊んだ。

■これはプログラミングを学習する基礎的な環境を提供した。読者はプログラムを直接入力し、改造したりすることで、プログラム言語の原理を理解していく。

■ベーマガは日本中に、膨大な量のアマチュアのゲーム開発者を生み出した。その中からは事実プロに進んだ人も多い。

新清士ゲームスクランブル『「ベーマガ2.0」が日本のゲーム産業を救う』 より抜粋)

ということだ。

たぶん、新さんとは歳が1つしか違わないので、ベーマガの話はまさにピンポイント(笑。 中学校ではじめてPC-8001やPC-8801に触れてからは、ベーマガでおもしろいゲームとかは打ち込んだ記憶がある。

あと、知っている人は知っている、『はるみのプログラミングレッスン』『はるみのゲームライブラリー』とか。。。(笑

またNHKでも「マイコン講座」を放送していて、プログラムはなんと、「ピィ~ガァ~、ピィ~ガァ~、ピィ~。。。」とテレビから聞こえてきたものをカセットテープに録音して使用していた記憶がある(笑。 プログラムをロードするのにえらい時間がかかる、かかる。

そんな風に、誰もが同じ土壌で培えるスキル・テクノロジーが、アナログではあるが実は提供されていたのかもしれない。

もちろん、現在も無償で提供されているプログラミングツールは多い。が、印刷されたプログラムコードを一から打ち込み体で覚えるなんてことはなくなったし、ましてやゲーム業界で即戦力となる潜在的人材を増やすための「体で覚える」ツールは提供されていないのかもしれない。だから、欧米に比べ裾野が狭いのだろう。

 

◆課題:コンテンツ産業の所得的脆弱性

時々、放送大学を見ているのだが、「情報と社会(’06)」の第11回「グロス・ナショナル・クール」で講師の中村伊知哉(慶應義塾大学教授)さんの講義を見ていた。そこでとてもわかりやすい図が提示されていた。

cul_pol_matrix  
(注)テレビで見ていた画面をもとにそのまま作成

[民間・産業]なのか、[政府・産業]なのか、[政府・芸術]なのか。
各国の方向性がよくわかる。特に韓国の[政府・産業」というのは、オンラインゲームの発達やプロゲーマーの存在、日本のアニメのスタッフエンドロールで韓国のスタジオが名を連ねていることからもよくわかる。

日本は真ん中にあるのでバランスがよいように見えるが実はまったくそうではない。どこにも入らないほど明確なものがないのだ。

現在、海外からの評価高から、サブカルからポップカルチャーへと昇格(笑)したような扱いになり、政府・民間ともに産業育成に声をあげている。

しかし、とても充実しているとは言い難い。

例えば、アニメーターの労働環境は壮絶としか言いようがない。

「アニメ 制作現場から悲鳴 労働環境改善求め協会設立へ」

○休みなしで原画を200枚描いても月数万円、社会保障や退職金もない--。アニメ大国と言われながら、長時間労働と低賃金で人材離れが進むアニメ制作現場の労働環境を改善しようと、アニメーターや演出家が13日、「日本アニメーター・演出協会(JAniCA)」を設立する。(中略)

 

○「小さいころから夢だった仕事に会社員から転職したが、1日12時間働いて月収は以前の半分。徹夜が続いても残業代はないし、医療保険さえない」。都内のアニメ制作会社で働いて2年目の女性(32)は労働条件の厳しさを訴える。会社員時代はマンションで1人暮らしをしていたが、転職後は家賃が払えなくなり、実家へ帰った。生活費を切りつめるため化粧もやめた。医療費がかかるからと、病気が悪化するまで病院に行かなかった同僚もいる。(中略)

○人気アニメ「あしたのジョー」の作画監督として有名な金山明博さん(68)は「40年近くアニメの世界にいたが、契約社員として働くことが多く、退職金ももらえなかった」と振り返る。
体調を崩して59歳で一線を退いた。今は月12万円の年金が頼りだ。「同年代の業界仲間には生活保護を受けたり、ホームレスになった人もいる。こんな環境で日本のアニメはいつまで持つのか」と心配する。

(毎日新聞 2007年10月13日より)

「普通の生活ができない」労働環境とは何なのだろう。

「好きでやっていることなのだから仕方ない。」

では、すまされないのではないのだろうか。

 

◆雇用形態

しかも、雇用形態が正社員ではない枠組みに入ってしまうことが多いこの業界(コンテンツ産業)。

第一生命経済研究所の熊野英生主席エコノミストによる試算では、正社員と非正社員の時給格差は20代前半で約1・3倍。50代では約2・5倍に広がるとのこと。

つまり、若い時はそれほど気にせず「夢」の実現でがんばれていたものが、時が経つにつれ、『生活設計』という「現実」に翻弄されていく。

人口減で若いヒトがどんどん減り、一人一人の存在の重みが増していく。社会保障や収入保障の仕組みを構築しないと産業そのものが衰退していくのは必至。「明確なもの」を早く打ち出していくことが迫られているのだ。

 

◆問われる敷居の低い環境と安心して働ける仕組みの提供

どんどんと世の中は進化している。だが、裏舞台を見ないようにしていてはバブルやサブプライムのようにいつか破綻する。

ゲーム業界やアニメ業界など、ある意味、世界をリードしているコンテンツ産業をどのように育成していくか。

実はそこに今の日本の労働環境(正社員・派遣社員・ニート・フリーターなどの「枠組み」)をどのように考え直すのかのヒントがあり、その先に、IC(インディペンデント・コントラクター)が見えるような気がするのだが。

皆さんはどう思うだろう。

 

※誰もが学びやすく、誰もが働きやすい。
※人口減社会での人材資源価値は、そういう土壌が初めにありきではないだろうか。

 

関連リンク
新清士のゲームスクランブル

放送大学 教養学部 情報と社会(’06) シラバス

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個人のスキルがものをいう時代(中) -日雇い・派遣・フリーター・ニートからインディペンデント・コントラクターへ-


3Tで優先順位をつけるとすれば?
リチャード・フロリダの提唱する「クリエイティブクラス創造者階級)」は、3T(Tolerance<寛容>、Technology<テクノロジー>、Talent<才能>)の条件を有しているとのことだが、日本で特に個人が優先的にもつべきは<テクノロジー>ではないかと考える。

なぜなら、<才能>を伸ばす教育はやはり海外(特に米国)のほうがいいのではないかと思っているからだ。

 

  

◆<才能>と<寛容>
Heroes(ヒーローズ<海外ドラマ>)でヒロ・ナカムラを演じているマシ・オカさんがIQ180で、両親はその<才能>を伸ばそうと幼少時に米国に移住したのは有名な話(判断→選択→実行)。

そして大学。彼はハーバードも合格したがブラウン大学を選んだ。理由はハーバーディアンという理想の人材像をつくりあげるハーバードより個性を重んじ、東部では一番ヒッピーっぽかったブラウン大学のほうがよかったとのこと(判断→選択→実行)。

そのほかにも自分の<才能>を伸ばすためにあるいは<寛容>を求め、米国に移住したり留学したりした人は意外に多い。

ここでいう<才能>とは他人と違うその人特有の秀でた力。

人種・言葉・文化が違うからこそ、それを認め合う土壌がそこにあるのではないか。

 

 

◆<才能> <寛容> <テクノロジー>
逆にそういう<才能>を受け入れる<寛容>な土壌が日本の社会にあるか。

「十人十色」より「出る杭は打たれる」のほうがやっぱり本流ではないだろうか。

だとすると、日本で個々人が優先するべきは、やはり<テクノロジー>

特に、マシューさんの記事中にあるように、日本のIT分野が

「ユーザーのことをよく理解して作られ、作り手とユーザーの層が重なっている」

のであれば、IT分野のスキル・<テクノロジー>は裾野が広く、もしかしたら個々の才能を発揮できやすい場なのかもしれない。そのほか遺伝子工学、バイオ・エネルギー分野、コンテンツ産業など、個人が身に着けておくと後々、生きる力になるスキル<テクノロジー>の業界(?)は段々と増えている。

(つまるところ、脱資本主義的な動きなのかねぇ。。。

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個人のスキルがものをいう時代(前) -日雇い・派遣・フリーター・ニートからインディペンデント・コントラクターへ-


個々のスキルがすぐに活かされるITの世界

以前、投稿した、「 ロケ☆スタ いいなぁ~。 」のメンバー、矢野さとるさん(26)が

1人で犯行予告収集サイトを2時間で構築、公開。

フォームから犯行予告情報を投稿してリアルタイムで共有できるほか、2ちゃんねる(2ch)やブログ、はてなブックマークから犯罪予告関連の書き込みを自動収集。犯罪防止に役立ててもらう狙いだ。(中略)

「インターネットの仕組みを使えば、0億円で数時間でできる」と考え、実際に1人で2時間で作ったという。(中略)

「最近は、ネットの悪い部分ばかり取り沙汰され、いい部分があまり出てこなくて悲しい。2chの住人の地道な活動などが、こういうツールやサービスを通じていい方向に使われれば」(以下略 IT Media News より)

 

記事は→ 犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

 

国が時間とお金をかけて対策を講じようとしているところを、さらっと2時間でスマイル0円で(実際には労働時間の対価はボランティアだろうけど)。。。しかも、製作者は20代の若き青年。

 

◆スキルを土台とした「判断」・「選択」・「実行」

以前、投稿した、「すごいですね、神ツールの作者さん。。。 -個へのスキルシフト-

の樋口さんもそうだが、個がもつスキルが世の中を変えていく時代に本格的に突入しつつあるのではないだろうか。

それはなにも日本だけではない。シリコンバレーから日本にやってきた自称オタク米国人のマシュー・スカルムさん(33)の記事を読んでも同様のことが伺える。

(記事は → 「シリコンバレーにいる意味は少ない」 “オタク”米国人、Yahoo!からソニーへ

つまり、樋口さんも、マシューさんも自分のスキルをボランティア的に使うこともキャリアのために使うことも自由自在。スキルを土台とした「判断」・「選択」・「実行」する力をもっているのだ。それってある意味、生きる力であり「自由」を手にしている。( 「自由」だからこそ世の中を変えていくこともできるわけで。。。)

 

◆未来予想

上記の例も含め、今後は

○広い意味でのIT分野がさらにヒト・モノ・カネ・情報・コミュニケーションのあり方に影響していくことは間違いない。

○そこに個人が簡単に参加でき、単に情報発信だけでなくユーザーサイドに立ったサービス・作品を創造していく。

○さらに、先進諸国の人口減、国としての衰退期への突入により、ますます個々それぞれがもっているスキルが活かされやすく、かつ重要になってくる。

○すると、トフラーがいうところのプロシューマー形態の経済構造へのシフトがますます進む。

○加えて、(特に日本は)ピンハネ構造で業績を上げてきた企業が収益構造の見直しを迫られ淘汰されていく。

○結果、生産・所得・消費の流れ、企業(法人)と個人のパワーバランスに変化が生じてくる。

 

◆インディペンデント・コントラクター

そういう社会・経済構造の変化を背景にして、個人がさらにスキルを手軽に身につけられうようになれば、日本でも日雇い・派遣・ニート・フリーターからインディペンデント・コントラクターへの道が本格的に開ける時代がくるかもしれない。
インディペンデント・コントラクターとは

○サラリーマンでも、事業家でもなくフリーエージェントである働き方。

○「雇われない、雇わない」これが、ICの生き方と定義されます。

 

○期限付きで専門性の高い仕事を請け負い、雇用契約ではなく業務単位の請負契約を複数の企業と結んで活動する 独立・自立した個人のことをインディペンデント・コントラクター(IC=独立業務請負人)と呼んでいます。

 

インディペンデント・コントラクター協会のHPより抜粋)

同協会のHPによれば、アメリカではすでに900万人のICが存在するとのこと。

そういえば、最近、WBC(ワールドビジネスサテライト)でもICの特集を見た。ある企業の課長職を業務としている女性だが正社員ではない。かといって、パートタイムの雇用契約でもなく業務単位の請負契約だった。

いってしまえば、主従の関係もなく、主業と副業とうい区別もない。ワークライフバランスも自由自在だ。

ただし、スキルあるいはテクノロジーを持っていることが前提なのだろう。

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ついに32GB。。。 将来的には、SDカードがモバイルPCがわりか?

松下電器産業は業界最大容量となる記憶容量が32ギガ(ギガは10億)バイトのSDHCカードの新製品を25日に発売する。(以下略。 IT PLUSより)

記事は → 松下、32ギガSDHCカード発売・業界最大容量

 

うーむ、一気に容量が増えたような。。。ハイビジョン画質を12時間てのはすごいなー。

動画を考えればこれだけの大容量は必要かも知れんけど、それ以外の単なるデータのバックアップだったら、一枚買えばラクラクだ♪

てか、将来的にはもっと大容量になるだろうし、そうするとSDHCカードから起動するOSとともにデータをいれとけば、自分専用のノートPCを持ち運ぶのとまったく変わらないことに。。。

 

すでに、USBで持ち運べるLinuxOSもあるわけだし。

記事は →USBフラッシュメモリ用Linuxディストリビューションの比較

 

だったら、モニターとそれ以外のPC部分を「カーシェア」のように共用という形にしていけば、

「都市鉱山世界一」と言われてる日本の資源の無駄をセーブできるのでは。。。

 

だれでもどこでもユビキタスって、単にインフラだけでなく、そういう意識感覚をもつことも大事だと思うんだけどなぁ。

どうでしょう?

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大人に問われる ”大人”の意味


『瞳』
最近、朝の連ドラ『瞳』を見ている。榮倉奈々さんと西田敏行さんのやりとりが、

「ほんとに台本どおりか!? アドリブでないの?」

と思わせるほど軽快で見ていて楽しい。で、今回の榮倉さん演じる主人公はプロのダンサーを目指しつつ里親としても奮闘する若い女性。

里親のイメージといえば、親のいない子供たちが小さいときから血縁のない家庭に引き取られ育てられる。
漠然とそんなイメージを持っていた。

 

◆里親制度
そんなときにNHKで放送されている「福祉ネットワーク」で『もっと知りたい里親制度』の回をたまたま見た。うる覚えで申し訳ないが、以下のようなことに驚いた。

○里子となっている子供の理由、第一位がDV
○里子のなかですでに親がいない(死亡など)子供は全体の3%に過ぎない
○里子の養育期間は1年以内が30%
○離婚が増えて、経済的に養育することができない場合に一時的に里子に出

すケースが急増している

どうやら、私のもっていたイメージは「養子縁組」の方で、「里親」ではないようだ。
色々と里親の皆さんも悩みがあるようだが、そこは会を設けてお互いに助け合っていくことで乗り越えているよう。

 

◆ネットカフェ難民
そんながんばっている方々がいる一方で、NNNのドキュメンタリー「ネットカフェ難民3」ですごいケースをみた。これもうる覚えで申し訳ないがかいつまむと以下のよう。

17歳の少年に突然、親が「あと1週間(くらい)でおまえとの契約がきれるから」。
その少年は唖然。つまり、小さきときから育てられ実の親だと思っていたのがいきなり里親だと知らされ、ダメ押しに「出て行ってくれ」というのだ。そしてその少年は「ネットカフェ難民」になった。

なんとも、すごい話だ。。。

 

◆今後も増える複雑な家庭環境で育つ子供たち
欧米やアジア大陸もそうだが、国が違ったり人種が違ったり言葉が違ったりという前提があるので自然と、相手が何を考えているかをお互いに理解するためのコミュニケーションスタイルをととうろとする(もちろん争いがたえない部分はどうしてもあるのだが)。

だが、人種も言葉も同じで一見、”同じ”に見える日本で、今後も複雑な環境で育つ子供たちは増え続ける。

 

◆増え続ける子供が巻き込まれる事件
にもかかわらず、昔ながらのあるいは一方的なコミュニケーションスタイルで子供に接する大人が増えている。幼児虐待件数の増加、生まれたての赤ちゃんの遺棄から道連れ自殺。。。様々な事件に子供が巻き込まれる事件を聞くほんとにつらくなる。

 

◆下・中・上
そんな痛ましいことをするのも大人であり、里親を引き受けるのも大人だ。
大人が大人たるとは何なのか。。。
そんなことをモヤっと考えているときに、「その時歴史が動いた」で放送された『後藤新平』の言葉は心に響いた。

金を残して死ぬものは下だ
仕事を残して死ぬものは中だ
人を残して死ぬものは上だ

彼の死の直前の言葉だそうだ。
ちょっと前に、何十億だか古い紙幣を家に隠して脱税した事件。はたまた、インサイダーや横領なんて、後藤新平にとっては下の下なのだろう。

関連リンク

連続テレビ小説『瞳』企画意図
NHK 福祉ネットワーク 『もっと知りたい里親制度』
※来週、6月10日(火)に再放送されるようなので、興味を持った方は是非。
NHK その時歴史が動いた 『第327回人を衛(まも)る都市をめざして ~後藤新平・帝都復興の時~』
NNNドキュメント’08 『ネットカフェ難民3 居場所はどこに?』(2008年5月25日)

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