現在位置は
です

本文です

シリア政権党支部にロケット弾…離反兵組織声明

 【カイロ=井上亜希子】反体制デモが続くシリアの首都ダマスカスで20日未明、アサド政権を支える支配政党バース党の支部にロケット弾2発が撃ち込まれた。

 ロイター通信が伝えた。軍から離反した兵士が参加する反体制武装グループ「自由シリア軍」が直後に、犯行声明を出した。反体制デモが始まった今年3月以降、首都での武力攻撃が伝えられるのは初めて。

 複数の住民が同通信に語ったところでは、少なくとも2発のロケット弾が支部のビルを直撃した。ビルから煙があがったが、死傷者はいない模様だという。

 「自由シリア軍」は、アサド体制を批判する離反兵の集団で、元軍大佐が率い、メンバー数十人とともに隣国トルコを拠点に活動し、16日には首都郊外の軍情報機関の施設を攻撃したとされる。アサド政権は、これまで首都での反体制派の動きを封じ込めてきただけに政権基盤の中枢であるバース党への攻撃は大きな痛手だ。ただ、「自由シリア軍」に関しては、武器や組織力の欠如も伝えられており、首都攻撃を実際に実行できたのかどうかは不明だ。

2011年11月20日20時45分  読売新聞)

 ピックアップ

トップ
現在位置は
です