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駐車違反金、催促100回無視した女性の結末

 愛媛県警交通指導課は10日、駐車違反金を長期間滞納していた今治市内の60歳代女性の乗用車を差し押さえ、計8万1000円を全納させたと発表した。

 同課によると、違反金の滞納を理由とした差し押さえは全国で4例目という。

 同課によると、女性は2007年2月〜10年8月、5回にわたって今治市内の市道で駐車違反が確認されたが、100回に及ぶ電話や訪問による催促を無視して違反金を納付しなかったという。今月7日に地方税法に基づき、女性の乗用車にタイヤロックを取り付け、差し押さえを実施した。

 警察は、駐車違反車両の運転者が特定できずに反則切符を交付できないなどの場合、車検証上の使用者責任を問うことが可能という。違反車両には「確認標章」を貼り、違反金の納付命令を出す。その後、1か月納付がなければ督促状を送り、2週間未納なら差し押さえの対象となる。

 岡村竜太・同課取締係長は「悪質な滞納者には、積極的に同様の措置を取っていく」と話している。

2012年2月11日16時08分  読売新聞)

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