ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなんかをやったことがありますか? ここでは、ゲームのキャラクターがどんな立体の上を歩き回っているのか?を考えます。
あのゲームのマップを思い出してみてください。
↑A ←B B← A↑ |
図のような長方形の地図なのですが、一番上に行くと、同じ位置の下側から出てきます。
同様に、一番左に行くと、同じ高さの右側から出てきます。
まず、上の辺と下の辺が同じなので、のりで辺をくっつけます。
そうすると、図のような円の筒になります。
次は、「B」の側(横側)をくっつけます。筒の両側の縁の部分をくっつければいいのです。すると、
ドーナツができました。実は、ドラクエの主人公はこんな地球儀の上を歩いていたわけです。ひょっとしたら、内部かもしれませんが。ガンダムのスペースコロニーみたい。
ちなみに、上辺と下辺をそれぞれ1つの点にキューってしぼってから両端をくっつけると、普通の地球のような球になります。実際、メルカトル図法によれば、上辺は「北極点」下辺は「南極点」になります。つまり、辺に無理やり直しているだけで、実際はひとつの点でした。
余談ですが、ファイナルファンタジー6では竜に乗って世界を見渡すと、なんと地平線が丸く見えるんです。臨場感を出すための効果なんでしょうが。パッケージの裏にも「地平線が丸く見える」なんて宣伝文句があったような・・・
ここの話でわかるように、ああいうマップである以上、「常に地平線が丸く見える」なんてわけはないんです。ドーナツの上を歩いているんだから。丸く見えることもあるけど、地平線が上にそりあがっていたり、上空に陸地があったり・・・ということになるはずです。矛盾ですね。
←B ↑A
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余力のある人は、次のようなマップの地球儀を考えてみてください。
上下は同様ですが、左上に行くと、右下から出てきます。
わかった人は、頭が4次元です。←ヒント