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旧銀河線でGO! 全国最長6.4キロ体験運転陸別で今月末からイベント2006年に廃止された旧「ふるさと銀河線」の線路が残る陸別町で、市民がディーゼル列車を延長6・4キロ・メートルにわたり運転できる体験イベントが、4月末の大型連休から始まる。一般人に列車を運転させる距離としては全国最長となり、企画した町商工会は「大自然での運転を満喫してほしい」とPRしている。 同商工会の運転体験はこれまで、ふるさと銀河線旧陸別駅構内の500メートルの区間に限っていた。4月からは、同駅の旧金沢踏切から、北見方面に鉄路が残る旧松浦踏切までの、片道1・6キロ区間で運転できるようにする。 列車には、安全確保のため、運転士が同乗する。運転体験の希望者は、駅構内で講習を受けたあと、同区間を2往復(延長6・4キロ)する。車両の中には「銀河鉄道999」のキャラクターがデザインされたラッピング列車もある。運転区間はすべて町有地で、森を進みながら、途中で陸橋をくぐる場所もあるという。料金は1回3万円で完全予約制。 国内では、群馬県の「碓氷峠鉄道文化むら」で、電気機関車の運転体験(往復800メートル)があるが、陸別の運転体験はその8倍の運転距離となり、鉄道ファンの注目を集めそうだ。 運転体験は10月下旬までの半年間で、毎週月、金曜日と第1、3、5日曜日の計60日を計画している。5万円の割引コース(1泊2日朝夕食付き)もある。問い合わせは同商工会(0156・27・3161)へ。 (2012年4月6日 読売新聞)
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