国難対処のために行動する『民主・自民』中堅若手議員連合の発会式に参加する。
衆議院当選5回以下の民主党議員87人と自民党22人の計109人が集まった。民主党が私の予想より多かったので驚いたが、その割には自民党は少なかったと思う。
民主党の中でマグマ的にかなりの多くが、今の菅政権に批判的であり不安を抱いているのがわかった。
確かに一国会議員の立場になっても、この国家最大の危機とも言えるこの時に、政治の迅速かつ果敢な対応が迫られている中、現状を見れば忸怩たる思いに駆られるのは当然だ。
私は2回発言をした。
第1に、福島第一原発のメルトダウンが2ヶ月以上も経ってから認める政府の無責任さ、また学校の校庭の20ミリシーベルトという高基準の決定。 いずれも野党の立場から批判したり、与党の立場から政府の主張を擁護するような与野党対立的構図では解決できない問題について、党派を超えて議論をし提案すること。
第2に、そのために政権の延命のために国会を閉じることなく、通年国会とすること。 そしてその中で例えば、「事故調査委員会」を国会に設置して、しっかり国会論議を重ね、困難に対処すること、だ。
この議連が倒閣に結びつくかどうかはわからない。 自民党執行部は内閣不信任案を提出することを決めたようだが、出すからには可決されなければ意味がない。ありとあらゆるレベルでその活動が必要だが、いろんな議連が他にも設立されつつある中、ベクトルがどの方向に向かうか、まだ不透明だ。
ただ多くの民主党の国会議員の中でも菅総理では「日本が潰れてしまう!」との危機が出てきたことは明らかだ。
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