任意自動車保険の見直し

加入している任意自動車保険について考えたことはあるだろうか？　人間、“十人十色”と言われさまざまな性格や趣味・嗜好があるように、任意自動車保険も本来は車種や車の利用頻度、家族構成、保険料の予算などそれぞれで異なり、見合った保険内容も変わってくる。携帯電話やインターネットと同様に、ライフスタイルに合わせて保険会社や保険内容を賢く選択しよう。

20代で車を購入して任意自動車保険に加入し、それから10年――。車に乗る頻度や家族構成がさま変わりしているのに、任意自動車保険は10年前から変わっていない……という人もいるだろう。毎年当たり前のように支払い続けている保険料でも、内容の見直しを行うことで支払額が今よりもずっとお得になる可能性が・・・・・・。また、生活が変わったのに保険内容が10年前と同じ内容だと、万が一の事故をサポートできないケースもあるので、改めて確認が必要だ。

区分け	種 類	内 容
保 険		交通事故で乗車中の人や歩行中の人をケガさせたり、死亡させたりしたときに相手側に支払われるもの。
		交通事故を起こして、他人の車やモノなどの財物に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に支払われる保険。バスやタクシー、電車などとの事故による休業補償分の賠償金にも、対物賠償保険が適用される。
		車に搭乗中の人が、死亡または傷害を負った場合に保険金が支払われる。搭乗者は、同乗車と運転手を指す。
		他車との事故において、相手が対人賠償保険に加入していない「無保険車」であり十分な補償が受けられない場合に支払われる。
		偶然の事故により車両保険に契約している車が損害を受けた場合に、車の修理代などが支払われる保険。
		事故によって車に乗っていた人が死亡したり怪我をした場合に、その責任、過失割合にかかわらず、保険各社の基準によって「実損害額」の保険金が支払われる保険。
特　約		保険の対象となる車を運転される方を家族に限定する特約。家族以外の方が起こした事故については保険金が支払われない。
		他人の車を借りての運転したときの事故を補償する特約。
		契約者および同居の家族が１２５ccまでのバイク（借り物のバイク含む）を運転中に事故を起こした場合に、自動車保険の対人・対物保険や自損事故保険からの補償を受けることができる特約。
		１回目の事故であれば、保険金を請求しても翌年の無事故等級はそのままにできる特約。
		自動車事故で車が使えなくなった際、修理期間中に借りた代車の費用を補償する特約。

※１　各社保険・特約内容は細かく違いますのでご注意ください。あくまで目安として下さい。
※２　各社で保険、特約の区分けが異なる場合があります。
※３　上記は一般的なものです。上記以外の保険、特約を用意している会社もあります。