エムアイカード
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場
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本社所在地 | 〒160-8408 東京都新宿区新宿5-17-18H&Iビル |
設立 | 1988年9月20日 |
業種 | その他金融業 |
事業内容 | クレジットカード業 貸金業 損害保険代理業 生命保険募集代理業 信託代理店業 金融商品仲介業 |
代表者 | 竹田 秀成 (代表取締役社長) |
資本金 | 11億00百万円 |
発行済株式総数 | 2万2000株 |
売上高 | 営業収入134億円 (2009年3月期) |
純資産 | 221億32百万円(2008年9月30日現在) |
総資産 | 664億54百万円(2008年9月30日現在) |
従業員数 | 732名(2009年7月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 100% |
外部リンク | http://www.micard.co.jp/ |
株式会社エムアイカード(MICARD Co.LTD.)は、株式会社三越伊勢丹ホールディングスの子会社で、クレジットカード事業を行う株式会社である。
目次 |
[編集] 概要
三越伊勢丹ホールディングスの子会社である株式会社伊勢丹と提携した「伊勢丹アイカード」と、同じく三越伊勢丹ホールディングスの子会社である株式会社三越と提携し、2010年より発行している「三越 M CARD」、「MI CARD(エムアイカード)」の発行業務を中心に行っている。
また、同じく三越伊勢丹ホールディングスの子会社である株式会社札幌丸井今井及び株式会社函館丸井今井と提携した「クレオクラブ・アイカード」(現在はMI CARD(エムアイカード)へ変更)の発行や、名鉄百貨店の提携カードである「名鉄百貨店アイカード」の発行も担当している。
[編集] 沿革
- 1988年9月 - 株式会社伊勢丹ファイナンスとして設立
- 1988年12月 - 株式会社伊勢丹が発行する「伊勢丹アイカード」のクレジット事務請負業務開始
- 1989年7月 - 損害保険代理業務開始
- 1989年11月 - キャッシングサービス業務開始
- 1990年12月 - 割賦購入あっせん業務開始
- 1993年10月 - 株式会社伊勢丹より「伊勢丹アイカード」の債権移行を受け、「伊勢丹アイカード」の自社発行開始
- 1996年6月 - 生命保険の募集に関する業務開始
- 1999年4月 - 株式会社伊勢丹アイカードへ商号変更
- 2005年11月 - 分割・リボ切替サービス「かえられます」取扱開始
- 2006年4月 - 「プライバシーマーク」認証取得、「ISETAN I CARD」WEBサイト開設
- 2006年9月 - 「名鉄百貨店アイカード」発行開始。生命保険無料個別相談開始
- 2007年3月 - いわき事務センター開設
- 2007年6月 - VISAメンバーライセンス(プリンシパル)を取得[1]
- 2008年5月 - 「クレオクラブ・アイカード」発行開始
- 2008年7月 - 信託業務(併営業務)に係る代理業務開始
- 2008年8月 - 金融商品仲介業務開始
- 2008年11月 - 「伊勢丹アイカードVISA」・「伊勢丹アイカードVISAゴールド」発行開始
- 2009年4月1日 - 株式会社伊勢丹の会社分割(吸収分割)により、株式会社三越伊勢丹ホールディングスの直接の子会社となる[2]。「名鉄百貨店アイカードVISA」発行開始
- 2009年7月 - 融資専用カード発行開始
- 2009年9月1日 - 商号を株式会社エムアイカードに変更[3]。
- 2009年9月16日 - サロン「フィナンシェルジュプラザ」開設
- 2010年4月 - 株式会社三越と提携し、「三越 M CARD」、および「MI CARD(エムアイカード)」の発行を開始。
- 2011年7月15日 - 伊勢丹アイカード及び、「三越 M CARD」、および「MI CARD(エムアイカード)」のアメリカンエキスプレスカードブランドの発行を開始をする旨の発表があり、同年11月9日より、伊勢丹アイカード及び、「三越 M CARD」、および「MI CARD(エムアイカード)」のアメリカンエキスプレスカードブランドの発行を開始した。発行対象は、一般カードとゴールドカード
[編集] カード
[編集] クレジットカード
[編集] 伊勢丹アイカード
伊勢丹と提携し発行するクレジットカードである。 伊勢丹ファイナンスが発足した当初から長年、国際ブランドと提携してないハウスカードであった(百貨店系で、最後まで国際ブランドと提携しなかった)が、2008年11月よりVISAブランドを付帯した伊勢丹アイカードを発行を開始した[4]。新潟とジェイアール西日本伊勢丹(京都・大阪)を除く伊勢丹各店で、カード入会の受付を行っている。
[編集] 三越 M CARD
三越と提携し、2010年より発行しているカード。入会の受付は、札幌・新潟・福岡の3店を除く、三越各店で行っている。
[編集] MI CARD(エムアイカード)
2010年4月より、三越伊勢丹グループが共同で運営している店舗のある地域を対象に、同カードが発行されている。入会の受付は、札幌三越と丸井今井の各店(札幌丸井三越と函館丸井今井が運営)、新潟伊勢丹と新潟三越(新潟三越伊勢丹が運営)、福岡三越と岩田屋の各店(岩田屋三越が運営)で行われている。
[編集] JR MI CARD(ジェイアール エムアイカード)
2011年2月16日より、同年5月4日にJR大阪駅(大阪ステーションシティ)に開店した「JR大阪三越伊勢丹」(運営はジェイアール西日本伊勢丹が担当)が発行する、同カードの新規入会受付を開始した。これにあわせて、ジェイアール京都伊勢丹でも、同カードの入会受付が行なわれるようになった(従来はJR KYOTO ISETAN I CARDを発行)。
[編集] クレオクラブ・アイカード
札幌丸井今井及び函館丸井今井と提携し、発行していたクレジットカードである。伊勢丹アイカードと異なり、国際ブランドと提携していないハウスカードであった。2010年4月の「MI CARD(エムアイカード)」の発行開始により、現在は新規発行を中止している。
また、株式会社北海道フットボールクラブと提携し発行する「クレオクラブ・CSアイカード」も発行され、「クレオクラブ・CSアイカード」のみの特典も存在した。
[編集] 名鉄百貨店アイカード
株式会社名鉄百貨店と提携し発行する提携カードである。但し、名鉄百貨店と同じく名古屋鉄道株式会社(名鉄)の子会社である株式会社金沢名鉄丸越百貨店は、当社でなく株式会社クレディセゾンと提携しているので、特典やサービスは異なっている。
[編集] ローンカード
ローンカードとして「ローンエムアイカード」を発行している。
[編集] クレジットカードの追加カード
[編集] 家族カード
本会員の家族(最大4人まで)に家族カードを発行する事が可能で年会費は無料。但し、ゴールドカードの会員の場合、1枚当たり税込2,100円となる。
[編集] ETCカード
ETCカードを発行している。年会費は無料。ただし、発行対象者は本会員のみとなり、家族カードのETCカードは対象外。
[編集] クレジットカードの特徴
- 年会費は、初年度は無料、2年目以降は税込2,100円で、(ゴールドカードの年会費は、年度に拘わらず税込10,500円)。但し、再入会の場合は初年度も年会費が発生する。通常のアイカード(カードの色が青色)からゴールドアイカードへ切替をした場合、ゴールドカードの年会費を月割りで計算した金額が請求される。
- 伊勢丹での優待率は、5%を基本とし、ショッピングの利用額が20万円以上の場合は次年度7%、50万円以上の場合は次年度8%、100万円以上の場合は次年度10%と変動する。尚、優待除外品の場合は優待されないが、ショッピングの利用額には加算される。
- ポイントサービスとして「エムアイカードポイント」を採用している。
[編集] その他
- 伊勢丹の各売場で高額な買物をする場合、アイカード利用可能枠を超過した場合、従業員の操作等によっては、買物出来る場合がある。
- アイカード所持者のみが入場可能なセール・催物が、頻繁に開催される。また、利用額によっては優待セールなどのダイレクトメールを送付する場合がある。
- 伊勢丹の売場でアイカード決済し、すぐ店舗内の「アイカードATM」か「アイカードカウンター(有人窓口)」で値引後の利用代金を入金して支払を済ませる顧客が多く、殆どの伊勢丹店舗でATMが3台以上設置されている。店頭入金の場合、ATMの場合は現金のみの取扱だが、アイカードカウンターでは、自社発行の商品券・三越・岩田屋の自社発行商品券、全国百貨店共通商品券(一部を除く)、伊勢丹商品お取替え券、百貨店ギフトカード、エムアイカードポイント券で支払可能。但し、キャッシングサービスとカードローン取引で返済する場合は、現金のみ可能。
- 伊勢丹本支店のフロアに、お得意様専用サロンが用意されている。但し「お得意様アイカード」と表示が有るカードの本人・家族カード保有者のみ利用可能(例えば、外商や伊勢丹に勤務している社員が紹介した人だけに発行するカード。三越の「お帳場カード」的扱いなものとなっている)。
- 三越では従来、三井住友カード(従前はさくらカードUC)と提携した「三越カード」を発行していたが、三越が提携会社をエムアイカードに変更したことに伴い、2011年3月を以て三越での提携サービスを終了することにし、2010年よりエムアイカード側で切替入会を促した。三井住友カードではプロパーの「三井住友(VISA/Master)カード」に種別変更のうえクレジットカードを継続できるようにした。会員側から申し出が無い場合、2011年4月1日以降は手許の三越カードのままカード有効期限まではプロパーカード(通常のVISAカード)として有効期限まで使用できるようにした(切替を行わない場合は更新カードが発行されず契約終了となる)。
[編集] 主な加盟店
三越伊勢丹ホールディングスの傘下の企業が経営する店舗を除く。
[編集] 脚註
- ^ VISAメンバーシップ取得について
- ^ “当社のグループ内組織再編に係るお知らせ (PDF)” (日本語). 2009年9月2日閲覧。
- ^ “子会社の商号変更に関するお知らせ (PDF)” (日本語). 2009年9月2日閲覧。
- ^ “新伊勢丹アイカード発行について (PDF)” (日本語). 2009年9月2日閲覧。