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第6回 ハニー・フラッシュ!? 〜アノール・ロンド殺人事件!

「アサに近い、ヨルーっ!」(谷岡ヤスジ風)
またまた、昭和ネタですな。わからない人は「鼻血ブー」で検索しよう! 
おはようございます! ノンマルト小林です。
よろしくお願いいたします(丁寧な一礼)。
今回は、長文ですみません(呆れる)。

前回試した、マルチプレイの魅力にどっぷりハマり、 すっかりヤミツキになってしまいました。
これを私ども研究学会の専門用語で、「亡者取りが亡者になる」とか申しまして、 スタート当初こそ、いろいろありましたが、 現在はもうすっかりマッチング状況も安定し、 発売前のテストプレイを含む約3ヵ月近くのソロプレイともオサラバ。
前回当たりから、新たな楽しみを見つけ、楽しんでいるこのごろです。

……んで、あまりに楽しくなっちゃって、 ついに、ムスメ(?)が4人になってしまいました(笑)。
銭形さん宅のケータイ刑事四姉妹みたいに! 
(コレ、平成ネタだけど、検索? しないよねー)
どうゆーことかといいますと、レベルの近い人とならマッチングしやすいと聞いたので、 序盤のボス戦で召喚していただけるように、 キャラをレベル別に作っていった結果、四姉妹になってしまったわけです。
あと、さすがに発売から6周目で、キャラがひとりだけというのは正直キツイですー。
ふつうクリアーしちゃうでしょ。

で、現状ですが、 いちばん上のムスメ(長女)がレベル80で ラスボスの直前の王のソウルを4つ集めた状態(現在休眠中)。
つぎのムスメ(次女)は、レベル60で、王のソウルの内、小ロンド遺跡のみクリアー(現在休眠中)。
そのつぎのムスメ(三女)は、レベル50で、アノール・ロンドで王の器入手まで完了(現役)。
末のムスメ(四女)は、レベル29で、現在アノール・ロンドのボス戦直前(現役)です。
やっぱり、呪術が早めにあると楽なので、全員、素性を呪術師にしちゃいました。
すべて、呪術師というのもナンですが……。
やっぱり、四女は、序盤あたりでバリバリ召喚されますねー。

さて、今回こそは、いよいよアノール・ロンドでのお話です。
アノール・ロンドには、いまその四女がいます。
でもこれは、四女ではなく三女が四女と同じレベル29だったころのお話です。
三女と四女は双子です(笑)。めんどーだったから。
01

アノール・ロンドの難所は、ボス戦以外にふたつありまして、 ひとつが、最初の円形の螺旋階段を回す前の、 大聖堂の天井の梁を歩くところ。
え? そこかよ? とか、言わないでくださいな。
個人的に、あそこはかなりキンチョーするんですよ。
梁の上では3人の敵が襲ってきますし、足場はセンの古城より狭く長いので……。
落ちたら、もちろん即死です。
ボクの場合は、呪術の火の玉を敵に投げつけて倒していきます。
ヘタなこともありますが、まともに戦うと落とされてしまいかねませんので、 敵がこちらに走ってきたら、即ターゲティングして火の玉を投げる。
これで、敵は直前で落ちるか、焼かれて死ぬかです。
02

第2の難所は、ピンクの蝙蝠羽のレッサーデーモンを倒した後の、 アノール・ロンド王宮の壁に貼り付いて竜狩りの大弓を放ってくる2体の銀騎士。
こいつだけは、何とかしないと王宮の中へ入れませんので、本当に困った敵です。
最初のころは、"静かに眠る竜印の指輪"装備で、 魔法の"見えない体"を使い、敵の近くまで一気に走って攻撃する大作戦、 ……が、ボクの定番の作戦でした。
(次女までは、コレで突破しました。)

と・こ・ろ・が、

レベル29に押さえたキャラ(当時の三女)では、 理力のパラメーターを上げると、レベルが40越えになってしまうため、この手が使えません。
かといって、あの狭い足場でローリングで矢を避けるテクニックも度胸もありません。
これは、いかんともしがたい。何かよい手はないものか……? 
手、手……、足下にありました。
「毒が有効」……なるほどのナットクのヒントメッセージが(笑)
「謎は解けたよ、ワトソンくん!」
ということで、ここで毒矢を使ってみることにしました。
敵の矢が届かない位置に立ち、山なりに矢を放つのです。
かなり、マトを絞るのがたいへんですが、それくらい苦労したほうが、 やった甲斐があるというものです。
10本ほど矢を放って位置を微調整し、2発命中! これで毒状態になるハズ。
  後は、死ぬのを待つだけです。ふぃー、 ……なんとか無事倒すことに成功しました。
証明終了、Q.E.D.

03
04

あとは、テラスに飛び降りて、王宮の中に侵入し、篝火へ。
ソラールと再会し、探索を開始します。
ここまでくれば、あとは勝手知ったる他人の王宮。
宝箱のワナに引っかかるなんてこともなく、ジーク・マイヤーとも無事再会し、 楔のデーモンも燃やして(?)、ここで一度篝火へ逆戻り、 ここにくるまでに地下墓場の三人羽織は、もちろん倒しておき、 注ぎ火をして、エスト瓶の回復回数を20にしました。

自分が召喚プレイを手伝うようになって、ようやく気が付いたのですが、 あちこちに貼られている召喚サインは、みんなが「召喚してほしいよー」という気持ちで 貼り出しているわけですので、 できるだけ召喚してあげたほうが、みんなのためなのですね。
いや、これまでは、「迷惑かけたらイカンしなー」とか思って あまり気にとめていなかったのですが、むしろ逆だったとわかりました(いまさらかいっ)。 なので、アノール・ロンドでは2名召喚しようと決めていました。
ソラールはもうどーでもいいや(笑)。
それで、ほかのプレイヤーを召喚するのだから、自分の回復より、 他人の回復をすることを先に考えておくべきだと思い、 20回分エスト瓶が使えるようにしたわけです。
とくに、アノール・ロンドのボス戦は長期戦ですからねーっ。

で、ソラールのいた篝火から、2体の銀騎士を倒し、階段を上がって広間に出て、 巨人2体と弓の銀騎士を片付けておけば完璧……、と、広間に出たまでは順調でしたが、 ここでアクシデント発生! 巨人と戦おうと飛び込んだら、 「黒い瞳のオーブが震えている」のメッセージが出たのです。
これがなかなか消えない!!!! 
これが画面のジャマをしているうちに、2体の巨人に挟み撃ちにされ、 「ぬぬぬぬ、○、×、凵A△、□、×、◎!!!!!!!!」
オノレー、また、亡者で篝火に逆戻りーっ! 

その後、ロートレクを倒して、火防女の魂を手に入れ、広間の巨人たちを倒し、 よーやく完璧にオールグリーンな状態にしました。
で、ソラールがいた篝火にもどって、そこで召喚サインのひとつめを発見!
   さっそく、Tさん(仮名、たしか上級騎士装備セット着用だった)を召喚させていただくことに……。

このTさん。なかなかいい人でしたよー。
召喚するのは、最初から2名と決めていたわけですが、 もうひとりの召喚サインがみつからなかったんです。
たまにあっても、召喚失敗になっていたりしましたし……。とにかく召喚ができない。
そこで、ソラールの召喚サインの前で、そこを指さし、天を仰ぐのポーズをすると、 すぐリアクションを返してくれる(笑)。
どうやら、ボク(アタシ、三女、ツインテール、推定17歳、ダンスが得意)が プレイヤーの召喚サインを探していることを悟ったのでしょう。
門の入り口の巨人を倒し、一旦外へ、回転螺旋階段の仕掛けを駆け抜け、 リフト前の階段付近にボク(アタシ)を誘導してくれました。
「なるほど、ここならあるかも。」
ありました。そこでもうひとりを無事召喚し、2名の仲間が揃いました。
ふたりで、よろこびの歓喜のポーズをしてからボス部屋の階段前へ。

さあ、いよいよ戦いへ。いや、そのまえにハベルの鎧セットに着替えておこうと、 かわいさと走りやすさ優先で着ていた 魔術師の黒コート(服だけ着用、下は裸足。スカートみたいに見える、写真参照)を パパッと脱ぎました。
「えっと、ハベル……、ハベルねぇ、リストのいちばん下だったよなぁ」などと メニューから選んでいたら、 ふたりの召喚した上級騎士(Tさん)と黒騎士たちが、ゴロゴロとローリングしているのが メニューから透けて見えたのです。
「??? !!!!!」、
「あーっ。オレ(アタシ、花も恥じらう推定17歳)いま、裸になってるぅぅぅぅぅぅっ!!!」

ホント、しょうがねーなー、男って(笑)。

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さて、ボス戦。ボクは後に残すのはスモウとオーンスタインのどちらでもかまわないのですが、 今回は、個人的に戦いやすいと思っているスモウを残すことにしました。
ふたりのHP残量に気を配りつつ、順調に戦っていましたが……。
TさんのHPが減っていると気が付き、エスト瓶を飲んだときに、 Tさんが痛恨の強烈な一撃をくらってしまい、なんと倒されてしまいました。
「あああ、いい人だったのに!! Tさぁぁぁぁぁん!」
助けなかったわけではなく、マジに間に合わなかったんです。
Tさん、あのときは、本当にすみませんでした。
しかも、あの後、うっかり勝っちゃってごめんなさい。
わざと負けて、もう一度召喚する手もあったかと、あとで思いました。
でも、おもしろかったです。そのまえのやりとりの数々(笑)。

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召喚プレイでは、せっかちにボス部屋に行く人、 その前のコミュニケーションを楽しむ人、挨拶しない人など、いろいろいますが、 ボクはなるべくなら、コミュニケーションをとったほうが楽しいって思うタイプです。
まあ、ウザイって人もいるでしょうから、 挨拶の後で相手のリアクションを見て合わせていますけれど(笑)。
また、あのようなプレイができることを楽しみにして、 王の器を手にし、三女は一旦アノール・ロンドを後にしました。

12

いまでは、その三女もレベル50に (けっきょく、理力を16まで上げて、筋肉付けたらそうなっちゃった)。
そしていま、そのアノール・ロンドに、レベル29の四女が立っています。
彼女には、どんな出会いが待っているのでしょうか? 

ふう、今回は長文でした。
次回は、あれ? 王のソウルの……どこに行くのかなー? 
では、Tさんと、みなさんに炎の導きがあらんことを……。

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Profile

画像:ノンマルト小林
ノンマルト小林

ファミ通メディア編集部所属。以前『Demon's Souls(デモンズソウル)』のエンターブレイン内におけるプロジェクトマネージメントを担当し、本作も担当に。週刊ファミ通の攻略から攻略本まで、よくいえば手がける、平たく言えば、お手伝いしている。アクションゲームはヘタだが知恵で乗り切る。1962年生まれ。