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乃木坂46

ジャンル	アイドル
活動期間	2011年8月 -
レコード会社	ソニーミュージック
総合プロデューサー	秋元康
公式サイト	乃木坂46公式サイト

「乃木坂46」（のぎざか フォーティシックス）は、AKB48の公式ライバルとして誕生したアイドルグループ。

概要

• AKB48の生みの親・秋元康が新たに用意したAKB48の公式ライバル。世の中に数多ある類似グループではなく公認グループ。また、SKE48やNMB48などのような姉妹グループとも違うというスタンスをとっている。[1]

• 結成された理由は、元々AKB48はソニーミュージックグループのデフスターレコーズに所属し、CDを発売していた（1st～7thまで）。しかし諸事情によりAKBは、デフスター側から契約を打ち切られ、キングレコードへと移籍したが、移籍後から右肩上がりで売上を伸ばし、いつの間にか大ブレイク。デフスター側は2010年に『逃した魚たち』というそのままのネーミングの旧作のMV集を発売、“53（＝誤算）”の涙シーンを収録するなど自虐的なことも行っていたが、そんなAKBに一泡吹かせたいということで秋元とタッグを組み、公式ライバルを誕生させた。[2]

• 後に秋元が語ったところによると、デフスター時代、宣伝費などで相当な赤字を出してしまったが、結局CDは売れず、契約を打ち切られてしまった。AKBがブレイク後、デフスター側から旧作の再販の話を持ちかけられたが、秋元が「タイトルは『逃した魚たち』にするんだったらいい」と提案。これをソニー側が本当に受け入れたことで、「それじゃ（また）何かやろうか」となり乃木坂を結成するに至ったという。[3]

• ライバルという位置づけのため、敵という印象も強いが、デビュー前から決定していた冠番組には、AKBの運営会社であるAKSが参加。AKSの社長・窪田もスーパーバイザーとして名を連ねるなど、秋元だけではなく、AKBの運営が深く関わっている。乃木坂のレコード会社はSMCであるが、AKBがキングレコード、SKEがエイベックス、NMBは吉本の子会社であるレコード会社、また派生ユニットもそれぞれ別のレコード会社に所属しているなど、レコード会社が異なるのは珍しいことではない。またメンバーの高橋みなみは、AKBのコンサートに登場した乃木坂に対し、「可愛い妹」と発言している。

• グループ名の「乃木坂」は、最終審査の会場「SME 乃木坂ビル」に由来。[1]AKBプロジェクトは地名をアルファベット表記にするが、ライバルであることを強調するために、あえて漢字表記にしている。[4]

• AKBやその姉妹グループのように「48」ではなく、「46」となっっている理由は、『AKBより人数が少なくても負けない』という意味を込めて名付けられた。[1]

AKB48との違い

• 専用劇場を持たず、ホールを中心に活動する。[5]
• AKB48のように年1回の選抜総選挙を行わず、ショーを前半と後半に分け、間に設けられた休憩時間に投票が実施され、後半ステージのポジションが変わる形式をとる予定。秋元康「どこまでできるかはまだわからないが、毎回投票によって立ち位置が変わることで、全てのメンバーにチャンスがある」。[5]
• AKB48が掲げる「会いに行けるアイドル」などのコンセプトはない。秋元康「コンセプトが無いのがコンセプト。一番大きな点は、AKBが総選挙やじゃんけん選抜をやったりしていますが、たぶん、その時のファンの皆さんの反応でメンバーを入れ替えていくスピード感は、こちらの方が早い」。AKBがブレイクするまでかかった5年の軌跡を、5ヶ月で追いつこうというのが目標。[6]
• AKB48の総選挙に出場できるかは、現時点では未定。[7]
• AKB48などへの移籍は基本的に不可。[7]

歴史

2011年

• 6月30日、グループの結成が発表。
• 8月21日、オーディション最終審査が終了。36名が合格。
• 9月22日、山本穂乃果、吉本彩華の2名が辞退。秋元真夏が来春まで学業に専念。麻生梨里子、川相陽菜の2名が募集要項に反して芸名で参加。以後は本名で活動へ。若月佑美のプリクラ流出については、「女性の友人」として不問。[8]
• 9月25日、第1回公式イベント「メンバーお見立て会」、10月24日「お見立て会　10月24日の部」を開催。[9]
• 10月2日、初冠番組『乃木坂って、どこ？』放送開始。
• 11月8・10日、第2回イベント「あなたの似顔絵、描かせていただきますっ！会」開催。
• 11月11日、メンバーによる公式ブログを開始。
• 11月15・17日、「あなただけのためにメッセージ、言わせてくださいっ！－生声録音会－」を開催。
• 11月23・26日・12月3・10日、全国キャラバン「はじめまして」開催。
• 11月30日、「乃木坂コンベンション2011」開催。
• 12月12日、男性問題により若月佑美が活動自粛へ（ノートを参照）。また公式見解として、過去に関しては犯罪行為などを除き不問とすることに（＝恋愛していても問題無し。これはAKB48の恋愛禁止ルールとほぼ同一）。
• 12月20～25日、ソニービル8階 OPUSにて「クリスマス・スペシャルウィーク＠OPUS」開催。

2012年

• 1月5日、「新年のご挨拶させてくださいっ！会」開催。
• 1月、明治の「明治手づくりチョコレート」で初CM。「乃木坂七福神」がフロントで、センターは生駒里奈。
• 1月13日、AKB48渡辺麻友主演のドラマ『さばドル』に、本人役（乃木坂46）として出演。
• 2月5日、桜井玲香が（暫定）キャプテンに就任。
• 2月21日、高山一実に未成年飲酒疑惑（ノートを参照）。
• 2月22日、『ぐるぐるカーテン』でCDデビュー。第2位を獲得。
• 2月28日、Jリーグ「スカパー！Jリーグ2012オフィシャルサポーター」に就任。
• 4月2日、テレビ東京で『乃木坂浪漫』（毎週月曜日～木曜日 24:53～24:58）放送開始。
• 5月2日、2ndシングル『おいでシャンプー』をリリース。初の1位を獲得。
• 6月17日、桜井玲香が正式にキャプテンに就任。
• 6月19日、斉藤優里に交際疑惑（ノートを参照）。
• 7月8日、橋本奈々未のプリクラが流出（ノートを参照）。
• 8月22日、3rdシングル『走れ！ Bicycle』をリリース。
• 9月1～9日、東京・パルコ劇場で定期公演「16人のプリンシパル」を開催。
• 10月8日、秋元真夏が活動再開。

メンバー

	名前	誕生日（年齢）
	あきもと まなつ 秋元真夏	1993年08月20日 （19歳）
	あんどう みくも 安藤美雲	1993年05月21日 （19歳）
	いくた えりか 生田絵梨花	1997年01月22日 （15歳）
	いこま りな 生駒里奈	1995年12月29日 （17歳）
	いちき れな 市來玲奈	1996年01月22日 （16歳）
	いとう ねね 伊藤寧々	1995年12月12日 （17歳）
	いとう まりか 伊藤万理華	1996年02月20日 （16歳）
	いのうえ さゆり 井上小百合	1994年12月14日 （18歳）
	いわせ ゆみこ 岩瀬佑美子	1990年06月12日 （22歳）
	えとう みさ 衛藤美彩	1993年01月04日 （19歳）
	かしわ ゆきな 柏幸奈	1994年08月12日 （18歳）
	かわご ひな 川後陽菜	1998年03月22日 （14歳）
	かわむら まひろ 川村真洋	1995年07月23日 （17歳）
	さいとう あすか 齋藤飛鳥	1998年08月10日 （14歳）
	さいとう ゆうり 斉藤優里	1993年07月20日 （19歳）
	さいとう 斎藤ちはる	1997年02月17日 （15歳）
	さくらい れいか 桜井玲香	1994年05月16日 （18歳）
	しらいし まい 白石麻衣	1992年08月20日 （20歳）
	たかやま かずみ 高山一実	1994年02月08日 （18歳）
	なかだ かな 中田花菜	1994年08月06日 （18歳）
	なかもと ひめか 中元日芽香	1996年04月13日 （16歳）
	ながしま せいら 永島聖羅	1994年05月19日 （18歳）
	にしの ななせ 西野七瀬	1994年05月25日 （18歳）
	のうじょう あみ 能條愛未	1994年10月18日 （18歳）
	はしもと ななみ 橋本奈々未	1993年02月20日 （19歳）
	はたなか せいら 畠中清羅	1995年12月05日 （17歳）
	ひぐち ひな 樋口日奈	1998年01月31日 （14歳）
	ふかがわ まい 深川麻衣	1991年03月29日 （21歳）
	ほしの 星野みなみ	1998年02月06日 （14歳）
	まつむら さゆり 松村沙友里	1992年08月27日 （20歳）
	みやざわ せいら 宮澤成良	1993年10月29日 （19歳）
	やまと りな 大和里菜	1994年12月14日 （18歳）
	わかつき ゆみ 若月佑美	1994年06月27日 （18歳）
	わだ まあや 和田まあや	1998年04月23日 （14歳）

卒業生

卒業日		名前	誕生日（年齢）
2011年9月22日		やまもと ほのか 山本穂乃香	1998年03月31日 （14歳）
2011年9月22日		よしもと あやか 吉本彩華	1996年08月18日 （16歳）

用語

• 乃木坂七福神（のぎざかしちふくじん）
  レッスンの成果や公式サイトの反響を元に、乃木坂運営委員会が選ぶセンター7人のこと。元ネタは、AKB48の「神7」。
  ①白石麻衣、②桜井玲香、③中田花菜、④市來玲奈、⑤生田絵梨花、⑥高山一実、⑦生駒里奈。[10]
  1stシングル時の七福神
  ①白石麻衣、②松村沙友理、③橋本奈々未、④生駒里奈、⑤高山一実、⑥生田絵梨花、⑦星野みなみ
  2ndシングル時の七福神
  ①桜井玲香、②生駒里奈、③高山一実、④中田花菜、⑤松村沙友里、⑥橋本奈々未、⑦白石麻衣
  ダンス七福神
  ダンススキルの高い7人。
  ①生駒里奈、②中田花菜、③生田絵梨花、④川村真洋、⑤桜井玲香、⑥齋藤飛鳥、⑦井上小百合。[11]
  3rdシングル時の七福神
  ①生田絵梨花、②生駒里奈、③星野みなみ、⑥橋本奈々未、⑦白石麻衣、⑧松村沙友理、⑨西野七瀬[12]※番号は変則的
  4thシングル時の八福神
  生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ、桜井玲香、橋本奈々未、白石麻衣、松村沙友理、秋元真夏

オーディション

• 応募条件
  ・満12歳-24歳（2011年4月1日時点において）までの女子に限る（未成年者は、応募に親権者の同意が必要）。
  ・審査過程において、テレビ･WEBその他媒体にて露出が可能なこと。
  ・特定のレコードメーカー、プロダクション、音楽出版社に専属契約のないこと。
  ・AKB48(またはSKE48、NMB48、SDN48)のオーディションを受けたことがある、または在籍していたことがあっても応募は可。ただし現時点で、特定のプロダクションなどと専属契約してない事が条件。[7]
  ・遠方在住者は、合格した場合、速やかに上京･在住できること。

• 第1次審査
  書類審査：締切7月20日(水)

• 第2次審査
  面接審査：8月6日(土)、8月7日(日)に全国7か所( 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄)で実施。56人が合格。[5]

暫定選抜メンバー[13]

• 最終審査
  実技審査：8月20・21日(日)に「SME乃木坂ビル」で実施。

• 合格者
  応募総数：38,934人[5]
  合格倍率：1081.5倍
  合格者：36人
  安藤美雲、秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、市來玲奈、伊藤寧々、伊藤万理華、井上小百合、岩瀬佑美子、衛藤美彩、川後陽菜、川村真洋、柏幸奈、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花菜、中元日芽香、永島聖羅、西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未、畠中清羅、樋口日奈、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友里、宮澤成良、大和里菜、山本穂乃香、吉本彩華、若月佑美、和田まあや

ディスコグラフィー

1st ぐるぐるカーテン

• 発売日：2012年2月22日
• 選抜メンバー（16名）
  ※順番は発表順。①～⑦番までは「新・乃木坂七福神」としてフロントメンバーに。
  ①白石麻衣、②松村沙友里、③橋本奈々未、④生駒里奈、⑤高山一実、⑥生田絵梨花、⑦星野みなみ、⑧川村真洋、⑨井上小百合、⑩西野七瀬、⑪中田花菜、⑫斉藤優里、⑬齋藤飛鳥、⑭市來玲奈、⑮能條愛未、⑯桜井玲香
• 売り上げ枚数：13.6万枚[14]
• 最高位：2位[14]
• 主な記録
  ソロを含む女性アーティストのデビューシングル初週売上としては、NMB48「絶滅黒髪少女」の初週21.8万枚、Kaoru Amane（沢尻エリカ）「タイヨウのうた」の初週15.0万枚に次ぐ歴代3位を記録（グループからのソロ、ユニットは除く）。[14]

2nd おいでシャンプー

• 発売日：2012年5月2日
• 選抜メンバー（16名）
  ※発表順。①～⑦番までは「乃木坂七福神」。センター（最前列）は、桜井、生駒、中田の3名。[15]
  ①桜井玲香、②生駒里奈、③高山一実、④中田花菜、⑤松村沙友里、⑥橋本奈々未、⑦白石麻衣、⑧井上小百合⑨斉藤優里、⑩宮澤成良、⑪市來玲奈、⑫畠中清羅、⑬西野七瀬、⑭星野みなみ、⑮生田絵梨花、⑯岩瀬佑美子
• 売り上げ枚数：15.6万枚[16]
• 最高位：1位[16]
• 主な記録

3rd 走れ！ Bicycle

• 発売日：2012年8月22日
• 選抜メンバー（16名）
  生駒里奈、星野みなみ、白石麻衣、松村沙友理、橋本奈々未、西野七瀬、生田絵梨花、斉藤優里、高山一実、中田花奈、井上小百合、桜井玲香、市来玲奈、伊藤万理華、深川麻衣、若月佑美
• 売り上げ枚数：18.7万枚[17]
• 最高位：1位[17]

4th タイトル未定

• 発売日：2012年8月22日
• 選抜メンバー（16名）
  生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ、桜井玲香、橋本奈々未、白石麻衣、松村沙友理、秋元真夏、能條愛未、齋藤飛鳥、若月佑美、井上小百合、深川麻衣、市來玲奈、西野七瀬、高山一実
• センターは生駒里奈。[18]
• 今作では「七福神」に一人加え「八福神」へ。
• フォーメーションは、前列から3－5－8人の3列態勢で、八福神の8人は最前列と2列目に並ぶ。[19]

• 売り上げ枚数：
• 最高位：

脚注・出典

外部リンク

• 「乃木坂46」公式サイト
• 「乃木坂46」オフィシャルブログ
• 乃木坂46スタッフツイッター
• ソニーミュージックサイト内乃木坂46