朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ヘルプ

  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

  • 縦書きスタイルで読む
  • ページ1
  • ページ2

【2008年01月04日掲載】

「49歳は何かある」と予感

田辺聖子さんの小説が好きだという。 「大阪弁でつづられる恋愛ストーリーがしっくりきます。今でも、好きとかアイ・ラブ・ユーと言われるより、『好きやねん』のほうがうれしいし」

美しく艶(つや)やかで都会的。まさに大人の女性の代表である萬田久子さんだが、根っこにあるのは大阪人気質なのか、ちゃめっ気のあるトークが楽しい。まわりを明るく元気にしてくれる人だ。インタビューは昨年夏のイギリス語学留学の話から始まった。
(取材・文/井上理江 写真/田中史彦)

――49歳で、初の語学留学。しかも一人だったそうですね

19歳でミスユニバース日本代表になって、29歳で妊娠、39歳のときには山田五十鈴さんと共演させていただいた大きな舞台を経験。こじつけっぽいのですが、9のつく年齢ごとに転機が訪れていました。だから昨年49歳になって「何かアクションを起こすだろうな」という自分自身への予感はあった。それが留学だったと思います。

――留学を決めたきっかけは

もともと息子に留学させるつもりでいろいろ調べていたのですが、息子はまったく興味を示さない。だったら自分が行ってみようかなと。これまでずっと英会話は習っていたし、海外ドラマ「デスパレートな妻たち」でスーザン役の声を担当したこともあって、英語がもっと話せるようになりたいという思いが以前からあったので、ちょうどタイミングが良かったんでしょうね。

――不安はありませんでしたか

全然。3週間でしたしね。健康にも自信がありましたから平気でした。むしろ、まだ柔軟性のある今の年齢で留学しておけば、50、60歳になっても行けるかなという思いのほうが強かったですね。これを言うと笑われるのですが、唯一心配だったのはスカルプチュア(つけつめ)ぐらい。どこかでつめを引っかけて取れちゃったらどうしよう、いつものネイルサロンへ行けないし(笑い)。それだけが悩みのタネでした。

規則正しい生活が新鮮

――留学中はどんな生活を

9時から17時まで学校へ通い、帰りにプールかヨガ、ピラティスのクラスを受けて帰宅し、夜はホームワーク。これをやらないと次の日の授業がつまらないので、必ず勉強していました。この間はもちろん禁酒。本当に規則正しい、健康的な生活でしたね。

――収穫はありましたか

仕事や、親しい人と遊びで行くのとはまた違う楽しさがありました。いろんなことに刺激を受け、驚きがあって。たとえば先生と呼ぶ人々がみんな年下だったり、同級生が息子と同い年くらいだったり。地図を持って、一人でこんなに町を歩き回ったのも初めての経験でした。そうそう、通学途中で毎日すれ違う女性がとてもおしゃれでセンス良くって。あいさつもしていないのですが、「今日の彼女はどんな洋服を着てるのかなあ」なんて楽しみにしたり。そんな、ごく当たり前の日々がとても新鮮で、いとおしく思えた。できればまたぜひ留学をして、一人暮らしを楽しみたいです。

――49歳で「何かを起こしたかった」というのは

子育ても一段落し、ここ数年心に余裕もできて楽な気持ちで毎日を過ごせるようになっていました。でも、逆にそういうぬるま湯に浸り続けるのが怖かったのかもしれない。常に刺激を求めてしまう性分なんです、私。それで、心のどこかで何か新しいことに挑戦したくなっていたんだと思います。

(写真)萬田久子さんプロフィール

1958年大阪府出身。78年ミスユニバース日本代表に選ばれる。80年NHK朝のテレビ小説「なっちゃんの写真館」で女優デビュー。以後、ドラマ、映画、舞台、CMなどで活躍。アメリカの人気テレビドラマ「デスパレートな妻たち」日本語版ではスーザン役の声を担当。著書にエッセー「萬田流」(幻冬舎)、「萬田久子の感じる着物」(講談社)など。

お知らせ
萬田久子さんが通う英会話スクール
「留学図書館」

萬田さんは英会話を学ぶため、いくつものスクールへ通っていた経験がある。ここ数年はこの「留学図書館」がお気に入り。イギリス留学も、この留学図書館での情報収集が決め手となり、ここを通して実現したとのこと。「ここの代表である平川理恵さんに、80歳のお母さんが60歳の娘さんと一緒にオーストラリアへ留学したという話を聞いて、触発されたんですよね。もし母が生きていたら一緒に行きたかったなって。でもそれはかなわなかったので、息子といつか留学したいと思っているところです」と萬田さん。留学に興味のある方、ぜひ「留学図書館」をのぞいてみて! 英語が苦手な人でもOK。一人ひとりの個性に合った、オリジナルの留学コンサルティングを行っている機関だ。

問い合わせ先/電話03-3725-8627

留学図書館

次のページへ
バックナンバー

関連ページ

画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Firefox1.5以上、Macintosh Safari 1.3以上、Firefox1.5以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。