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「フェカリス菌」に花粉症の症状緩和効果 -- 世界的権威が語るその有用性とは

japan.internet.com 編集部
 
2月に入り、毎年花粉症に苦しんでいる人にとっては辛い季節がやってくる。日本気象協会によると今年のスギ花粉の飛散量は昨シーズンよりも多く、関東・東北地方と北海道では3〜7倍になる見込み。飛散開始時期も例年よりも早く、関東地方から東海地方の沿岸部では2月10日から飛散が始まるという予報もある。寒さが続くが、春恒例の厳しい花粉シーズンは、もう目の前なのだ。

● 臨床試験で実証、「フェカリス菌」がスギ花粉症患者の症状緩和

薬、マスク、目薬、空気清浄機・・・、花粉症対策として毎年多様なアイテムが活用されているが、その中でも数年前から注目を集めているのが「乳酸菌」だ。乳酸菌を摂取することにより、腸内免疫細胞を活性化し、免疫系のバランスを整えることで、花粉症をはじめとした様々なアレルギーへの予防効果につながると期待されている。

ひとことで「乳酸菌」と言っても、その種類は実に200以上と言われているが、その中でも現在、花粉症対策として特に注目を集めている乳酸菌が「フェカリス菌」いうものだ。

花粉症対策として注目を集めている乳酸菌「フェカリス菌」
花粉症対策として注目を集めている乳酸菌「フェカリス菌」

「フェカリス菌」は"球菌"と呼ばれる球状の菌体で、その大きさは500ナノメートル(=1/2000ミリメートル)。例えば、「ビフィズス菌」と比較すると、大きさは約5分の1と非常に小さいのが特徴だ。この「球状」「微細」という2つの特徴により、「フェカリス菌」は一度に多くの量の摂取が可能で、他の乳酸菌と比較してもより免疫細胞を刺激しやすいと考えられているのだ。

伊藤園中央研究所が、NPO 法人日本健康増進支援機構の花粉曝露試験施設で行った臨床試験(2012年3月発表)によると、「フェカリス菌」を含む乳性飲料を毎日1本継続的に摂取したことによって、摂取前と比較して「鼻をかんだ回数」「鼻づまり」「眼のかゆみ」などスギ花粉による花粉症特有の症状を緩和する有意な差が認められている。

伊藤園中央研究所が行った臨床試験の結果 摂取前(青線)より接種後(赤線)の数値が低いことがわかる
伊藤園中央研究所が行った臨床試験の結果
摂取前(青線)より接種後(赤線)の数値が低いことがわかる

● 腸内細菌学の世界的権威が語る、「フェカリス菌」の有用性


「善玉菌」「悪玉菌」の命名などで知られる腸内細菌学の世界的権威である東京大学名誉教授の光岡知足氏は、「フェカリス菌」の花粉症対策の有用性について次のように解説している。

東京大学名誉教授の光岡知足氏
東京大学名誉教授の光岡知足氏
光岡氏によると、いままで乳酸菌の保健効果の多くは「プロバイオティクス効果」(生きた乳酸菌を腸内に届けて増殖させること)によるものと考えられていたが、実は外から摂取した乳酸菌は、生きた状態で腸内に届いたとしても、そのまま住み着いて増殖することはほとんどないという。

それよりも、生きた状態(生菌)、殺菌された状態(死菌)にかかわらず、菌体成分が直接腸管免疫系に働きかけることが、善玉菌を増やし、悪玉菌に対する抗体を生み、腸内環境の改善につながるということが分かってきたのだそうだ。「殺菌された状態の乳酸菌でも、腸内の免疫細胞に直接働きかけ、花粉症の症状緩和や整腸作用などの効果を発揮し得るということになる」(光岡氏)。

さらに光岡氏によると、摂取する乳酸菌は生菌でも死菌でも、菌数が多い(=摂取する量が多い)ほど高い効果が期待できるのだという。「この点を考慮すると、フェカリス菌の形状は、大量摂取に非常に適している。というのも、他の一般的な乳酸菌は棒状の形をしているが、フェカリス菌は"球菌"と呼ばれる非常に小さな球状の菌体のため、一度にたくさんの摂取が可能となるのだ」(光岡氏)。

薬だけに頼らず「食で健康対策」を考えている人は「フェカリス菌」に注目してみてはいかがだろうか。

■フェカリス菌の働きについてまとめたウェブサイト
http://www.faecalis-kin.jp

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