【動画】イオン「環境LOVE宣言」 |
40周年キャンペーンのパネルをもつ伊勢谷友介さん(中央)と、横尾博・イオン専務執行役(右)、仲矢長蔵・イオントップバリュ社長(左) |
伊勢谷さんはTOP VALEU新製品のポロシャツを着て登場した。「僕の時代のスーパーはへんなものばっかりというイメージだったけど、これはデザインも素材もいい」 |
プライベートブランドが来春40周年を迎えるイオンは、俳優の伊勢谷友介さんが代表を務めるリバースプロジェクトとのコラボレーション商品を発売する。両社が共通して掲げる「環境保全」をテーマに、「環境LOVE宣言」のキャンペーンも始める。28日、イオンが都内で記者会見を開いて発表した。
イオンは来春、1974年にカップ麺を売り出してから40周年、94年に「TOP VALUE」ブランドを立ち上げてから20周年を迎える。「安心・安全」と「環境保全」を掲げ、いまや取り扱う商品は6千を超える。
リバース社は、「人類が地球に生き残っていくために」というコンセプトのもと、持続可能な社会づくりのために、捨てられたものや使われなくなったものにデザインを施して再生させた商品づくりを続けている。
その両社が6月、「愛のある未来を考えます!」とのキャッチコピーとともに「環境LOVE宣言」をうたい、古紙パルプ100%使用のトイレットペーパー、抗菌性洗剤、食品保存ラップの3種類を売り出す。リバース社がデザインを担当した。
「『環境LOVE宣言』の商品を購入することで、消費者は自然と環境保全活動をしていることになる。結果的に、環境LOVE生活につながるのです」
伊勢谷さんはそう訴えた。
トークセッションで、イオンのプライベートブランドについて問われると、
「安くて買いやすいというイメージをもっていたが、一緒に活動をさせていただくなかで、環境へ配慮した商品を生み、未来をどうつくっていくかということを考えているブランドであることを知りました。製品づくりを通じて『未来をつくる』という誇りを買っていただいているのだと思う」
イオンの横尾博・専務執行役は、カップ麺が登場した74年に入社。40年をブランドとともに歩んできた。今年、世界の消費生活品の品質を審査する「モンドセレクション」で金銀銅あわせて15品目で受賞するなど、評価は世界でも高まっている、という。
「年間5万件にも及ぶお客さまからの声に耳を傾けて商品づくりに反映させてきた結果だと思う。今後は、こうした製品がつくられるまでのストーリーも伝えていきたい」
イオントップバリュの仲矢長蔵社長も「お客さまの声やアイディアを募り、シンボリックな商品開発につなげたい」と語った。
伊勢谷さんは「モノを大切にする気持ち」を大切にできるモノづくりをさらに進めてほしい、と期待を口にした。
「右から買って左から捨てるような消費社会からの脱却が必要です。そのためにも、消費者に大きな影響力をもつ企業が一緒になって『新しい消費』という価値を広めていきたい」
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