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野中氏、日中間で尖閣棚上げ合意あったと言及 政府と異なる見解
中国・北京を訪問している野中広務元自民党幹事長らが3日、中国共産党の幹部と会談した。この中で、野中氏は、日本と中国の間で、尖閣問題の棚上げについての合意があったと述べ、日本政府とは全く異なる見解を示した。
野中氏ら超党派の議員団は3日、北京で中国共産党序列第5位の劉雲山政治局常務委員と会談した。
劉氏は、日本が歴史を直視し、関係改善に努力するよう求めた。
これに対し、野中氏は、尖閣問題について、日中国交正常化交渉の際、当時の田中角栄首相から「問題を棚上げすることを、両国が確認したと聞いた」と述べた。
「領土問題は存在せず、棚上げ合意もない」とする日本政府と異なる見解で、発言は今後、波紋を広げるとみられる。
野中氏ら超党派の議員団は3日、北京で中国共産党序列第5位の劉雲山政治局常務委員と会談した。
劉氏は、日本が歴史を直視し、関係改善に努力するよう求めた。
これに対し、野中氏は、尖閣問題について、日中国交正常化交渉の際、当時の田中角栄首相から「問題を棚上げすることを、両国が確認したと聞いた」と述べた。
「領土問題は存在せず、棚上げ合意もない」とする日本政府と異なる見解で、発言は今後、波紋を広げるとみられる。
(06/04 06:17)
