特集ワイド:続報真相 山本太郎が語る母、原発、政治… 東京・高円寺の焼き鳥屋でジョッキ傾け「ハゲがだんだん大きくなる」

毎日新聞 2013年08月02日 東京夕刊

「選挙が終わったらちょっと休みたかったんだけど、ダメでした」。冷たいビールでほっと一息=東京・高円寺で、竹内幹撮影
「選挙が終わったらちょっと休みたかったんだけど、ダメでした」。冷たいビールでほっと一息=東京・高円寺で、竹内幹撮影

 この濃密さは15年前の著書「母ちゃんごめん普通に生きられなくて」(ぴあ)にもにじむ。50もの職業の体験ルポで、母のほっぺにキスする写真まで添えてある。500円玉大の円形脱毛症も親不孝ストレスゆえか。見れば、白髪も。「衆院選(昨年12月)のころは5円玉の内側の円だった。それが徐々に大きくなって。向いてないかもしれないな、政治家なんて」。それは違うぞ。著書には将来の夢が書いてあった。なんと総理大臣。「小学校のころで」とかわしたが、高校の恩師が著書に寄せた手紙には進路を問われて「国際政治ジャーナリスト」と答えている。「恥ずかしい。許してくださーい」

 かつて「世界ウルルン滞在記」での体当たり報告に笑わせてもらったが、永田町は魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく。ましてやストレートな主張、バッジを胸にどう立ち向かう。「国会議員という信用をもらって市民運動をもっともっと盛り上げ、政治とつなげたい。直球でいけば、くじかれる。原発即時撤退だけを叫ぶのなら、市民運動にいればよかった。減らしていく近道を探らなきゃいけないんでしょ、政治って。長いものに巻かれようとしていると見られるかもしれないけど、説明すればいい。どこまで許し、自分で納得できるかの闘い。またハゲが大きくなる。こんなハゲどころじゃなく、ずるむけに……」

 被災地には東京はじめ都市部での反原発運動に複雑な感情もある。リスクを軽減しながら、懸命に生きる人たちにどこまで寄り添えるのか。参院選では福島も自民が勝った。「福島の人、全員ではないけど、疲れ果てた人もいると思う。僕も人を傷つけてしまう言葉を投げかけてしまった可能性はある。線量の高い場所にくるのは気合がいった、と集会で言ったりしました。こういう立場になったら、そんな発言は許されないだろうって理解しています」

 さて、いくら「新党今はひとり」党首とはいえ、国会でひとりぼっちではさすがに無力。社民党の福島瑞穂さん(57)と会ったりもした。「横につながらないと。僕に声をかけてくれるところも絶滅危惧種ですがね。でも、抵抗勢力がひとつにならないと発言の機会は得られないし、警鐘を鳴らすにしてもわかりにくい。二項対立を見せなきゃ。見せやすいのがTPP(環太平洋パートナーシップ協定)。衆院選で、TPPに反対して205人の自民党議員が通った。どういうお気持ちでおられるのか、問いたいんですよ」

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