灼熱の太陽が照りつけ、猛烈な暑さが続く毎日ですが、そんな日にこそ汗をドバっとかける辛いものが食べたくなります。衝動的に辛い味を求める時ってありませんか?
今回お薦めするのは保谷にある「INOSHOW」です。こちらは西武池袋線の石神井公園駅で大人気のつけ麺屋さんの新ブランドの店。本店はとろりと濃厚な魚介とんこつつけ麺がウリの店です。
一方保谷の店では、つけ麺のスープに鶏を使用しています。店内が広々としてオシャレなので多くの年齢層のお客様に親しまれています。駅ビルの中にありアクセス抜群なのが嬉しいところです。
さて今回注文したのは「特製 辛辛魚つけ麺」(1080円)です。トッピングはチャーシュー、味玉、メンマ、海苔です。つけダレの中にも厚切りのチャーシューとぶっといメンマが隠れています。
つけダレは鶏と魚介がベースになっておりクリーミーさを感じます。このクリーミーさの秘密は鶏のモミジや胴ガラを6時間煮込み、そのスープを工事用に使われるような大きなミキサーにかけ溶かし込んでいるから。まるでポテっとしたポタージューのような質感です。そこへ煮干スープを合わせ、奥深い味わいに。そのスープの上には・・・たっぷり唐辛子とラー油がのっています。良くかき混ぜて食べないともちもち麺にペタっとくっついてしまうので要注意ですよ(笑)
途中でチャーシューをスープから上げてみましたが真っ赤で驚いてしまいました。
麺は老舗の三河屋製麺の中太麺を使用しており、つけ麺の麺としては細めです。だけどスルリとしたのど越しで辛さとうまみを一気に味わうことができます。
途中からダクダクと汗をかいてしまうくらいの刺激です。もう辛くてダメかも!と思った時に鶏のやさしいまろやかさを感じるので、また一口・・・と食が進みます。
ちなみにこちらはマニアの中でも有名なほどかなり辛いので、辛さを調節できますが、勇気のある方はぜひそのままで食べてみてください!
有名店で修行した店主さんにどうしてこのようなラーメンを始めたのかと伺ったところ、「ラーメンはおいしいのと楽しいのが大切」と一言。まさにこの一杯は食後に話題にしたくなるようなつけ麺でした!暑いからこそ感じられる刺激的感覚は、ひと夏のおいしい思い出となってくれるはずです。
- 本当にトウガラシが山になってます!
- 麺のトッピングにも分厚いチャーシュー。これだけでお腹がいっぱいになりそうです
- つけダレの中にもゴロンとしたチャーシューが入っています
- 汗をかくとすっきりしますね