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ラーメンを語り出したら止まらない!会社帰りも休日もラーメン三昧のOL本谷亜紀が女子にウケるラーメンをナビゲート

INOSHOW

2013.08.02

テーマ「夏こそ辛い麺!」

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men_500 具も唐辛子も山盛り!!メイン見ただけで辛そうです。汗だくになりながらいただきます!

 灼熱の太陽が照りつけ、猛烈な暑さが続く毎日ですが、そんな日にこそ汗をドバっとかける辛いものが食べたくなります。衝動的に辛い味を求める時ってありませんか?
 今回お薦めするのは保谷にある「INOSHOW」です。こちらは西武池袋線の石神井公園駅で大人気のつけ麺屋さんの新ブランドの店。本店はとろりと濃厚な魚介とんこつつけ麺がウリの店です。
 一方保谷の店では、つけ麺のスープに鶏を使用しています。店内が広々としてオシャレなので多くの年齢層のお客様に親しまれています。駅ビルの中にありアクセス抜群なのが嬉しいところです。
 さて今回注文したのは「特製 辛辛魚つけ麺」(1080円)です。トッピングはチャーシュー、味玉、メンマ、海苔です。つけダレの中にも厚切りのチャーシューとぶっといメンマが隠れています。


スタッフ寡黙ながらも親切な店長さん。女性の1人客が多いのもうなずけます

 つけダレは鶏と魚介がベースになっておりクリーミーさを感じます。このクリーミーさの秘密は鶏のモミジや胴ガラを6時間煮込み、そのスープを工事用に使われるような大きなミキサーにかけ溶かし込んでいるから。まるでポテっとしたポタージューのような質感です。そこへ煮干スープを合わせ、奥深い味わいに。そのスープの上には・・・たっぷり唐辛子とラー油がのっています。良くかき混ぜて食べないともちもち麺にペタっとくっついてしまうので要注意ですよ(笑)
 途中でチャーシューをスープから上げてみましたが真っ赤で驚いてしまいました。
 麺は老舗の三河屋製麺の中太麺を使用しており、つけ麺の麺としては細めです。だけどスルリとしたのど越しで辛さとうまみを一気に味わうことができます。
 途中からダクダクと汗をかいてしまうくらいの刺激です。もう辛くてダメかも!と思った時に鶏のやさしいまろやかさを感じるので、また一口・・・と食が進みます。
 ちなみにこちらはマニアの中でも有名なほどかなり辛いので、辛さを調節できますが、勇気のある方はぜひそのままで食べてみてください!
 有名店で修行した店主さんにどうしてこのようなラーメンを始めたのかと伺ったところ、「ラーメンはおいしいのと楽しいのが大切」と一言。まさにこの一杯は食後に話題にしたくなるようなつけ麺でした!暑いからこそ感じられる刺激的感覚は、ひと夏のおいしい思い出となってくれるはずです。

  • つけだれ本当にトウガラシが山になってます!
  • 具麺のトッピングにも分厚いチャーシュー。これだけでお腹がいっぱいになりそうです
  • チャーシューつけダレの中にもゴロンとしたチャーシューが入っています
  • ごちそうさま汗をかくとすっきりしますね
INOSHOW
住所 東京都西東京市東町3-14-5 エミオ保谷 1F
TEL 042-439-8373
営業時間 11:00~24:00
定休日

本谷亜紀
本谷亜紀1988年埼玉県生まれ。幼少よりラーメンに親しみ、高校時代に食べ歩きを始める。大学入学後は、食べ歩きサークルを主宰する傍ら、2010年より『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で"ラーメン女子大生"として活動を開始。大学卒業後はラーメン評論家としての活動を本格化。
昨年は、らあめん花月嵐の期間限定メニュー「ベジラーメン菜菜」をプロデュースした他、「森田一義アワー 笑っていいとも!」のコーナー「私立 その道のプロ高校」において「ラーメンまる秘攻略術」と題し、2週連続で講師役を務め、さらには、FRIDAY、グランドジャンプ『ラーメンOL本谷亜紀の麺活!!』で連載を受け持つなど幅広く活動。
「ラーメンは美味しく楽しく」がモットー。年間350杯程度を食す。[著書]『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』(扶桑社)
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