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小林克敏長崎県議の疑惑




 数多くいる長崎県議会議員の中で自他共に認める実力者の小林克敏議員。しかしながら最近本紙に対して、数々の不正疑惑の情報提供がもたらされてきた。谷 川弥一文科省副大臣、金子原二郎参議院決算委員長を追求する県議会「百条委員会」で、県職員達を恫喝する数多くのパフォマンス、補助金流用疑惑、そして大 村市発注工事への口出し、自らが運営する社会福祉法人「泉の里」の不正疑惑など、数え上げると切りがない。本紙のこれらの指摘に対して彼は如何に答えてい くのか、追及の手を緩めない=小林克敏議員(長崎選管写真引用)

はじめに

 常日頃から議会改革を唱えていが、そのあげく議会を混乱さす数多くの質問、そして、各委員会で県職員達を恫喝、その対価として自らの要求をゴリ押しする 政治パフォマンスに対して、行政各位から批判が今巻き起こっている。ある人は、彼を偽善者ですとののしり、またある人は、口と腹の違う男ですと称する人達 が、本紙に対して数々の情報提供があった。

 彼は過去2回の逮捕歴があり、1回目は公職選挙法違反(買収)、2回目は公共工事に発注に絡んだ(収賄)容疑で逮捕され、裁判で有罪が確定し、大分刑務 所に1年7ヶ月間服役した過去がある。その後、10年の歳月を経て県議会議員に復権し、前回の選挙で5回目の当選にこぎ着けてはいるが、持ち前の強引さが 災いして自民党長崎県連の県議会議員達から総スカンを食らい、必然的に会派を離脱するに至った。安倍政権誕生で、彼が主宰する議会会派「県政改革県民の 会」の6人中2名が今回自民党会派に復権し、残り4名の内3人が、次回の県議選挙前に自民党会派に戻るとの噂が議員達の間で錯綜している。その時彼は、絶 対に自民党会派には受け入れられず、当選しても1人会派を余儀なくされる。1人会派では何もできず、闇雲に議会で、委員会で、大きな声を張り上げ自説を主 張しても、関係者達から無視されることは目に見えている。パフォマンスの好きな彼の議員としての真価が問われることのその時期は、2年を切った県議選挙後 に現れるであろう。


「名誉毀損」取調は終わってはいない

 谷川弥一文科省副大臣、金子原二郎衆議院決算委員長、娘富貴3人の「名誉毀損」刑事告発の取調はまだ終わってはいない。この件は、3人から本紙の新聞報道に対して、刑事告発が長崎県警になされ、その捜査過程で彼の関与が大きく、長崎新聞に疑惑報道された。

私は、本年1月から3月に掛けて、9回に渡り事情聴取を受け、当局から彼の関与を厳しく問い詰められたが、一切喋ってはいない。最近捜査状況の確認を求め ると「調書は地検に上げていますのでその内、呼び出しがあるでしょう。我々は現在、別途補充捜査を行っています」との回答を得た。従って「名誉毀損」告発 の捜査は終わってはいない。関係者の話から本年末までは結論はかかるだろうとのことである。その間、私がひとたび口を開けば新たな事件に発展するであろう (彼の事情聴取の後、当局のリークで長崎新聞が報道する)。

今回、九州ジャーナル社の新聞報道は全て彼の指示であり、新聞発行、国会議員、長崎県下、県・市町村議員達への新聞発送は、印刷代を含めて全て彼が経費負 担しており、同時に、長崎県下の団体、業界などへの発送は、「泉の里」の職員が携わった。これらの事を彼はどの様に理解しているのだろうか、1度尋ねてみ たい。


「天に唾する事」

 今回彼は、補助金不正流用疑惑を本紙が調査する過程で逆上し、松山を叱責・罵倒した。この事は、「天に唾する事」であり、その結果責任は当然、彼自身が 負わなければならない。同時に、彼の議員活動の実態と、過去の行為を取材すると驚かされる情報が現在、舞い込んでいる。「天に唾する事」とはこれらのこと を言う事で、同時に「語るに落ちる」とはこの事である。


側近の菅が事務所を訪れる

 彼の側近と自他共に認める菅氏が、本紙の大村事務所を訪れ、彼と有明商事
との関係を完全否定した。この訪問は、彼の指示で訪れた事は歴然としており、何ら驚かされる内容の話しではなく、それどころか逆に私から嘘つくなと怒鳴ら れ始末であった。私の質問に対して、松山さんに「そんなことは言っていません」と繰り返す菅の姿は、彼の呪縛にかかっている哀れな姿であった。弁解をする 為に寄こしたのであれば、もう少し頭の良い「狂言癖」のない人物の起用をアドバイスしたい。「火に油を注ぐ」とは正しく菅氏の起用である。


同僚議員への圧力

 ある県議会議員に、最近彼は電話で喋っている。「松山の取材を受けるな、受ければ内容を即俺に報告しろ」。また、「昨年末、有明商事中村か60万円の政 治献金を受け取ったことを絶対に喋るな」とも指示した。彼は関係者に、「長崎県砂利協会顧問は既に辞しているので松山から指摘されることはない」などと喋 りまくり、弁解している。

一方、ある県議会議員が有明商事から300万円の政治献金を受けた際、150万円を俺に寄こせとも言っているが、これは私が受けた献金ですからと断られて いる。この事から想像すると、彼の政治歴は、公共工事に名を借りた「強請、集り」を繰り返す政治屋である可能性が浮上している。その事を指摘する一例が、 大村市が発注した市立総合病院の工事に口出し、利権獲得に動いていたなどの情報が工事関係者から寄せられている。
 

「百条委員会」の行方

 現在、「百条委員会」は休業中であり、同時に県民の関心も薄れている。この委員会の処理問題は大変なトラブル要因を抱えている。今となっては、引くこと も・攻めることも容易ではなく、その最大の要因は、県民の関心の薄れとマスコミの問題である。鳴り物入りで設置された委員会で、県民とマスコミの関心を背 景に「金子・谷川」を糾弾する事に成功し、進められた委員会であったが、いつしか尻すぼみで現在は開店休業の状態である。

「攻めることは容易いが・引くことは難しい」の先君の格言に基づくならば、

昨年11月の委員会で、マスコミが挙って取材(新聞・テレビ)したときに結審すべきであった。彼が委員長席に駆け寄り何かを囁いた瞬間委員長が、審議継続 を叫び今日まで委員会は存続しているものの、実質的には開店休業の状態である。委員長の継続発言の瞬間をマスコミは見逃さず、一斉に退室し、以後は委員会 の取材を行っていない。彼はこの事をどのように理解しているのだろうか。百条委員会を設置し、「金子・谷川」を糾弾したことは、当初県民は挙って注目した が、彼1人が叫びまくり出席している参考人と委員達を追求する姿は、正しく恫喝の何物でもない。この事は彼の売名行為であり、以後、行政業務に口出しを し、利権獲得に励んでいる。喧嘩をするにも引き際を知らぬ男の哀れな姿である。

地方自治法で議会に設置を許されている「百条委員会」を、売名、利権獲得に利用することは許されない。今後は、委員会の終息をどう謀るのかが今、心ある県民とマスコミ関係者は注目している。


県議会議員選挙が迫っている(議員は落ちればただの人・猿は落ちても猿)

 この格言は、自民党幹事長を長きにわたり努めた、故川島正次郎の言葉である。それ程までに、議員は選挙で有権者から洗礼を受けることの難しさを表現した言葉である。

27年春に実施される県議会議員選挙が余すところ2年を切った現在、彼がリーダーを努める会派「県政改革県民の会」の4人の議員の去就が関係者の間で注目 されだした。既に2人が抜け4人となった現在、さらなる脱藩者が出ることは十分予想され、その議員は、中山・小森両議員であろう。二人の議員は、県議選挙 で、無所属で闘うことはできず、自民党公認を掲げて闘うには、そろそろ復帰が囁かれるであろう。

残った彼と馬込議員は、県連会長に谷川弥一、幹事長に瀬川光之が役員に就任した現在、2人の自民党復党は難しく、二人して無所属で次期議会議員選挙は闘わ ざるを得ないだろう。この事を、後援会を始め支持者達がどのように判断するかである。馬込議員に関しては、選挙が近づくと自民党復帰の可能性は残されてい るが、彼の復党は絶対にない。彼は当選を果たしても1人会派で行くしかなく、まさか民主党系列の改革21に参加するのだろうか。正しく「政治の先は闇」で ある。


「泉の里」の疑惑

 主に、泉の里1・2・3号館を運営するのは、社会福祉法に基づき「大村福祉会」で選ばれた理事達により、理事長は理事会で互選され、現在の理事長は彼で ある。その過程である疑惑が浮上している。そもそも法人設立、施設建設は、大村市内でペットショップを経営していた老夫婦の資産を基金として営まれた。
 
老夫婦をよく知る人物は、「私がペットの餌を買いに行くと、徳泉川内に福祉施設を造っている、まもなく完成すると楽しげに語っていました。この老夫婦は人 の良い人物でしたが子供がいなく、死後は施設がどうなったのかは分かりません。多分、何々県議の手に渡ったのでしょう」。‥‥その他も多くのことを語って くれた。

一方、施設職員の一部が彼の後援会活動を専従することに給与が、施設側から支払われており、この金額が膨大な額になっている。彼の政治活動を支える後援会 職員の給与が国の予算で支払われている事は絶対に許されない。福祉法人の施設会計は、国の予算により支払われる税によって運営されており、その会計報告 は、県の担当窓口によって厳しく監査が行われているはずであるが、彼の存在が監査に影響を及ぼしているとすれば大問題である。最近、福祉法人を監査する担 当部長が、「先生、あなたが運営する施設の特別監査を実施します」と、昨春脅されている。この事からも数多くの違法行為の実態が、退職した職員をはじめと して関係者達から県にもたらされている。彼は、法律を施行する立場にある県職員達を何時までも舐めていると、しっぺ返しを食らう。


5/11 (金)・12(土)、インターナショナルホテル(菅・井手)、泉の里2号館(井手)同行で呼ばれる
 
入ってくるなりもの凄い剣幕で下記の事項などを激しく撒くしまくし立てる。

 
長崎県庁を何のためにうろついているのか。
 
「火のない処に煙は立たない」とはどう言う意味か。
 
あなたは私との信頼関係を反故にするのか。関係者達の間では、あなたと私の関係は有名である。

「警察は双方の信頼関係にくさびを打ち込むのが仕事だ」分からないのか。
 
A刑事は、過去自分を贈収賄事件の折、取り調べた。彼が言うことは信用するな。
  などと烈火の如くまくし立てた。
 
後日、A刑事にこの事を確認すると「私は、捜査チームには入っていましたが彼を取り調べはしていません、私の名前が出てくることが不思議ですね」と答えた。

 私は、彼が発する激しい言葉に対して、「信頼関係とは、疑惑が生じたときに調査するのが私の仕事ですので、その事を公表するか・しないかと言うときの言葉であって、信頼関係があるから一切調査するなと言うことは私にはあてはまりません」と答えた。
 

5/31 菅・井手、両氏が事務所を訪れる。

 主に菅1人が喋りまくった。菅は、小林と有明商事との関係を完全否定し、おまけに過去私に喋った事柄さえも否定する始末であった。私の質問に対して「そ んなことは言っていません」を繰り返すのみで、完全に彼の呪縛にかかっている姿を露呈した。再度、私の仕事は不正行為を調査、報道することであり、信頼関 係があるからと一方的に言われても、その意味が理解できないと答えた。信頼関係とは、「不正行為に対して調査し、その事実を報道するか否かの時に、信頼関 係の言葉が発生する」と再度、答えた。菅如き人物の起用で、彼の問題が封印できるほど本質は甘くはない。この事を彼は理解すべきである。


6/1 ある県議会議員に圧力
 
彼が有明商事に電話して、松山の取材に絶対応じるなと指示。
 
彼から副議長室より電話があり、60万円の件を松山に喋るな(同様の内容がある人物よりももたらされた)。また、今後松山から電話が入ると、即内容を報告しろ。

 有明商事との関係を松山に絶対喋るな。


佐世保市内のショッピングセンター

 現在、建設がストップしている佐世保市内のショッピングセンター建設に関して、地産・地消を楯に委員会で担当部長以下の職員に激しい質問(恫喝)を行 い、困り果てた部長が知事に報告するも、知事は当初計画通りの実施を指示した。以後、彼が知事に面談を求めるも、知事は拒否。マッチ・ポンプで利権を漁 る、彼の醜い姿が露呈している。

常日頃から「自分の言うことは、知事は全て受け入れる」と豪語して止まない彼であるが、今回の知事面談申し入れの知事の拒否で、真相が明らかになった。い つも繰り返される彼の、マッチ・ポンプに知事が嫌気をさした証拠である。連立会派と、「県政改革県民の会」との関係に、暗雲が立ち込みだした。


ある人物から

 有明商事に在日説、役員に金の名称。採取船が金栄丸。
 
 有明商事の築切港(諫早市小長井町)の土場使用の違法行為告発は、彼である。

情報の入手は、現在泉の里に勤務している前長崎県砂利協会事務局長か‥?。
 

6/1 桜馬場の焼き鳥店で取材
 
須田(選挙権のない在日女性、年齢61) と彼の関係。(店主の妹が彼夫婦の仲人で結婚、現在は離婚し、長崎市内で生活している)

彼の大村市発注工の関与(市立総合病院工事の関わり)を聞く。
 
須田の電話で彼は何をさておき彼女の基に駆けつけるのか。(選挙権のない彼女が、選挙時に事務所に陣取る)。

 前回の逮捕で家宅捜索を受けたとき、多額のタンス預金が発覚、このカネはどこからか。


6/1 居酒屋太鼓を訪ねるが店主休み。

後日、創設者であり前理事長の福祉法人「泉の里」に関する取材を行う。

 これらの問題を取材で知り得た事実関係に基づき即報道する。

平成25年6月16日

小林克敏県議会議員殿

九州ジャーナル社
松山慎一郎


Fax 案内



本紙を含めて9 枚を必ず小林議員にお渡し下さい。

先日、井出さんが来られましたが話の内容が全く見えません。他人を使わず問題かあれば自信で解決することです。同様に、菅さんの内容も全く理解できませ ん。私は、ものを書くジャーナリスとの端くれです、書く内容には絶対の自信を持っています。その事は、「谷川・金子・富貴」の報道で、貴殿も理解している はずです。今回fax致しました事項は、九州ジャーナル社ネット新聞で即公表すると同時に、取材内容を公表します。

貴殿と私の関係を知っている人達は、今回のネット新聞報道に驚くでありましょう。ことここに至りました事は誠に残念です。
以上


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補助金不正流用疑惑



二人の議員が関与か?
小林克敏県議(大村市選出5期目)と朝永英美大村市議  (改訂版)


   
  



 県農林部への斡旋疑惑が囁かれている小林克敏県議と、23年大村市議会議員に初当選するまで理事長を務めていた朝永英美大村市議。果たして今回の補助金不正流用疑惑に、二人の議員はどう答えるのだろうか=(左)小林県議と、(右)朝永大村市議

 本紙に対してある関係筋から、補助金(就労支援金)不正流用の噂と、同時に、多額の使途不明金の内部告発がもたらされた。就労支援金とは、犯罪者が刑期 満了を迎え出所後、その後の社会復帰を図るためNPO法人等が中心となり、保護観察中の人々に就労斡旋をし、一日も早い社会復帰を支援する目的で、政府6 割、市町村4割負担の就労支援金制度である。この就労支援金が大村市内のNPO法人長崎更正会「絆」に、22年度と23年度に各5000万円、計1億円と 24年度に1千万前後が支払われた。今、その「カネ」の使途に疑惑が生じているとの情報である。

この事業は、昨今の後継者不足と高齢化から来る、農地・山林の荒れ果てた休耕田を耕し、再度、農産物の生産を目的とする政府主導の事業で、この事業が大村 市内のNPO法人長崎更正会「絆」で3年間、総額1億1千万円の予算で実施され、その使途について疑惑が生じている。受刑者の社会復帰を利用して、国民の 血税が使途不明金として囁かれることの真相を追求しなくてはならない。ましてや県議会議員と市議会議員とが関与しているとの噂に対してである。
 
この就労支援金は、NPO法人長崎更正会「絆」井手理事長(設立当時は副理事長であったが現在は理事長)が、大村市議会の朝永英美議員が市議会議員に当選するまで理事長を務めていたNPO法人で実施され、彼が、23年の統一地方選
挙で市議会議員に当選した以後は、副理事長を努めていた井手氏が理事長に昇格している。

井手氏は副理事長時代を含めて実質的には最高運営責任者で、同時に、小林克敏県議会議員の後援会最高幹部の1人でもある。また、運営する理事会には同じく、小林県議会議員の後援会事務局長兼政策担当を努める菅慶二氏も理事として参加し、毎月給与を15万円受け取っていた
 
 以後、本紙が取材すると、下記3点の疑惑が生じていることに気ついた。

1.多額の使途不明金が生じている。

2.作業を行う人達の員数不正報告。

3.小林克敏県議会議員の県への斡旋と圧力。

 1. について。

 
 支援金1億1千万円にのぼる「カネ」の内7千万円が使途不明金であるとの情報が本紙にもたらされ、余りにもその金額の多さに驚かされている。金額の大小 に関わらず行政から支出される補助金のたぐいは他に流用することは絶対に許されず、長崎更正会「絆」にもたらされている補助金(就労支援金)不正流用疑惑 は、重大な事件に発展する要素を占めている。

本紙は、3月上旬に大村市内のレストランで理事長の井手氏に取材を行った。その時、注目する発言が井手理事長よりあった。「帳簿は全て諫早市内の会計事務 所に委ねており、県にも提出し何ら問題なく終わっています。会計事務所は、ライオラボ事件で活躍した長崎県下では有名な人で、私どもは当初からAさんに会 計書類の一切を委ねました。従って、ご指摘の補助金不正流用疑惑などは一切ありません」この発言に驚かされた。

本紙は、同じような質問を小林議員にもすると井出理事長と同じ回答が返ってきた。示し合わせたように二人して同じ回答が返ってくることに何か違和感を覚え てならず、本格的な取材を開始した。取材をする過程で実に良く小林議員は「絆」に関して知っているなと、井出理事長と立場が逆で小林議員自身が
理事長で、就労支援金を県から受け取っているなと錯覚した。今や小林議員は、マッチ・ポンプで行政幹部を脅し、利権に手を染め、「カネ」を獲得する男。そ の男が、自分の斡旋と圧力で就労金1億1千万円を獲得し、ただ手をこまねいているはずはなく、必ずや「絆」の井出会長から相当額の「カネ」を吸い取ってい るはずである

 2. について。

井出理事長の発言を否定する内部告発が既に本紙に対してもたらされていた。その内容とは、「派遣人数を水増しし、その派遣員数分を着服していたのです、この事は、補助金の不正流用と横領罪とに問われます」との内容であった。

いくら優秀な会計士であろうとも、法人から上がってくる書類を適正に処理するのが会計事務所で、員数のチェックなどは会計事務所の範疇ではない。法
人から上がってきた員数を言うとおり処理しているにしか過ぎない。
 また、22年当初から、大村市を地盤とする政治家周辺から支援金の不正流用の噂が囁かれており、水面下で捜査当局が関心を示している。同時に、関係する機関がこれらの一連の疑惑をチェックすると真実は一目瞭然となる。一日も早い行政の対応と、捜査当局の出動を期待したい

3.について。
 
 大村は政争の町大村市と呼ばれて久しい町である。小林県議会議員と、長崎3区から立候補し、5期目を迎える谷川弥一衆議院議員と、彼の姻戚にあたる前長 崎県知事、現参議院議員の金子原二郎との争いは県下では有名で、同時に、現大村市長松本崇との争いも有名である。それらの政治家を向こうに回し、一歩も臆 することなく闘っている小林県議会議員に、就労支援金の窓口である県農林部に対して、圧力と斡旋疑惑が、今、囁かれている。

小林県会議員は、就労支援金が下りた時は4期目で、自民党長崎県連の総務会長と政務調査会長を務めており、豪腕で議員仲間と行政当局からある種恐れられて いた存在の人物である。その小林県議が、補助金不正流用疑惑が囁かれているNPO法人長崎更正会「絆」に対して、就労支援金の斡旋を県当局に行い、圧力を かけたとの疑惑である。

 今回の就労支援金不正受給と流用疑惑は、小林県議会議員の後援会幹部2名が深く関わっている。1人は、理事長を務める井手氏と、もう一人は、理事兼事務 局長を務めていた菅氏である。菅氏は、同時に、小林県議会議員の後援会事務局長も務めており、当然の事ながら報酬も出ていた。その菅氏が、後援会事務局長 の立場でNPO法人長崎更正会「絆」の理事兼事務局長として出向し、そこから報酬を貰っていたことは、「公職選挙法」に抵触する。同時に、後援会幹部であ る井手氏が就労支援金を受け、その窓口である、県農林部に小林議員が圧力をかけたとなるとただ事では済まない。

 就労支援金が支給された後、大村市陰平町の陰平公民館で、小林議員出席の元、開墾式が開かれたが、ここで不思議なことが起きていた。金平地区で開墾地が 決定して、それを基に支援金が支給されたはずであるが、突如として開墾地の変更届が出され、この届け出を県が受理している。行政が進める政策で、変更する ときは原点に立ち返り支援金を返還することは至極当然のことであるが、県はなぜそうしなかったのかが理解できない。この変更届も小林議員が深く関与してい る。再度、NPO法人長崎更正会「絆」は誰が真の経営者か分からず、真の経営者は小林克敏ではなかろうか。

 いずれにしろこの問題は、大村市内の休耕田の所有者から前県議野口健司に情報がもたらされ野口前議員から、松本崇大村市長、谷川弥一衆議院議員周辺にもたらされ政治問題かしょうとしている事案である

 捜査当局によるXデーはいつか、その前途に今暗雲が立ちこめだした。

 本紙は、現在、県に対して就労支援金交付の諸規定と、22年と23年、一部24年に支払われた計1億1千万円の全貌と、派遣された人数とのチェックを現在行っており、判明次第読者に報告する。





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小林県議が配った「カネ」

宮内雪夫議長誕生と自身の議長就任の布石の「カネ」


お金





小林議員がバラ撒いた「カネ」で議長ポストを手に入れたと囁かれ出した前議長宮内雪夫。同時にこの「カネ」は、彼自身が長崎国体で両陛下を競技場に先導できる名誉ある議長就任の布石でもあった。宮内議長誕生で「カネ」を配る事と貰う事は贈収賄の対象であり、過去2回逮捕され、1年7ヶ月の懲役を経験している小林議員が、またまた犯した重大事件である。3度目の逮捕はいつかが待ち遠しい=小林議員が配った「カネ」と前議長宮内雪夫

大問題発生。

大問題が起きていた。2011/04/10に行われた長崎県議会議員選挙で当選した自民党議員24名が三派に分裂し、その後行われた議長選挙で、改革21(民主党中心の会派)が中心に押す旧守派6人の自民党から宮内雪夫議長が誕生した。この時、既に小林克敏議員から旧守派5人に対して、宮内雪夫議長誕生を目的に「カネ」が配われていた。この事は、議長ポストを「カネ」で買った重大な犯罪行為で、贈収賄の対象となる。

この事を、「知ってか・知らず」か、政治評論家の森田実氏は、選挙の終わった6月26日に、長崎全日空ホテル・グラバーヒルで行われた旧守派(小林克敏議員以下5名)自民党主催の講演会で下記のように述べている。
 
政治評論家森田実発言
 
「長崎県に新しい時代を構築する新しい波が起きた。この長崎県に起きた「新しい波」は、これから急速に全国に広がっていくと私は予想している。私は、旧友の小林克敏議員の招きで、自民党(旧守派6人)主催の集会で講演した。この後援会には台風来襲にも関わらず、6百数十人の自民党員と一般市民が集まった。この集会は、自民党県連三分派の中の一会派となった自民党旧守派が主催する集会だった。
自民党長崎県連の分裂を仕掛けたのは、二人の国会議員だったと言われている。長崎県政界を牛耳ろうとする二人の国会議員が愚かな策動が分裂を生み出した。その結果、長崎自民党選出の6名の議員と、改革21(民主党中心の14名)と独立集団3名の計23名の議員で三派連合を結成した。この三派連合が議長選挙で宮内雪夫議長を選出する原動力となった。
新たな政治家と政治集団の結合が、新たなエネルギーを生み出す。新たな政治集団と政治集団の結合が改革のエネルギーを生み出す。長崎県政は、新たな三派連合と古い利権政治性格を持つ二人の国会議員に支配される古い自民党を中心とする旧勢力に分かれた。
新たな県議会三派連合は、長崎県政を変革する新しい力である。この動きは全国で起きる。そして、やがて国政にも波及するであろう。長崎県政の新たな政治改革に注目したい。新たな政治が長崎から始まる」。

 これらの発言が、著名な政治評論家森田実氏が講演会で喋ったとなると彼の責任は重い。小林議員がウルトラCでやってのけた宮内雪夫議長誕生の裏で、「カネ」がバラ撒かれていた事は、森田氏が唱える長崎県政の新しい風にはならず、寧ろ犯罪を誘発する政治の変革である。公職にある議長・副議長選挙に際して、「カネ」がバラ撒かれていたとなると警察当局をはじめ県民の失望を買うことで、森田氏の唱える長崎県政の改革は、「カネ」で買ったことになる。

3連立会派は崩壊した
 
現在、3連立会派は実質的には崩壊を来しており、その典型が何時開かれることもなくなった「百条委員会」では無かろうか。昨年10月に開かれた「百条委員会」はマスコミの予想通りこれを持って終了とのことで、新聞社・テレビ局がこぞって取材に訪れ、委員会室は一睡の余地もないまでに埋め尽くされた。この時、小林議員は高比良元委員長に駆け寄り耳元で何やら囁き、この瞬間に委員会継続が委員長より告げられた。同時に、マスコミ各社は一斉に「潮が引く如く」委員会室を後にし、以後、マスコミ各社の取材はなくなった。

退き際の知らない小林議員のパフォマンスが「百条委員会」を崩壊させ、これを機会に3連立会派も崩壊した。当初、小林議員が主宰する6人の会派「県政改革県民の会」は2人が自民党に復帰し現在4人になり、その後も自民党に復帰する噂が絶えない。気が付いてみたら小林議員のみの会派でしかなくなる可能性が秘められ、今や彼は裸の王様とかしている。
 
パフォマンスだけの小林議員
 
己の存在を誇示するためのパフォマンスは、ひとたび露見すると過去の実践を含めて全てを失う。県費1000万円をかけ何物入りで開かれた「百条委員会」の存在を、小林議員は県民に対して如何に説明するつもりなのか。委員会設置の責任者は小林議員その人である。彼は、自分の存在を誇示するためにだけ議会を利用することは絶対に許されない。森田実氏の講演会での小林議員を褒め称える発言は、彼自身の評論家人生に大きなマイナスで、それともこの程度に代表される政治評論家の発言は、当たり前なのだろうか。私は、小林議員が行った議長選挙に際して「カネ」をバラ撒いた行為と、同様の背信行為発言を、森田実氏が長崎で行った事に対して抗議したい。政治評論家とはこの程度かと。

次回報道予定

 福祉法人「泉の里」で起きていたセクハラ・犯罪行為
 「愛人にして夫婦関係を破綻に、そして若き女子職員に妊娠さす」

 NPO法人長崎更正会「絆」の補助金不正流用
  小林議員が県交通局所有の建物に「絆」を入居さす


 別途詳しく報道すると同時に、「泉の里」の疑惑第二弾とNPO法人長崎更正二弾を報道する。同時に、この報道は神戸発動機社長に今春就任した三菱重工出身の藤澤利喜太郎社長にも送る。



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