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小林県議が配った「カネ」

宮内雪夫議長誕生と自身の議長就任の布石の「カネ」


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小林議員がバラ撒いた「カネ」で議長ポストを手に入れたと囁かれ出した前議長宮内雪夫。同時にこの「カネ」は、彼自身が長崎国体で両陛下を競技場に先導できる名誉ある議長就任の布石でもあった。宮内議長誕生で「カネ」を配る事と貰う事は贈収賄の対象であり、過去2回逮捕され、1年7ヶ月の懲役を経験している小林議員が、またまた犯した重大事件である。3度目の逮捕はいつかが待ち遠しい=小林議員が配った「カネ」と前議長宮内雪夫

大問題発生。

大問題が起きていた。2011/04/10に行われた長崎県議会議員選挙で当選した自民党議員24名が三派に分裂し、その後行われた議長選挙で、改革21(民主党中心の会派)が中心に押す旧守派6人の自民党から宮内雪夫議長が誕生した。この時、既に小林克敏議員から旧守派5人に対して、宮内雪夫議長誕生を目的に「カネ」が配われていた。この事は、議長ポストを「カネ」で買った重大な犯罪行為で、贈収賄の対象となる。

この事を、「知ってか・知らず」か、政治評論家の森田実氏は、選挙の終わった6月26日に、長崎全日空ホテル・グラバーヒルで行われた旧守派(小林克敏議員以下5名)自民党主催の講演会で下記のように述べている。
 
政治評論家森田実発言
 
「長崎県に新しい時代を構築する新しい波が起きた。この長崎県に起きた「新しい波」は、これから急速に全国に広がっていくと私は予想している。私は、旧友の小林克敏議員の招きで、自民党(旧守派6人)主催の集会で講演した。この後援会には台風来襲にも関わらず、6百数十人の自民党員と一般市民が集まった。この集会は、自民党県連三分派の中の一会派となった自民党旧守派が主催する集会だった。
自民党長崎県連の分裂を仕掛けたのは、二人の国会議員だったと言われている。長崎県政界を牛耳ろうとする二人の国会議員が愚かな策動が分裂を生み出した。その結果、長崎自民党選出の6名の議員と、改革21(民主党中心の14名)と独立集団3名の計23名の議員で三派連合を結成した。この三派連合が議長選挙で宮内雪夫議長を選出する原動力となった。
新たな政治家と政治集団の結合が、新たなエネルギーを生み出す。新たな政治集団と政治集団の結合が改革のエネルギーを生み出す。長崎県政は、新たな三派連合と古い利権政治性格を持つ二人の国会議員に支配される古い自民党を中心とする旧勢力に分かれた。
新たな県議会三派連合は、長崎県政を変革する新しい力である。この動きは全国で起きる。そして、やがて国政にも波及するであろう。長崎県政の新たな政治改革に注目したい。新たな政治が長崎から始まる」。

 これらの発言が、著名な政治評論家森田実氏が講演会で喋ったとなると彼の責任は重い。小林議員がウルトラCでやってのけた宮内雪夫議長誕生の裏で、「カネ」がバラ撒かれていた事は、森田氏が唱える長崎県政の新しい風にはならず、寧ろ犯罪を誘発する政治の変革である。公職にある議長・副議長選挙に際して、「カネ」がバラ撒かれていたとなると警察当局をはじめ県民の失望を買うことで、森田氏の唱える長崎県政の改革は、「カネ」で買ったことになる。

3連立会派は崩壊した
 
現在、3連立会派は実質的には崩壊を来しており、その典型が何時開かれることもなくなった「百条委員会」では無かろうか。昨年10月に開かれた「百条委員会」はマスコミの予想通りこれを持って終了とのことで、新聞社・テレビ局がこぞって取材に訪れ、委員会室は一睡の余地もないまでに埋め尽くされた。この時、小林議員は高比良元委員長に駆け寄り耳元で何やら囁き、この瞬間に委員会継続が委員長より告げられた。同時に、マスコミ各社は一斉に「潮が引く如く」委員会室を後にし、以後、マスコミ各社の取材はなくなった。

退き際の知らない小林議員のパフォマンスが「百条委員会」を崩壊させ、これを機会に3連立会派も崩壊した。当初、小林議員が主宰する6人の会派「県政改革県民の会」は2人が自民党に復帰し現在4人になり、その後も自民党に復帰する噂が絶えない。気が付いてみたら小林議員のみの会派でしかなくなる可能性が秘められ、今や彼は裸の王様とかしている。
 
パフォマンスだけの小林議員
 
己の存在を誇示するためのパフォマンスは、ひとたび露見すると過去の実践を含めて全てを失う。県費1000万円をかけ何物入りで開かれた「百条委員会」の存在を、小林議員は県民に対して如何に説明するつもりなのか。委員会設置の責任者は小林議員その人である。彼は、自分の存在を誇示するためにだけ議会を利用することは絶対に許されない。森田実氏の講演会での小林議員を褒め称える発言は、彼自身の評論家人生に大きなマイナスで、それともこの程度に代表される政治評論家の発言は、当たり前なのだろうか。私は、小林議員が行った議長選挙に際して「カネ」をバラ撒いた行為と、同様の背信行為発言を、森田実氏が長崎で行った事に対して抗議したい。政治評論家とはこの程度かと。

次回報道予定

 福祉法人「泉の里」で起きていたセクハラ・犯罪行為
 「愛人にして夫婦関係を破綻に、そして若き女子職員に妊娠さす」

 NPO法人長崎更正会「絆」の補助金不正流用
  小林議員が県交通局所有の建物に「絆」を入居さす


 別途詳しく報道すると同時に、「泉の里」の疑惑第二弾とNPO法人長崎更正二弾を報道する。同時に、この報道は神戸発動機社長に今春就任した三菱重工出身の藤澤利喜太郎社長にも送る。



| http://www.kjnn.net/index.php?e=100 |

| 小林克敏長崎県議の疑惑::小林県議が配った「カネ」 | comments (x) | trackback (x) | 2013,08,02, Friday|

  

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