九州ジャーナル
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小林県議と「政治倫理審査会」


裁かれる小林県議
待たれる 「政治倫理審査会」の開催


県議会

 
 2010年6月に開催され10回に及ぶ審議を重ねてきた、野口健司元県議の新幹線長崎ルートの大村車両基地予定地の買収計画案の図面が、自民党政治資金パーティー券とともに外部に漏れた件で、野口県議を裁く「政治倫理委員会」が開かれ、3人の議員の反対をよそに審査会で採決され、本会議では全員賛成で可決、成立した。以後、拘束力がないものの議員辞職勧告決議案は議長より、野口県議に伝えられた。このパーティー券は本紙の取材により、野口県議の秘書が持ち込んだ先から、指定暴力団に流れていたことが判明した。
翌年2011年4月に県議会議員選挙が行われ、本件の影響から野口県議は落選の憂き目にあった。この件を、当初から熱心に糾弾した同僚議員は、同じ大村選挙区から選出されている小林克敏県議で、彼の努力なくして野口県議の議員辞職勧告決議案は成立しなかった。
その後、ところ変わり数々の不祥事が発覚してきた小林県議は、野口健司元議員どころではない問題が今表面化しょうとしている。今回も、野口健司元県議同様に、小林県議の 「政治倫理審査会」の開催が待たれ、数々の小林県議の犯罪が審議されるであろう=小林克敏県議と長崎県議会本会議場

名誉毀損と息巻く小林県議
 
本紙の報道の反動からか小林県議の数々の不祥事が今一気に吹き出そうとしている。関係者は、「今までにも噂は随分とありましたが、具体的に活字で報道されたことは今回が初めてで、驚いています」 などと、長崎県職員、大村市職員を中心に、そして各議員達が語り始めだした。そして本紙のネット新聞記事をプリントアウトし、関係者間で回し読みしているとも聞き及ぶ。小林県議は関係者に対して、「九州ジャーナル社松山愼一朗を『名誉毀損』で告発する」 と息巻いているようであるが本紙は望むところで、名誉毀損訴訟はいつまで経っても実行されない。小林県議が、行っている犯罪の数々が白日の下にさらけ出されることを熱望して今後も報道する。

勇気ある山田博司県議の発言

 五島選挙区選出の山田博司議員は本紙の取材に対して、「2011年4月の選挙以降、3連立会派が結成されそこから宮内議長を送り出しましたが、この功績は小林議員の負うところが大きく、私は彼の功績は認めています。ところがその後行われている 「百条委員会」の経緯を見て、彼の無責任振り、口からのでまかし、パフォーマンスなどを具に見て、彼に対する思いが変わりました 。
彼は、その後、結成された議会与党の3連立会派の会派長ですが、それだけの器量はなく、その地位を利用する、自分の利益のみを追求する議員であることに気づきました。この先は一刻も早く会派長を辞めるべきです。
彼とこれ以上の行動を共にする事は、次期県議選挙に影響が出るものと考え、離反しました。彼の存在は、関係する議員達にとってマイナスで、このことは、選挙が近づく現在、彼らは理解するでしょう」。これらのことを語ってくれた。

元大村市議会議員が山田県議を「脅す」
 
8月26日、小林克敏が送り込んできた元大村市議会議員(度重なる飲酒運転で市会議員の地位を失う。以後、小林克敏の事務所に出入りをする)の山田敬一が、山田博司県議に対して、「松山と付き合うな、あんな信用ならない人物はおらず、付き合うとあんたの議員活動に影響が出るぞ、松山は、国会議員を始め県会議員達を脅して生活をしている、あんたは分かっているのか」などとの「罵詈雑言」を浴びせた。私が第三者から聞き出した彼の携帯に携帯を入れると、プッンと切り、それ以降、大村警察署に駆け込む有様であった。
この山田敬一と小林克敏とは自他共に認める昵懇の間柄で、小林にとって難しい案件が発生すると、小林は彼に依頼し小林の代理人として問題処理をするとの情報が瞬時に入ってきた。小林は困ったことが発生すると事件処理係の山田敬一を身辺に置き、問題処理をさすなどの方法で何時しか大村市内で、小林克敏に盾突く人物はいないなどと錯覚している。本紙は如何なる連中からの「脅し・ゆすり・脅迫」には屈しなく、今後も積極的に報道を続けていく。
それにしても、事件屋元大村市議会議員山田敬一に命じて、山田博司県議に対して、仕掛けさせたことは小林の人間性が理解できよう。

動揺してきた小林県議

小林県議は、本紙の報道で明らかに動揺をきたし、側近の小林事務所責任者であり政務担当秘書でもある菅慶二と、NPO法人長崎更正会「絆」と人材派遣会社八重綱の、理事長であり社長の井出洋二の2人を使い、本紙に対して出版妨害を仕掛けてきた。この時も、小林県議は決して表面には出ず後ろに隠れ、「言葉の魔術師」 の彼の言葉に騙された連中が、本紙に対してあれこれと因縁を付け騒ぎまくっている。小林県議ほど腹黒い人間はいない。

彼は最近、次の選挙を見越して日本労働組合総連合会(連合)に接触を開始したとの噂を耳にするが、これは彼一流のパフォーマンスで、芯から改革派の連合と共に行動する気などはない。一時的な選挙目的での接近で、彼の戦略を見抜けないほど連合幹部も堕落してはいないだろう。次期県議選挙では大村選挙区は、現職の民主党県議高見健二がいる、その現職候補を差し置いて連合幹部は小林県議を支援するだろうか。小林県議のパフォーマンスに連合幹部は騙されてはいけない。

今、小林県議は完全に焦りだしている。山田博司県議の離反、同じ会派のA県議との不仲説など、この二人の県議が離反したとなると小林県議は議会内部ではただの一人となり、裸の王様とは彼のことを指す。

小林克敏は今明らかに動揺を来たし、完全に追い込まれている。その証拠が、事件屋の元大村市議会議員山田敬一を使い、山田博司県議に差し向けたことで  このことからしても小林克敏のレベルが計り知れよう。

過去3回の取調、1年7ヶ月の服役
 
小林県議は、過去3回警察当局の取調を受け2回は逮捕され、その内1回は1年7ヶ月間大分刑務所で服役し、3回目は「泉の里」に務める愛人である女性大村市議会議員と、スナック経営者のママを二人して「殴る・蹴る」の暴行を働き、「暴行傷害罪」 大村警察暑に告訴され、二人して取り調べを受けている。

人の上に立つ県議会議員がこの体らくでは、メッキは剥げるもので、その剥げたメッキが今関係者達の前に、本紙によってさらけ出されようとしている。

 野口健司元県議会議員の「政治倫理審査会」は、2010年6月より10回にわたり開催され、12月15日に委員長より議長に報告があった。直ちに委員会で採決され、成立し、3人の反対者を出したが委員長より本会議に上程され、今度は全員の賛成で可決、成立した。
 議長より、議員辞職勧告決議案が野口県議に示されたが彼はこれに従わず、翌年4月に行われた県議会議員選挙で、出馬したが落選した。このことは、大村市民は政治をよく見ている証で、県民に対し違法行為を行えばどうなるかが示された一例である。

長崎県議会の良識が問われる

小林県議は今明らかに下記で示す犯罪を、犯しており、「政治倫理審査会」が開催されこれらの事実が審議されるならば、おのずと真実が明らかになる。この審議会開催は、長崎県議会の良識が問われる大切な問題である。

次期県議会議員選挙は、2015年(平成27年)4月で、余すところ残り1年8ヶ月で、その間、来年10月に行われる大村市長選挙に、小林県議は自ら立候補すると、ことある事に喋りまくっているが、現市長松本崇氏の再出馬が濃厚な現況では、小林県議の立候補はありえない。立候補すれば小林県議は完全に破れ、その事を一番理解しているのは、小林県議自身である。所詮松本崇現市長の敵ではない。彼はいくらもがいても、市長、国会議員にはなれず、県議会議員が関の山である。

 下記の事項は小林県議が犯した数々の違法行為である。どれを取ってみても「政治倫理審査会」にかけられる案件で、後日報道する。いよいよ本紙の報道が佳境に入ってきたかんがする。

小林克敏県議の犯罪。

福祉法人 「泉の里」 問題

NPO法人「絆」 の補助金不正流用事件

有明商事から「カネ」

池田設計と官工事組合を恐喝

新対馬地域病院の設計業務

鈴木病院から「カネ」




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小林県議と「対馬地域新病院(仮称)」


大型「新築工事」設計で暗躍
石本建築設計から山下設計へ乗り換えか…?



対馬病院


 小林県議は、平成26年度中に対馬いずはら病院と中対馬県立病院の再編統合により「対馬地域新病院(仮称)」として新たにオープンする予定の新病院建設の設計業務発注に関して暗躍した。3連立会派の会派長に就任して以来、その立場を利用して公共工事に虎視眈々と狙いを定めて議員活動に今日も励んでいる。
 小林県議は、公共工事は儲かる、このことを地で行く小林克敏県議会議員の暗躍の数々を報道する。そして、彼は希に見る「言葉の魔術師」で、彼が喋る言葉に暫し酔いしれる大村市の有権者 (特に、中高年齢の婦人) 達は、完全に騙されている=小林県議と「対馬地域病院(仮称)」完成予定図

 長崎県病院企業局が運営する、対馬いずはら病院と中対馬県立病院の再編統合で、新たに「対馬地域新病院(仮称)」の新築工事が、平成25年4月18日に工事落札業者によって安全祈願祭が現地で行われた。この工事は、東日本大震災から来る工事費・人件費の高騰から、当初の入札が不調になり再入札の結果決定した経緯がある。この件を、小林県議は問題に取り上げ、長崎県議会の「特別委員会」で理事者側を厳しく追求していた。
このことは、彼独特の「マッチ・ポンプ」で「ハイエナの如く」公共利権に関与する前兆であった。以後、小林県議は設計業者選定の過程で、田中副知事に対して、業者と共々会って受注工作を行った。

 落札した施工業者は下記JVである。

1.鹿島・梅村・早田JV
2.九電工・長北電説・ホマレ電設JV
3.東熱・フジエアテック・中原JV
4.九電工・九設工業・対馬ビルサービスJV

○ 建設場所は対馬市美津島町鶏知ナガイタ 敷地面積 33,704m2
○ 建設規模 地上5階 病床数275床  開院予定 26年度中
○ 事業費 総事業費 74億円 (うち建設費72億円、設計・監理費2億円)

 本件の取材は、関係する議員達の協力の下、建設会社・電気設備会社などの取材を通して、報道する。そして、長崎市内に在住する関係者の協力を仰ぎ、報道にこぎ着けた。小林県議は、なぜ、「ハイエナの如く」 公共工事の利権を漁るのか、その理由は、3連立会派の会派長のポストを得たことで、それを利用し公共工事の利権に関与する議員活動を行っている。彼のような県議は他には誰もいない。「脅し、集り、恫喝」の議員活動の原点は、3連立会派の会派長の立場にあり、連立会派を組む「改革21・県政改革県民の会・新生ながさき」は、いつまで小林県議の議員活動を放任するのか。

 この現場の設計は、当初は(株)内藤設計(大阪市中央区今橋2丁目2番11号)が有力とされていたが、これに代わって(株)山下設計(東京都中央区日本橋小網町6番1号)がクローズアップされ、対抗馬として(株)石本建築設計(東京都千代田区九段南4-6-12)が浮かび上がってきた。石本建築設計を担いで工作をしていた小林県議は、田中副知事にも石本建築設計を会わせていたが、この工作が見事に失敗し、今度は山下設計が落札するや人づてに「山下設計を紹介してくれ」と、なに振り構わず頼み込む始末であった。

 山下設計との接触を、下請け業者(株)アトリエ・プランニング社長林田佐重喜(大村市協和町728番地5)を介して行わせ、(株)山下設計大竹不二男専務執行役員を大村市の福祉法人「泉の里」に呼びつけ、山下設計と今後の仕事の進め方とアトリエ・プランニングの下請け起用に成功した。以後、アトリエ・プランニングを介して、設計で知り得るあらゆる工事内容を、施工業者に無理難題を吹っかけさせ、自分の知り得る下請業者の起用を図っている。

小林県議とアトリエ・プランニングの林田社長とは、「知る人ぞ知る」関係で、大村市内の関係者の間では、今回の下請け業務の話は有名である。林田社長を介して小林県議は、相当なことを企てていますなとの事であった。

当然、アトリエ・プランニングを下請けに押し込んだ際には、それ相応の「カネ」を取っているし、また、下請け業者起用の時にもそれ相応の「カネ」を取っている。これらのことは全て、3連立会派の会派長の立場を利用し、相手を信用させて物事を取りはからっている。小林県議の公共工事の「傍若無人」の振る舞いは、3連立会派の会派長にある。先ずは、会派長の辞任と特別委員会・議会運営委員会委員の辞任であろう。

本紙は上記の事柄を、「公開質問書」として長崎県病院企業団議会議員の、県議会議員山田博司氏と山本啓介氏宛に送付し、回答を戴く。同時に、「政治倫理審査会」の開催を、議長・議会運営委員長・各会派長宛に送付し、同じく回答を戴く。


2013年8月25日


公開質問書

長崎県議会議員 山田博司 殿
〃 山本啓介 殿

九州ジャーナル社                            
松山慎一郎


 私は、大村市に長崎事務所(大村市小路口本町493-3レオパレス21 108号)を設け、ジャーナリスとして活動を致しています、九州ジャーナル社の松山慎一郎と申します。よろしくお願い致します。
 両議員は、長崎県病院企業団の県議会議員の議会議員を務めておられます関係で、対馬地域病院建設に関する問題で下記の質問を致します。真摯に回答を戴きますようお願い致します。

1.設計業務発注の時、小林県議は石本建築設計を連れだって副知事田中桂之助氏と会っている、何のための副知事訪問だったのか。調査し、回答をお願いします。

2.本件は山下設計が落札したが小林県議は、山下設計とも自身が運営する福祉法人「泉の里」の応接室で、大竹不二男専務が東京から訪れ会っている。落札した設計業者となぜ事前に県議会議員が会うのか、調査し、回答をお願い致します。

3.小林県議は、新対馬地域病院の設計を落札した山下設計に対して、自分が予てより関係する大村市内の設計会社アトリエ・プランニングを下請けとして起用させた。このことは、明らかに法律に抵触する。調査し、回答をお願い致します。
以上

 回答は封書で、大村事務所までお願い致します。







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小林県議と「公開質問書」「監査請求」


山田博司議員と山本啓介議員への公開質問書
「政治倫理審査会」開催への公開質問書
「監査請求」


県議会

  

 「新対馬地域病院(仮称)」 建設に於ける小林県議が犯した各種違法行為について、米倉正大(長崎県病院企業団企業長)及び、議会議員の山田博司議員、山本啓介議員、そして3人の県側担当部長達に「公開質問書」を送り、回答を求める。
 同時に、長崎県議会に「政治倫理審査会」を設け、小林県議の数々の違法行為の真相究明を求めるとの「公開質問書」を送ると共に、本件を広く県民に知って貰うための審査会開催を求める。
また、一人一人の県民に与えられた権利「住民監査請求」を行い、県に損失を与えた事柄の実態解明に努めたい=違法行為が吹き出してきた小林県議と長崎県議会

公開質問書
 
「新対馬地域病院(仮称)」 建設は、地方公営企業法の適用を受け、地方自治の発展に資する目的のために、自治体は地方自治法の適応を受け、働く人達は地方公務員法の適用を受ける。このことから、厳しい法律の適応を受け地方自治発展のために資することに努めなければならない。
これらのことを率先して努める義務のある行政幹部の田中副知事と、議会側の3連立会派の会派長を努める小林県議とは、何故事前に石本建築設計を交えて会わなければならなかったのか。
 
今度は、一転して本件の設計業務を落札した山下設計の大竹不二男専務が、わざわざ東京から出向いてきて福祉法人「泉の里」の超豪華な応接室で小林県議と会っている。この結びつきは、小林県議と昵懇の噂がかねてからある地元大村市の設計業者アトリエ・プランニング林田社長の仲介であった。
地方自治法の厳しい適応を受ける長崎県病院企業団発注の「新対馬地域病院(仮称)」工事で、なぜ事前に山下設計大竹不二男専務と小林県議、そして山下設計が落札後下請け業務に参入した、アトリエ・プランニング林田社長とがなぜ会わなければならないのか、誠に持って不思議である。
このことを政治屋主導の構造汚職と世間では称し、「地方自治法」の厳しい適応を受ける本件発注工事では、関係した連中は「斡旋利得罪」、「カネ」 が動いていたら「贈収賄」の適応を捜査当局から受ける。

小林県議の強い斡旋で下請け業務に参入したアトリエ・プランニング林田社長から、当然の如く小林県議には「カネ」が流れており、このことは誰の目から見ても明らかで、本件は、「贈収賄」 事件の対象である。

以上のことを踏まえて長崎県病院企業団議会議員達に「公開質問書」を送る。

県議会議員 山田博司議員 山本啓介議員。
対馬市議会議員 大浦孝司議員 上野洋次郎議員
長崎県病院企業団企業長 米倉正大
県総務部長 池松誠二
県企画振興部長 坂越健一
県福祉保健部長 濱本磨毅穂

これら8人に「公開質問書」を送り、回答を待つ。

政治倫理審査会

 2010年6月から12月15日まで10回にわたり開催された野口健司県議(前議員)の事務員が、長崎県から入手した新幹線長崎ルートの用地買収予定地の地図を、1万円の自民党政治資金パーティー券と共に外部に流失させた問題で、県議会政治倫理審査会が最終回を12月15日に開き、野口県議の辞職勧告の審査結果をまとめて末吉光徳議長に報告した件は、全て小林県議の準備万端整った野口県議への仕掛けで、これに見事成功した小林県議は、2011年4月に行われた県議選挙で、大村選挙区の政敵野口健司議員を見事に葬り去った。議会制度を利用した小林県議の見事なまでの戦術で、野口県議は翌年4月に行われた県議
で落選した。
 ところが、野口県議の新幹線長崎ルートの用地買収地図の流出に勝るとも劣らない事件を、小林県議が起こしている。対馬新病院建設の設計業者選択の過程の諸問題、池田設計・長崎県管工事業組合への恐喝事件、鈴木病院への恐喝事件、福祉法人「泉の里」の諸問題、大村市内のスナック経営者への「暴行・傷害」事件など、数え上げると切りがない。

 今回は、対馬病院建設の設計業務選定過程で起きた、小林県議と山下設計との関係と、福祉法人「泉の里」の数々の不祥事に関する質問を行う。両件とも「政治倫理審査会」を開催し、審議する事が県民に対する議会の真摯な回答である。

長崎県議会議員の政治倫理に関する条例 

目的
第1条 この条例は、長崎県議会議員の責務と行為規範を定めることにより、議会制民主主義の根幹をなす政治倫理の確立を期すとともに、長崎県議会の権威と、名誉を守り、主権者たる県民の厳粛な信託に応え、もって清潔で民主的な県政の発展に寄与することを目的にする。

責務
第2条 議員は、重大な使命により高い倫理的義務が課せられていることを自覚し、政治倫理の向上に努めなければならない。

行為規範
第3条 議員は、公職選挙法、政治資金規正法などの政治活動に関する諸規定を厳守するとともに、次の各号に定める事項を遵守して行動しなければならない。
(1)~(9) 2 3の各項

審査の諮問
第4条 議長は、議員などの行為が前条に規定する行為規範に反する疑いがあるときは、議会運営委員会に審査を諮問するものとする。

審査委員会の運営
第5条 前条の規定により諮問を受け審査を行う議会運営委員会の運営は、次によるものとする。
(1)~(7) 2の各項

議長への報告
第6条 審査委員会の委員長は、審査の結果について、審査委員長の意見を付して、議長に報告するものとする。

措置
第7条 審査委員会がその審査により、議員などがこの条例に反し、政治的叉は道義的に責任あると認めた場合には、議長は、当該議員に対して、第5条第1項第3号に定める勧告叉はその他の必要な措置をとることかできる。

啓発活動
第8条 議長は、議員に対する研修、調査などを行うことにより、政治倫理の啓発に努めるものとする。

委任
第9条 この条例に定めるもののほか、この条例の執行に関し必要な事項は、議長が別に定める。

附則
この条例は、平成15年4月1日から施行する。

 本紙は、上記の条例に定めるところにより、「政治倫理審査会」開催の要請を、議長、議会運営委員長、各派責任者に「公開質問書」を送るとともに「政治倫理審査会」開催を促す。

住民監査請求

 地方自治法第242条により、県民が、監査委員に対して、県の財務に関する行為について監査を求め、必要な措置を講じるよう求める制度である。

 この制度に基づいて下記の事項の「住民監査請求」を求める。

1.福祉法人「泉の里」の基本財産である土地がなぜ、小林一家の名義なのか。

2.1号館の土地名義が、井出洋氏から小林一族10名に贈与され等分登記された。以後、小林家の家族5人に贈与され、等分登記され現在に到っている。福祉法人の基本財産である土地は、法人に寄贈された後建物が建つ、なぜ井出洋氏の名義のまま建物が建ち、以後土地名義か小林の家族に贈与され現在のままなのか。

3.小林議員の個人事務所が、「泉の里」の2階事務所内にあり、スタッフ4人の給与が「泉の里」から支払われている。

4.職員の給与が二重帳簿によって管理されている。

5.政治活動に於ける多額の出費を要するときは、「泉の里」の施設会計から出ている。

社会福祉法人大村福祉会が運営する特別養護老人ホーム「泉の里」に焦点を絞り、「住民監査請求」を行う。




2013年8月26日


公開質問書


件名、「政治倫理審査会」開催のお願い。

長崎県議会議長
渡辺 敏勝 殿

九州ジャーナル社
松山 愼一郎



 私は、長崎県大村市に長崎事務所(大村市小路口本町493-3レオパレス21 108号)を設けジャーナリスと活動をしています、九州ジャーナル社の松山愼一朗と申します、よろしくお願い致します。

 渡辺敏勝議長に申し上げる件は、大村市選出の小林克敏県議の件であります。小林県議は数々の違法行為を現在も繰り返し、目に余るものがあり長崎県議会の「政治倫理審議会」で審議して戴きたく、下記の案件を申し上げます。

1.補助金不正流用に関して質問致します。

a.NPO法人長崎更正会「絆」の理事長井出洋二と結託し、県農林部から農業支援金として支給されました補助金1億5百万円を、小林県議、朝永英美大村市議会議員達3人が不正流用しています。調査し、回答をお願い致します。

2.社会福祉法人大村福祉会が運営する、特別養護老人ホーム「泉の里」について質問致します。

b.昨年4月、着任早々の福祉保健部長濱本磨毅穂氏が、小林県議に対して、「先生そんなことをいうのでしたら『泉の里』に特別監査を入れますよ」と喋ったと小林議員自身から聞き及んだ。その発言内容を調査し、回答をお願い致します。

c.社会福祉法人法では、法人の基本財産は土地であり、土地は法人に寄贈されなくてはならないと決められている。なぜ「泉の里」の土地名義は小林県議を含めて、施設長の妻加津代、同じく施設長の長男、次男、長女達の名義になっているのか、調査し、回答をお願いします。「特に、「泉の里」1号館についてお願い致します」

d.「泉の里」の中に小林議員の個人・後援会事務所・選挙事務所がある。なぜ、福祉法人の中に小林議員の事務所があるのか。調査し、回答をお願い致します。

e.小林県議は、「泉の里」に努める女性大村市議会議員とともに「暴行傷害事件」を起こしている。調査し、回答をお願い致します。

f.小林議員は、多額の「カネ」が必要になると「泉の里」の施設会計が捻出している。調査し、回答をお願いします。

 尚、この質問書は、議会運営委員長、各会派責任者、歴代文教厚生委員長にも送付する。
以上


 回答は、封書にて上記住所までお願い致します。






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