新人俳優賞
加藤ローサ
「ダンドリ。Dance☆Drill」フジ系
“ダンドリ。”加藤ローサがダントツの強さで受賞。既に映画やネットドラマで主演を張る彼女だけに、今回の新人の中では抜群の安定感だった。娘を見守る美人ママをさりげなく好演した「タイヨウのうた」黒田知永子、パッと見誰か分からないオタクぶりが強烈な「怨み屋本舗」前田健も票を集めた。
「わー！ やった！」と元気にトロフィーを受け取ってくれた加藤ローサさん。これまで映画で主演などを経験してはいたものの、ドラマの撮影方法に戸惑っていたよう。「今までの映画はカメラ一台での撮影だったんですけど、ドラマのスタジオだと6台でやったりとかして…。一回、私がどいてカメラさんが入って、また私が入って…みたいな感じで、最初は思わず笑っちゃいました」。数々のダンスシーンをこなすために、夜は欠かさずストレッチや筋トレを行っていたそう。「これまでは、特に体調にデリケートになったりしたことはなかったんですが、今回はストレッチなどをサボると、本当に動けなくなるんですよ。このドラマのおかげで女優としての体調管理の大切さも学べたかな、と思います」。ダンス合宿やレッスンなど、予想外に厳しい環境だった連続ドラマデビュー。「でも、私今まで学生時代もここまで、一つのことにみんなで打ち込んだことがなかったんですよ。それが最後のダンスでは放心状態になるぐらい感動できて。そういう意味では『ダンドリ。』というドラマは特別な存在だし、宝物ですね。今回、賞ももらえたし、この勢いで女優業をますます頑張りたいと思います！」と意欲を見せてくれました。
