“体制側”と闘う若者たちの青春を真摯に描く
脚本=野島伸司/演出=吉田健、加藤浩丈、金子与志一/主題歌=「TOP OF THE WORLD」「青春の輝き」カーペンターズ/出演=いしだ壱成、香取慎吾、反町隆史、河相我聞、北原雅樹、遠野凪子、浜崎あゆみ、朝岡美嶺、西岡徳馬、谷原章介、桜井幸子ほか
野島伸司らしい社会派青春ドラマ。体制に反感をもち、闘うハメになる5人の高校生らが主人公だが、彼らの“挑闘”の直接的きっかけとなる仁(香取慎吾)の発砲事件がやっと第8話で出てくるという“助走”の長さは従来ないもの。過激さだけでない野島作品の底力が、結果的に証明されたと言えるだろう。