ヒロイン3人リレーで朝ドラが戴冠！

脚本＝渡辺あや／演出＝田中健二ほか／出演＝尾野真千子、夏木マリ、小林薫、麻生祐未、正司照枝、新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子、栗山千明、濱田マリほか

コシノ3姉妹の母・小篠綾子さんをモデルに、女性ファッションデザイナーの草分けとして活躍し、さらに3人の娘を世界的なファッションデザイナーに育てたヒロイン・小原糸子（尾野真千子）の一代記。晩年の糸子を夏木マリが演じ、ヒロイン交代も話題となった。

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2012年05月02日発表 | この記事のURL | トラックバック (0)

アクションで魅せた松本潤

アクションシーンが圧巻だった松本潤が読者から多くの票を集め、「バンビ～ノ！」（'07年日本テレビ系）以来、2度目の受賞。TV記者と審査員で1位の中井貴一には、「セリフの間や立ち居振る舞いなど、全てがさすが！」「魅力的な大人の男のあるべき姿の答えが見えた」と賛辞。

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混戦を制して、初受賞！

竹内結子、小泉今日子との接戦の末、審査員票で差をつけた尾野真千子が1位を奪取した。尾野へは「彼女が構築したキャラの魅力で作品を引っ張っていた」「糸子にはバイタリティーと同時に尾野自身のそこはかとない品も加わり、魅力が倍加した」などの意見が寄せられた。

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圧巻の表現力で瑛太が1位！

総合的に票の多かった瑛太が、昨年の主演男優賞に続き、助演でも栄冠に。「ギラついた目に狂気を感じた。若手では断トツの表現力！」と絶賛の声が多数。2位の西島秀俊は「秘めた思い、そして守る！みたいなところがたまらない。今期一番のイイ男だった」と女性の心をわしづかみ。

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劇中同様、激しい戦いを展開

票が割れ、大混戦となった助演女優部門。総合計で松たか子を10ポイント上回った真木よう子が1位を獲得した。「直接会うシーンは少なかったが対立した関係性が常に見えた」「女の強さや情念が感じられ、それぞれ迫力満点だった」など、2人共に評価する意見が多かった。

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テレビドラマでは難しいと言われた原作を見事に映像化

1位の「ストロベリーナイト」（フジ系）が「映像化不可能といわれた原作を、ギリギリのラインで殺人シーンを見せたり、うまく編集していた」など高い評価を得て栄冠に輝いた。2位は心を打たれる数々の名シーンを生み出した「カーネーション」、3位はアクションシーンが秀逸だった「ラッキーセブン」が選ばれた。

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大人の恋愛をリアルに描いた岡田惠和が5度目の受賞を！

オリジナルで勝負した「最後から二番目の恋」が1位に。「アルジャーノンに花束を」（'02年フジ系）以来、5度目の受賞となる岡田惠和には「人が人と関わる姿を面白く、心地よく見せた今作は岡田作品の真骨頂だ」など賛辞が寄せられた。2位は渡辺あや「カーネーション」、3位には野島伸司「理想の息子」が入った。

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嵐が約1年ぶりとなる6度目の受賞を達成！

読者、TV記者、審査員の全てで1位だった「ラッキーセブン」（フジ系）の主題歌、嵐の「ワイルド アット ハート」が2位と倍以上の票差をつけ、圧勝の結果に。「爽快に盛り上げる、嵐らしい曲で良かった」「テンポ良くノリやすい曲で耳に残った。ドラマの雰囲気にも合っていた」とドラマへの影響も強く、評価につながった。2位の椎名林檎の「カーネーション」には、「力強い歌声が、朝ドラの世界観やたくましさを雄弁に語っていた」との声が挙がった。

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難題をクリアした夏木マリに賞賛

好評だった尾野真千子から主役を引き継いだ夏木マリ。主役交代のニュースが話題となり、ハードルが上がった中で見事に演じ切った彼女に特別賞を。「途中から主役を演じるという大変なことを違和感なくやっていた。特殊メークの首のしわも自然だった」など、多数の賛辞が寄せられた。

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