パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

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ラーメン缶で集客

2007-06-29 09:32:25 | 営業1号
おでん缶といえば今やすっかり秋葉原の名物として定着しているが、柳の下の二匹目のどじょう、として登場したのがその名もラーメン缶だ。

で、そのラーメン缶を仕掛けている会社の人に会って、もらったのが写真のラーメン缶。

なんとおでん缶、ラーメン缶の仕掛け人は自販機メーカーのフジタカだった。おでん缶、ラーメン缶は自販機専用商品として開発されたものだった。

従って、おでん缶、ラーメン缶はスーパーなどでは販売されておらず、自販機でしか買えないのがミソ。

で、フジタカはパチンコ業界を販売チャネルとして狙っている。

自販機を置いてくれたら、中身だけを景品として販売することは可能だという。

ちなみに、麺はこんにゃく麺を使っており、スープは麺屋武蔵がプロデュースしている。

販路を拡大したいのだが、大人気で中身の生産がおっつかないのが現状のようだ。
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教育元年

2007-06-28 09:47:26 | 営業1号
「元気ですか!」

日遊協深谷会長のあいさつは、いつもこの掛け声で始まる。

そして、ダーウィンの進化論を引用してこう語りかける。

「地球に生き残ってきたのはその時代に賢いもの、強いものが生き残ってきたわけではない。その時代に適応できるものが生き残ってきた」

パチンコ業界はこれから業界規模が縮小することは避けられない現実となってきた。

いつまでも台当たり5万円の売り上げを求めている時代ではないということだろう。過去の栄光ばかりを追い求めるのではなく、考え方を改めなければ、時代の流れに取り残されていく、ということ。

それは当然われわれのような業界誌にもあてはまること。

深谷会長が強調するのは、設備だけの経営にはおさらばして、ホールという器に魂を入れることだという。

そのために、パチンコの楽しさを伝えられる社員を育てなければいけない。

5号機問題は社員教育に力点を置くためのターニングポイントだった、ともいえる。

そう、この前書いた1日800杯コーヒーを売る人のように、どうすれば客が楽しんでくれるかをを考えられる人財をもっともっと育てなければいけない、ということ。

教育会社が忙しくなる?
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今日からあなたもデザイナー

2007-06-27 09:34:24 | 営業1号
マネットデザイン工房。ポスターやプレートが簡単に作れてダウンロードできるサイトが登場した。

ファイルはPDFで、自社のプリンターから出力できる。B1の大判ポスターにも対応している。

プレートは様々な形が用意されている。

使い方は、まず、背景を選び、次にキャッチフレーズを選び、そしてイラストを選ぶ。ここまではよくあるのだが、デザイン工房の最大の特徴は文字入力ができること。これは他社にはあまりみられないサービスだ、という。

これさえあれば、その日からデザイナーになれる。社内制作なので納期0。コスト削減にもつながる。

月額使用料は2万9400円。

このサービスの特徴はPOPなどを制作している同業他社にもオープンにしていること。
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1人で1日800杯売るワゴンレディー

2007-06-26 09:59:18 | 営業1号
「現場力」ということばが流行っているが、あるセミナーでもこの現場力ということばが具体例を挙げて出てきた。

500台クラスのホール。

通常、この規模なら1日200杯もワゴンコーヒーが出れば上出来の中、1日で800杯も販売するスーパーワゴンレディーがいる。

自販機で買えば120円のコーヒー。ワゴンなら300円もする。

そこで彼女は考えた。

「お客さまがコーヒーを買うにはきっかけがあるはず。そのきっかけづくりをすればいい」と閃いた。

加えて、自販機より優れているのは、自分には接客ができることに気づいた。コーヒーを売るだけでなく、自分を売ることに努めた。

ホール内は騒音でうるさい。

そこで彼女が編み出したのが島に入るときに鈴を鳴らして、これから販売に伺います、という合図だった。

1人1人に顔を近づけて相手が振り向くまでじっと待った。

そして、客が振り向くと最高の笑顔を返した。

注文のコーヒーを持っていったときに、ここからコミュニケーションが始まる。

空になったカップを回収するときにまた笑顔を返す。

彼女には3回の接遇のチャンスがある。

お客にすれば、コーヒー1杯で彼女の笑顔が3回見られる。

これを習慣づけて1日800杯売るようになった。

現場が創意工夫することで、200杯が限界なものを800杯も売る。これこそが現場力なのだ。

現場力が強ければ強いほど強固な組織になる、ということか。
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1月から加速する休・廃業

2007-06-25 09:00:27 | 営業1号
警察庁が4月に発表した昨年12月末現在の店舗数は1万4674軒になっていたが、この軒数を聞いたとき?マークがついたことは否めなかった。1年前の数字ではないのかと思ったほどだった。

先ごろ全日遊連が発表した営業店舗数はやはりリアルだ。
警察庁の数字と違って「組合加盟」という但し書きを頭に入れておく必要はあるけれど。

1月/1万3537軒
2月/1万3427軒
3月/1万3348軒
4月/1万3310軒
5月/1万3196軒

この営業店舗数に関しては休業店舗数を含む組合と含まない組合があるため、その辺を割り引いて見る必要があるが、1月から5月まで新規店舗数が140店に対して廃業は512店。休業店舗に至っては1240店に達している。

わずか5カ月間で1752店が休・廃業届けを出している。

本格的に5号機入れ替えが進む7月以降は、このスピードに拍車がかかるものと思われる。単純計算しても4000店前後がこの1年間で休・廃業に追い込まれそうだ。

巷間いわれている1万店舗節がいよいよ現実味を帯びてくる。

業界のスクラップ&ビルドの後に見えてくる未来とは手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ。貸し玉料金で推し量る実態とはかけ離れている30兆円産業の妄想からも解き放たれるときだ。
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懐かしい名前が…

2007-06-22 09:42:57 | 営業1号
不動産登記に絡み4億円の手数料をもらっていた元不動産会社社長ということで、なんとも懐かしい名前がマスコミを賑わせた。

今から12〜13年ほど前、法曹政治連盟での勉強会を経て「全国遊技業経営者協会」なるものが設立され、その理事長に就任したのが当時、不動産会社「三正」の社長だった満井忠男氏だ。

設立主旨は次の通りだった。

1.メーカー及び遊技関連業界の正常化と社会貢献
2.風営法第23条改正の早期実現
3.CR機と一般機の基盤の許可基準の同一化
4.既存業者の権利等諸問題の解決
5.パチンコ愛好家のニーズに応える業界の健全化

法曹政治連盟の勉強会は都合6回ほど開かれた。
その時出席したメンバーの中には、先般自殺した松岡利勝議員の姿もあった。

全国遊技業経営者協会は警察行政との強硬な対立姿勢を示していたことや、会費の徴収方法に不審感が募ったことなどから、当初は代表世話役になっていた有力ホールの社長ら3名が設立前に会を抜けた。協会は設立されたがその後の活動実態は不明なまま、協会は消えていった。

ちなみに、三正の子会社が経営していたパチンコ店が福岡のディズニーだ。

特に清川店は当時としては1200台の規模を誇り、国内最大級。ローラースケートを履いたスタッフが店内を回る広さで、オープンの模様はNHKニュースでも取り上げられ全国放送された。マスコミも一斉に取り上げたことから、アメリカのウォルト・ディズニーに知れることとなり、本家から登録商標侵害で裁判を起こされることとなる。

裁判は負けたが「ディズニーが経営しているホールと間違われる恐れがあるので訴えられた。それぐらい当社の運営レベルが高かいことが認められた」と前向きに負けを喜んでいた。
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Jリーグに認められないマルハン

2007-06-21 10:32:56 | 営業1号
Jリーグの川淵三郎キャプテンはJリーグ選手が15歳の女子高生に淫行問題を起こしたことで、「若手は高級外車に乗るな」と異例のお達しを出した。

淫行問題から選手が乗っていたベンツGL550のSUVモデルに話が飛び火した。

未成熟な若者が高級外車を所有することで、浮ついた気持ちに拍車がかかることを危惧した模様だ。

そんな至極全うな考え方があるのか、Jリーグはパチンコ業界のような風俗営業がスポンサーになることを好ましくない、という規定があるようだ。

大分トリニータの胸スポンサーだったトライバルキックス(小室哲哉代表)のスポンサー料未払い問題が発覚し、チームが存続の危機に立たたされたのが2005年のことだった。

この危機を救ったのがマルハンだった。

2006年から6年間の年間シートをマルハンが購入したことにより当面の危機は回避されたものの、パチンコ店がスポンサーになることは規定に抵触する恐れがあると、指摘されていたが、昨年度は特例としてマルハンの胸スポンサーが認められた。

2007年度からはマルハンの胸スポンサーが消えた。

大分トリニータは今期もマルハンの胸スポンサーをJリーグに申請したが認められなかった。

胸スポンサーが認められないにも関わらず、マルハンはスポンサー契約を継続した。この心意気に心を打たれたのがトリニータのサポーターたちだ。

マルハンの胸スポンサー復活の嘆願署名活動を始めたのが1月のことだった。7月末までに40万人の署名を集めてJリーグに提出する予定だ。

今から15年以上前、マルハンが業界改革に着手した理由の一つに業界の地位向上があった。当時はパチンコ店の社員という理由でアパート、マンションが借りられない、レンタルビデオでカードが作れないなどの悔しい思いをしてきた。

その悔しさをバネに社会から認められる新しいパチンコ店のスタイルを築き上げてきた。

今では駅前再開発のキーテナントとして事業主体からマルハンが指名されるまでになっている。

川渕キャプテンは一度マルハンに足を運んでからその判断を下してもいいのでは?
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1円パチンコが業界の危機を救う

2007-06-20 09:25:15 | 営業1号
1年前にピーアークがスタートさせた1円パチンコの輪が徐々に広がりつつある中、大阪にも第1号の1円パチンコ店が登場した。

西成区玉出のクレイジーチャンスがそれ。6月15日からスタート。店内は1円と4円コーナーに別れている。

1000円で1000発。これだけの玉があれば、甘デジなら1回目の大当りを引き当てることができる。理論上、4倍の時間遊べて、大当りのチャンスも4倍増える。

1000円あれば、十分遊べることになる。

1円パチンコは1箱出ても1000円にも満たない。換金してもたいした金額にはならない。そうなると時間消費型目的のお客さんがホールに戻ってきて、ホールが活性化する可能性がある。

少ない金額で遊べるので友達や家族を誘い合ってホールへいけるようになる。

換金目的ではないので、一般景品の充実振りが求められるが、その分、特殊景品の出庫が落ちるので、換金手数料も下がる。

機械は中古でいいので、粗利も決して悪くはない。

乱暴な言い方だが、5号機ショックは1円パチンコで救え。

まず、ホールにお客さんを戻して、利益のことはその後考えればいいのではないか。

遊べる遊技機の発想をちょっと変えればいい。高い新台を取りそろえる必要がない1円パチンコの輪を広げることが業界の進む方向だ。
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試打とコンサート

2007-06-19 10:05:46 | 営業1号
倖田來未の機械を発売を記念して、明日6月20日、横浜アリーナでファンを招待してのライブコンサートが開かれる。

予想通り、会場には60台のパチンコ台を設置。試打とライブが楽しめるようにしている。パチンコをやったことのないくぅちゃんファンを取り込む狙いだろう。

こうした試みはどんどんやってもらいたいが、招待客の数からすれば、60台はちょっと少ない感じもしないではない。

歌手をキャラクターにするのであれば、このやり方はいいヒントになる。

特に氷川きよしのパチスロは、パチスロとは無縁のおばちゃんを招待して、試打とコンサートでもよかった。おばちゃんの中には機械を買いたいといいだすファンが出てくるかもしれない。

中古市場に出たときは熱狂的ファンが買うだろうな。
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ビジネスモデルの破綻?

2007-06-18 12:50:07 | 営業1号
1年前、5号機入れ替えをメーカーも販社も特需と考えていたが、現実は甘くなかった。6月ももう終盤に入ったが、嵐の前の静けさなのか?と疑いたくなるほど盛り上がらない。

「パチスロメーカーに特需なんかありゃしない。地獄ですよ。ホールに儲からない機械を慈善事業で買い続ける体力がない。今の機械代と5号機の粗利では、ホールは機械代を回収できない。パチスロのビジネスモデルは破綻寸前ですよ」とメーカー関係者からはぼやき節しか聞こえてこない。

「格差社会の広がりで、パチンコの可処分所得が減っている。それにサラ金の規制が追い討ちをかける。1人当たりの客単価を上げることしか考えてこなかった業界に対してのしっぺ返し。新規顧客なんてそんなに簡単にはできませんよ。今はケータイなどで手軽に安く遊べる娯楽もある。お金をたくさん使わせる今のやり方が時代に即していないから客が減ったのに、それに気づこうとしない」と溜まっていた思いが一気に爆発する。

スロットメーカーには是が非でも頑張ってもらわなければいけにのだが、この危機を救えるのはやはりメーカーの知恵しかない。
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プレイマーケット新装開店

2007-06-15 11:09:09 | 営業1号
ネタがないときは自社の宣伝でも。

プレイグラフでは6月から「プレイマーケット」を新たに開設しております。本誌6月号でも見開きでどど〜ん、と広告を打っているので、読者の方はもうお気づきでしょう。

これはいわゆるカタログサイトで、遊技機以外でパチンコ営業に必要なものが網羅されています。

ここからは営業部としてのお願い。

当サイトへの出店を24時間、365日受け付けております。100点まで掲載しても、月額31,500円(税込み)です。

営業マンを1人3万円で雇うことはできませんが、プレイマーケットでは24時間働いても残業代も不要。文句も言わずに働いてくれます。

まだ、スタートしたばかりでアイテム数が不十分なカテゴリーもありますが、これからどんどん増やしていきますのでご期待下さい。
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育てることの大切さ

2007-06-14 09:28:24 | 営業1号
遊技機販社は機械を売ることが仕事だが、こんな爆弾発言する業者が現れた。

「これからスロットを入れるのは自殺行為。どう計算してもやっていけない。それがみんなだんだんと分かってきた。主力をパチンコに切り替える」

業界に身を置くものとしては、スロットメーカーに是が非でも頑張って5号機ファンを開拓してもらいたいが、販社の発言を裏付けるように、オール5号機で営業しているホールを見てきた人からこんなコメントが寄せられた。

>最初のオール5号機新装1ヶ月ほどは、大入りでにぎわっていたんですが、なんせオール5号機の等価交換店。すぐに客が飛んでしまって、今では、平日で客が10人未満の閑古鳥状態。(10人未満/スロは198台設置)稼動5%未満。
かなりやばそうな感じがします。
5号機入替えで、これと同様のことが全国のホールで起こると思うと業界の未来は暗いね。

今のスロットファンに5号機をぶつけても、結果はこうなってしまうことは分かっているわけで、まったく新たな5号機ファンを業界を挙げて開拓しなければならない。

例えば、8号営業のスロットもすべて5号機へ切り替え、8号で育った5号機ファンを7号へ誘導することも必要だろう。

ファンを育てない業界はどんな業種でもジリ貧になる。
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ある物件

2007-06-13 09:51:11 | 営業1号
リニューアルオープンしたとき、そのホールは設計事務所の広告で本誌にも載った。その時、設計事務所の社長からある俳優の実家であることを聞いていた。

撮影のアポを取るためにホールに電話すると年配の女性が出て、社長に代わった。それは彼のお母さんとお父さんだった。

あれから3年…

「夕方の5時に見に行ったのですが、その時に店内にはお客さんは5人ほど。1時間ほど打ちながら観察しましたが、お客さんは増えませんでした。非常に良心的な釘調整をしていたのが印象的でした。それより問題なのはホールの前を車が通らないこと。お客さんの人数よりも車の通行量で断念しました。それがなければ…」

彼の演技を初めて観たのは映画だった。役柄は陪審員11号。年齢不詳の自称弁護士だった。かっこよかった。弁護士らしくない弁護士。橋下弁護士はあの役を手本にしていたのかも。

最近はCMでシリアスながらコミカルな演技で、男のフェロモンを出しまくっている。
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広告自主規制余波

2007-06-12 09:34:01 | 営業1号
全国的な広告規制の煽りを受けて、パチンコ店の開店情報誌の中に、存続の危機に立たされているケースがあるようだ。

その危機感が本物になってきたのは、新たに立ち上げた地域で、組合から呼び出しを食らって現状の内容にクレームを付けられたことに端を発している。

内容を刷新してリスタートを切るようだが、ホールだけでなく、そういう媒体に対しても規制がかかり始めている。

過激な内容になるから規制を受けるわけだが、最近スタートした奥村のテレビコマーシャルは、釘や風車への思いを込めた内容で、一服の清涼剤のようだ。

クライアントだからよいしょしているわけではありません。

プレイグラフには奥村の広告は入っていません。
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パチンコ増台工事の火種

2007-06-11 13:24:13 | 営業1号
パチスロからパチンコへ戻す工事の過程で新たな火種がくすぶっている。

補給装置やホールコンには多数の特許や実用新案が利用されており、パチンコの補給装置とコンピュータを導入した場合、使用の許諾料を自動補給装置工業組合へ払わなければならない。

もちろん、昨今の増台工事に対しても、増台した台数分の許諾料は払わなければいけないわけだが、中には払っていないケースも多いようだ。

自動補給装置工業組合に加盟していないいわゆるアウトサイダーといわれるホールコンメーカーは許諾料を払わない分、安くコンピュータを提供できるようだが、加盟しているケースでも支払わないケースが散見されているようだ。

増台工事に対しても許諾料は支払いましょう。
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