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内容紹介
レコーディングダイジェスト映像(45")
中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、人類のあらゆる苦しみと闇、そして祈りと希望を描く、奇跡のシンフォニー
全ての聴力を失う絶望を経て、作曲家、佐村河内守（さむらごうちまもる）は、真実の音＝「闇の音」を探求する精神の旅へと
出ました。一人の少女との出会いがもたらした希望の光は、「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は強く輝き」、ついに 《交響曲
第１番》 が完成されます。
一人の作曲家の自伝的作品であると同時に、偉大な普遍性をも獲得したこの作品は、作曲者の出自（被爆二世）に関わる原爆との
密接な関連はもちろんですが、いま、東日本大震災の惨禍を経験した私たち日本人の心に深く通じるものです。癒し、ヒーリング
といった安易な言葉では表しきれない、魂を救う真実の音楽といえましょう。
中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチ等、ロマン派シンフォニストの系譜をそのまま
に受け継ぎながら、前衛主義や不毛な権威主義に真っ向から抵抗する、「現代に生まれた奇跡のシンフォニー」を、是非お聴きいた
だきたいと思います。
昨年４月の東京初演は、この録音と同じ大友直人指揮、東京交響楽団。終演後あまりの感動に、聴衆は地鳴りのような拍手と熱狂的
なスタンディングオベーション。対するステージ上も、指揮者、コンサートマスターが何度も涙をぬぐっていたという、稀に見る
演奏会だったといいます。
レコーディングは、大友直人＆東響がこの長大な作品への共感を全身全霊で表現した、大変感動的なセッションでありました。
ライヴではなくレコーディング収録において、かくも熱く壮絶な演奏が繰り広げられることは、たいへん稀有なことであり、収録
スタッフも感動のあまり冷静さを失いかけた程です。収録初日に第３楽章を収録していた際に大きな地震がありましたが、ステージ
上は驚くべき集中力で最後まで止まることなく演奏が続きました。地震があったことなど微塵も感じさせない鬼気迫るその演奏は、
指揮者もオーケストラも納得の仕上がりとなり、その場にいる誰もが、セッションの成功を確信したのでありました。
演奏：大友直人指揮、東京交響楽団
録音：2011年4月11-12日、パルテノン多摩
ヒロシマは、過去の歴史ではない。
二度と過ちをくり返さないと誓った私たちは、いま現在、ふたたびの悲劇をくり返している。
佐村河内守さんの交響曲第一番《HIROSHIMA》は、戦後の最高の鎮魂曲であり、
未来への予感をはらんだ交響曲である。
これは日本の音楽界が世界に発信する魂の交響曲なのだ。 --五木寛之（作家）
中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、人類のあらゆる苦しみと闇、そして祈りと希望を描く、奇跡のシンフォニー
全ての聴力を失う絶望を経て、作曲家、佐村河内守（さむらごうちまもる）は、真実の音＝「闇の音」を探求する精神の旅へと
出ました。一人の少女との出会いがもたらした希望の光は、「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は強く輝き」、ついに 《交響曲
第１番》 が完成されます。
一人の作曲家の自伝的作品であると同時に、偉大な普遍性をも獲得したこの作品は、作曲者の出自（被爆二世）に関わる原爆との
密接な関連はもちろんですが、いま、東日本大震災の惨禍を経験した私たち日本人の心に深く通じるものです。癒し、ヒーリング
といった安易な言葉では表しきれない、魂を救う真実の音楽といえましょう。
中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチ等、ロマン派シンフォニストの系譜をそのまま
に受け継ぎながら、前衛主義や不毛な権威主義に真っ向から抵抗する、「現代に生まれた奇跡のシンフォニー」を、是非お聴きいた
だきたいと思います。
昨年４月の東京初演は、この録音と同じ大友直人指揮、東京交響楽団。終演後あまりの感動に、聴衆は地鳴りのような拍手と熱狂的
なスタンディングオベーション。対するステージ上も、指揮者、コンサートマスターが何度も涙をぬぐっていたという、稀に見る
演奏会だったといいます。
レコーディングは、大友直人＆東響がこの長大な作品への共感を全身全霊で表現した、大変感動的なセッションでありました。
ライヴではなくレコーディング収録において、かくも熱く壮絶な演奏が繰り広げられることは、たいへん稀有なことであり、収録
スタッフも感動のあまり冷静さを失いかけた程です。収録初日に第３楽章を収録していた際に大きな地震がありましたが、ステージ
上は驚くべき集中力で最後まで止まることなく演奏が続きました。地震があったことなど微塵も感じさせない鬼気迫るその演奏は、
指揮者もオーケストラも納得の仕上がりとなり、その場にいる誰もが、セッションの成功を確信したのでありました。
演奏：大友直人指揮、東京交響楽団
録音：2011年4月11-12日、パルテノン多摩
ヒロシマは、過去の歴史ではない。
二度と過ちをくり返さないと誓った私たちは、いま現在、ふたたびの悲劇をくり返している。
佐村河内守さんの交響曲第一番《HIROSHIMA》は、戦後の最高の鎮魂曲であり、
未来への予感をはらんだ交響曲である。
これは日本の音楽界が世界に発信する魂の交響曲なのだ。 --五木寛之（作家）
メディア掲載レビューほか
中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、人類のあらゆる苦しみと闇、そして祈りと希望を描く、`現代に生まれた奇跡のシンフォニー`。佐村河内守『交響曲第1番HIROSHIMA』を収録。演奏は、大友直人指揮、東京交響楽団。 (C)RS
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カスタマーレビュー
最も参考になったカスタマーレビュー
613 人中、590人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By jollygood
形式:CD
ネットは偶然であれ意図的であれ、その情報に自らたどり着く作業が必要になりますが、自らたどり着く作業をしないと、いくら価値ある情報であっても手にすることが出来ないという欠点があります。簡単に言えば、情報がとうの昔の知らない間に限定的に流れているだけだった、という可能性があります。
この録音が発売されてからしばらく経ちますし、某動画サイトでは随分前から作品の一部が試聴可能だったのですが、多くのクラシックに馴染みのない方がこの作品を知ったのはどうやら先日のNHKの情報番組の影響があるようですね。
テレビの力は依然として強力なようです。
さてこの作品が広く知れ渡り、以前からこの作品の良さをもっと多くの人に知ってもらいたいと思っていた一人の私としましてはそれは大変嬉しいのですが、一つ危惧していることがあります。
NHKの番組で流されたフレーズはクライマックスのわかりやすい感動的な部分です。
この作品は長いです。重いです。
クラシックを普段あまり耳にしないものの番組を見てあの放送された箇所に感動し、急いでCDを購入した方がいらっしゃいましたら、どうかその部分を念頭に入れて作品に向き合ってください。
もし全面的に向き合うことが困難でありましたら... 続きを読む ›
この録音が発売されてからしばらく経ちますし、某動画サイトでは随分前から作品の一部が試聴可能だったのですが、多くのクラシックに馴染みのない方がこの作品を知ったのはどうやら先日のNHKの情報番組の影響があるようですね。
テレビの力は依然として強力なようです。
さてこの作品が広く知れ渡り、以前からこの作品の良さをもっと多くの人に知ってもらいたいと思っていた一人の私としましてはそれは大変嬉しいのですが、一つ危惧していることがあります。
NHKの番組で流されたフレーズはクライマックスのわかりやすい感動的な部分です。
この作品は長いです。重いです。
クラシックを普段あまり耳にしないものの番組を見てあの放送された箇所に感動し、急いでCDを購入した方がいらっしゃいましたら、どうかその部分を念頭に入れて作品に向き合ってください。
もし全面的に向き合うことが困難でありましたら... 続きを読む ›
193 人中、178人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By 錯乱坊
形式:CD|Amazon.co.jpで購入済み
長大な曲です。構成から考えるとあるいはここまで長い必要はないのかもしれません。
しかし、魂の慟哭、叫び、希求を想うと必然ともいうべき長さではないでしょうか。
曲は楽章を追う毎に熱気を帯び、第３楽章に至っては聴きながら知らず知らずのうちに
涙が流れてしまいした。それほどまでに魂を揺さぶる曲です。
素晴らしいのは第３楽章でコーダを迎える少し前、長調に転調してからの音楽です。
それまでの暗雲が払われ、陽が差してくるのだが、平安のうちに終わるのではなく、
なお前に進んでいくのだと言う力強い意志を表明した音楽になっています。
作曲者と演奏者、ＣＤを発売してくれたことそしてこの曲に気づかせてくれた
レビューアーの皆さんにただ、ただ感謝です。
しかし、魂の慟哭、叫び、希求を想うと必然ともいうべき長さではないでしょうか。
曲は楽章を追う毎に熱気を帯び、第３楽章に至っては聴きながら知らず知らずのうちに
涙が流れてしまいした。それほどまでに魂を揺さぶる曲です。
素晴らしいのは第３楽章でコーダを迎える少し前、長調に転調してからの音楽です。
それまでの暗雲が払われ、陽が差してくるのだが、平安のうちに終わるのではなく、
なお前に進んでいくのだと言う力強い意志を表明した音楽になっています。
作曲者と演奏者、ＣＤを発売してくれたことそしてこの曲に気づかせてくれた
レビューアーの皆さんにただ、ただ感謝です。
139 人中、113人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By tacchiro
形式:CD|Amazon.co.jpで購入済み
第1楽章は運命、第2楽章は絶望、第3楽章は希望を表現していると作曲者は解説している。
80分に及ぶ長大な交響曲にして、ハイドンの時代から始まり約２５０年もの年月が経った現代に、一人の日本人音楽家が成し遂げた偉業。
程度の差はあれど、絶望や逃れようのない運命に直面した人間であれば、小さな希望の光に大きな感動を感じずにはいられないだろう。
正直言って、「気軽に音楽を楽しむ」という類いの作品ではない。が全ての人に聴いてほしい。
いつ果てるとも知れない闇に小さな光が顕れ、燦然と耀く太陽となる。CD ジャケットがこの作品を全て語っているように思われる。
80分に及ぶ長大な交響曲にして、ハイドンの時代から始まり約２５０年もの年月が経った現代に、一人の日本人音楽家が成し遂げた偉業。
程度の差はあれど、絶望や逃れようのない運命に直面した人間であれば、小さな希望の光に大きな感動を感じずにはいられないだろう。
正直言って、「気軽に音楽を楽しむ」という類いの作品ではない。が全ての人に聴いてほしい。
いつ果てるとも知れない闇に小さな光が顕れ、燦然と耀く太陽となる。CD ジャケットがこの作品を全て語っているように思われる。
161 人中、128人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By ファシスト嫌い
形式:CD
昨日、発売日前日タワーレコードで購入。全曲２回通して聞きました。
この曲に関しては作曲者の自伝が非常にインパクトがあり、またＴＶでのせみドキュメンタリー
にて被爆２世であり、また聴力を失った点が強調され、これまで曲の実像がつかみにくかったところ
があります。
残念ながら東京芸術劇場での抜粋版は聞き逃したので、昨年８月１４日の京都における全曲初演を
わざわざ東京からでかけ、聴いてきました。
ところが、全般的にあっさりした解釈の秋山さんの指揮がつぼにはまらず、この曲の本当によい姿が
どういうものかつかみきれずにもどかしい思いでいました。
そして今回購入したCD。全曲を通じで非常に強い集中力で演奏され、録音がよいせいかオーケストラの
各パートの解像度が高い、すばらしい演奏になりました。
大友さんの解釈と東京交響楽団の上質なアンサンブルにより、ようやくこの曲の真の姿と出会えた
ことに、心より感動、かつ喜びに感じております。
本来交響曲とは音楽の百獣の王のようなポジション。変にデフォルメされた矮小な作品が横行した
現代音楽系交響曲とはちがい、巨大なスケールが本当の交響曲とは何かを、改めて知らされました。
今後本当にベル... 続きを読む ›
この曲に関しては作曲者の自伝が非常にインパクトがあり、またＴＶでのせみドキュメンタリー
にて被爆２世であり、また聴力を失った点が強調され、これまで曲の実像がつかみにくかったところ
があります。
残念ながら東京芸術劇場での抜粋版は聞き逃したので、昨年８月１４日の京都における全曲初演を
わざわざ東京からでかけ、聴いてきました。
ところが、全般的にあっさりした解釈の秋山さんの指揮がつぼにはまらず、この曲の本当によい姿が
どういうものかつかみきれずにもどかしい思いでいました。
そして今回購入したCD。全曲を通じで非常に強い集中力で演奏され、録音がよいせいかオーケストラの
各パートの解像度が高い、すばらしい演奏になりました。
大友さんの解釈と東京交響楽団の上質なアンサンブルにより、ようやくこの曲の真の姿と出会えた
ことに、心より感動、かつ喜びに感じております。
本来交響曲とは音楽の百獣の王のようなポジション。変にデフォルメされた矮小な作品が横行した
現代音楽系交響曲とはちがい、巨大なスケールが本当の交響曲とは何かを、改めて知らされました。
今後本当にベル... 続きを読む ›
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
素晴らしい
素晴らしい以外の言葉が見当たりません。感動が保証されています。
投稿日: 6日前 投稿者: puje
5つ星のうち 4.0
スケールの大きさと繊細さを感じました。
いろいろな感情が呼び起されるような繊細さと、別な世界に引きずり込まれてしまったような壮大なスケールを感じました。佐村河内さんの感性は、本当に素晴らしいです。
投稿日: 16日前 投稿者: 小笠原久美子
5つ星のうち 3.0
すこし
内容が内容だけに聞いていくうちに怖くなりました。
しかし、作品としてはよかったとおもいます。
しかし、作品としてはよかったとおもいます。
投稿日: 1か月前 投稿者: アナナス
5つ星のうち 5.0
分かって買っているので値段評価はOK
品物を分かって買っているので後は値段評価だけです。 ネットではメーカーや現物確認、身元を把握した商品購入に限りますね。
投稿日: 1か月前 投稿者: かっきー
5つ星のうち 5.0
はじめてこの作曲家の名を知り購入しました
自分には論じるだけの能力はありません。予想以上に現代音楽的です。
投稿日: 1か月前 投稿者: 為則泰明
5つ星のうち 4.0
渾身の交響曲です
ハンディを感じさせない交響曲です。むしろ、鬼気せまるような、その迫力に圧倒されます。
投稿日: 1か月前 投稿者: 新井 喜美子
5つ星のうち 4.0
何故かまだ 全部聞けてません
今の自分の精神状態とか すべてクリアにして 一人で静かに この音を味わいたいと思っています なんかそうしないと聞いてはいけない
ような気がします... 続きを読む
ような気がします... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: yosiyosi怪獣
5つ星のうち 1.0
退屈以外の何もなし
マーラーやショスタコービッチのマイナーな曲のほう方が遥かにリリカルでダイナミズムに溢れてます。
評判倒れでした。... 続きを読む
評判倒れでした。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ２５年オーディオマニア
5つ星のうち 3.0
震災の記事から、このCDを知りました！！！
私には、ちょっと難しかったかもしれませんが、音の聞こえない方が作ったということが信じられません！驚きです！！！
投稿日: 2か月前 投稿者: てっこ
5つ星のうち 5.0
佐村河内守：ヒロシマ
オランダの知り合いに贈り物で送付。
夢の様な音楽だとの評価。
佐村河内氏の略歴も簡単に翻訳して紹介したところ、... 続きを読む
夢の様な音楽だとの評価。
佐村河内氏の略歴も簡単に翻訳して紹介したところ、... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 栗山隆
リストマニア
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