『三文ゴシップ』 EMIミュージックジャパン
『三文ゴシップ』 EMIミュージックジャパン

 今年9月、「女性自身」(光文社)に第二子極秘未入籍出産&をスクープされた歌手・椎名林檎(35)。その際は、記者の問いかけに否定も肯定もせずに「人違いです」と言い通してその場を去って行ったというが、ついに自身の口から出産について語った様子が10日発売の同誌に掲載されている。

 椎名が第二子について語ったのは、11月に東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催された「椎名林檎 15周年党大会 平成25年 神山町大会」とのタイトルがついたコンサート中のこと。幕が上がり、6曲目「浴室」の演奏を終えて一旦ステージから椎名が退場すると、本人のナレーションが流れ、ファンに自身の出産に関する報告をしたという。

「椎名林檎こと、あたくし椎名林檎の“中の人”に関するあらゆる巷の噂。実際のところ、どうなの!? 少々お答えしましょう。まずは極秘出産!」

 そして椎名は、今春に第2子となる女児が誕生したこと、出産時期が5月27日に発売されたシングル「いろはにほへと/孤独のあかつき」(EMI Records Japan)の発売と重なったため、宣伝と勘繰られることを避けるために公式な報告は控えたと明かし、場内の観客たちは大きな拍手で祝福したそうである。しかしその発表をする前に挟んだ“冗談”めいた言葉こそ、まさかのぶっとび発言だった。

「極秘ってのは、むしろ椎名林檎の顔のことではないでしょうか。お得意さまですら、毎回違って見えるとおっしゃるではありませんか」

 え!? 顔について触れてもいいの? これって、もしや整形カミングアウト!? 確かに、彼女の顔がメディアに出るたびに変化しているってことは、もう周知の事実。もう元の顔さえわからないと言っても過言ではない。特徴的だったホクロの除去は公言しているが、目も鼻も口元も、デビュー前の面影は消え失せ、豊かな胸には豊胸疑惑もある。本人の耳にも、整形疑惑のウワサ話はばっちり届いているということだろう。

 ちなみに、椎名の第二子の父親と言われているのは、映像ディレクターの児玉祐一氏。「東京事変」のミュージックビデオや椎名が出演するCMのディレクターを担当し、急接近したようだ。交際当時は既婚者だった児玉氏だが、現在は離婚が成立して独身に。椎名とは未だ籍をいれず事実婚状態らしい。さすがは略奪愛の女王、椎名林檎。参考までに過去の男性遍歴を思い起こしてみると……。

 2000年にギタリスト弥吉淳二氏と不倫報道からの略奪&できちゃった結婚へ。しかしその結婚生活は1年2カ月で終焉を迎える。その後のお相手は故・中村勘三郎氏。銀座のバーでひとめもはばからずにお互いボディタッチでいちゃいちゃ。その際勘三郎氏が「俺、この子が大好きなんだ。もう離したくない」と周囲に漏らしたとか。手を繋いで歩く姿も週刊誌に掲載されてしまった。他に噂になったお相手といえば「バカボンド」や「スラムダンク」の著者である漫画家の井上雅彦氏や俳優の森山未來など、いずれも既婚者、そしてビッグネームばかり。他人のものが欲しくなるという本能に忠実に生きる姿は、もはやあっぱれと言うべきか。

 現在は育児に精を出しているという椎名、「実体のないこの面さげて、日々正々堂々兼業主婦をやっています」とコンサートで話したというが、ここまでの略奪遍歴が白昼の元にさらされながらも、女性ファンを敵に回さないカリスマ性はさすがである。とはいえ、しばらくはお顔も男性もコロコロと替えるのはやめにして、落ち着いて子育てをしてほしいと思うばかりである。
(エリザベス松本)