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朝日新聞 朝刊で記事取り消し謝罪
9月12日 5時01分

朝日新聞 朝刊で記事取り消し謝罪
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朝日新聞は12日の朝刊で、東京電力福島第一原子力発電所の元所長のいわゆる「吉田調書」を巡ることし5月の記事を取り消したうえで、木村伊量社長の「みなさまに深くおわびします」とするコメントを掲載し謝罪しました。

朝日新聞は、ことし5月20日の朝刊で、福島第一原発の吉田昌郎元所長が政府の事故調査・検証委員会の聴き取りに答えた証言記録、いわゆる「吉田調書」を独自に入手したとした記事の中で、東日本大震災の発生から4日後に「福島第一原発にいた所員の9割に当たる約650人が吉田氏の待機命令に違反し10キロ南の福島第二原発へ撤退していた」と報じました。この記事について朝日新聞は、12日の朝刊で、「『命令に違反 撤退』という記述と見出しは、多くの所員らが所長の命令を知りながら、第一原発から逃げ出したような印象を与える間違った表現のため記事を削除した」としました。記事が掲載されるまでのいきさつについて、社内では『命令』や『違反』の表現が強すぎるのではないかとの指摘が出たものの、取材源を秘匿するため、少人数の記者での取材にこだわるあまり、十分な人数での裏付け取材をすることやその取材状況を確認する機能が働かなかったとしています。
また、吉田元所長の証言記録のうち、『よく考えれば2Fに行ったほうがはるかに正しいと思った』と評価していた部分などを欠落させたことについては「吉田元所長があとから感想を述べたにすぎず、必ずしも必要なデータではないと考えていた。発言の評価を誤り、十分な検討を怠っていた」としています。
そのうえで、木村伊量社長のコメントを掲載し、「誤った内容の報道となったことは痛恨の極みです。読者と東京電力福島第一原発で働いていた所員をはじめ、みなさまに深くおわびします」と謝罪しています。
一方、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る自社の報道のうち、「慰安婦を強制連行した」とする男性の証言に基づく記事を先月、取り消したことについて、訂正が遅きに失したとしたうえで、木村社長が11日夜の会見で、「おわびすべきだった」と謝罪したことを伝えています。

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