最初期に開発された車とは、現在のガソリンで動く自動車ではなく、蒸気機関を動力源としていました。このように過去から現在まで時代と共に移り変わってきた車の歴史について、より詳しく注目してみましょう。
1769年にフランスで開発された蒸気自動車は、機関車や船よりも先に開発され、その後100年以上にわたってヨーロッパ各地で利用されることになります。ガソリン車に比べると速度は殆ど出ない、また走行できる状態になるまで数分かかるなど、今では考えられない技術をしていたのです。
1870年にようやくガソリンエンジンが開発され、石炭から石油に燃料が移行し始め、同時に電気自動車も登場しました。ガソリンエンジンは蒸気機関とは異なり内燃機関で、その当時は蒸気自動車以上に騒音が酷かったとのことです。
1900年代に入ると、世界中にある現在でもお馴染みの大企業が自動車産業に続々と参入します。最後に最も古いのは蒸気自動車ですが、ガソリン自動車や電気自動車が同時期に開発されていたことは驚く人も多いのではないでしょうか。
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