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中央消防署の滑り棒。階段との使い分けで迅速な出動を図る=加古川市加古川町本町
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中央消防署の滑り棒。階段との使い分けで迅速な出動を図る=加古川市加古川町本町
2階事務所の滑り棒入り口。下からの風よけのためガラス張りに=加古川市加古川町本町
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2階事務所の滑り棒入り口。下からの風よけのためガラス張りに=加古川市加古川町本町
望楼の部屋。かつては夜間に見張る交代勤務があった=高砂市荒井町千鳥
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望楼の部屋。かつては夜間に見張る交代勤務があった=高砂市荒井町千鳥
高砂市役所に残る望楼=高砂市荒井町千鳥
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高砂市役所に残る望楼=高砂市荒井町千鳥

 サイレンとともに隊員が2階からすべり降りる‐。映画やドラマに登場する「滑り棒」が、兵庫県加古川市消防本部の中央、東の2消防署で使われている。調べてみると、全国的に撤去が進む中、県内で現役はこの2カ所だけ。一方、同本部の南分署では滑り棒があるのに使っていない。何が基準なのだろう?。(安藤文暁)

 中央署を訪ねると、2階事務室の2カ所に扉を見つけた。開けて下をのぞくと「高い!」。棒の長さは6・5メートル。隊員が降りる時間はわずか1秒という。

 「けがへの配慮」「階段の方が速い」などと全国で廃止が進む滑り棒。しかし同署では下にマットを敷き、順番待ちで時間がかかる場合は階段を利用する。そうまでして使う理由について、橘政幸副署長が教えてくれた。

 「庁舎が南北に長いのに、北端にしか階段がないんです」。庁舎幅は35メートル。2階から1階車庫まで最長で約70メートル走ることになる。

 東消防署も同じで「西端にしか階段がなく、階段幅が狭い」。一方、南分署は建物が小さく、2階事務所前に階段があるため、滑り棒は不要としている。

 全国では庁舎の平屋化が進み、2階建てにする場合も階段を多く造るのが主流。中央署で築47年、東署で築37年を迎え、市幹部は「建て替えとなれば滑り棒は安全上、廃止するだろう」と話す。

 ちなみに消防設備の変遷は滑り棒に限らない。1960~70年代、火災時に隊員が上がって場所を確認した「望楼」は高監視カメラに変わったが、かつて消防本部があった高砂市役所には今も望楼が残る。四方ガラス張りの部屋は使われておらず、東播磨の町並みが一望できる。県内で残るのは他に神戸市の1基のみという。

  
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