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武井壮が語った「スポーツが短期間で上達するコツ」が説得力あり過ぎてスゴい スランプ対策にも

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武井壮が語った「スポーツが短期間で上達するコツ」が説得力あり過ぎてスゴい スランプ対策にも
』で元陸上選手の武井壮さんが語った「スポーツが速く上達するコツ」がすごすぎると話題に。スポーツを始めるときやスランプに陥ったとき、たくさん練習する前に「これだけはやっておけ」という意外な方法を紹介。野球、サッカー、バスケ、ダンス、などなど、あらゆるスポーツに共通した手法です。

【スピーカー】

スランプは、頭と身体の”ズレ”が原因

タモリ(以下、タ): (香取)慎吾くんだったらオリンピックに行けるとか、日本記録ぐらいなら作れるだろうとかよく言うじゃない。

武井壮(以下、武): よく言いますね。はい。

タ: 確かに身体能力はあるんだけれども、勘で言っているわけじゃなくて、何か方法あるの?

武:あります。

タ: ある?

武: はい、やっぱりスポーツにはコツがあるので。それぞれのスポーツ、いろいろあるじゃないですか。それぞれのスポーツをたくさん練習するよりも前に、やっておくべきことっていうのがあるんです。

タ: 名言っぽいね。

武:名言っぽいですね。

(会場笑)

武:先ほどのコーナーでは、僕のは採用されませんでしたけれども(笑)。でも何かそういうコツがありまして。

タ: 全部のスポーツをやる前に。何が?

武:やっぱり、自分の身体を動かす技術を上げておかないといけない。はい。当然のことなんですけど。スポーツやるにしても、何か、いろんなことするにしても。やっぱり頭で思っていることと、実際やっていることがずれていると、なかなかうまくいかない、ということがあるじゃないですか。

よくスポーツ選手が、スランプとかっていうのは、ほとんどそれが原因で。頭ではこうやっているつもりなんだけど、たとえばバットを出すとか、ここを蹴るとか、やっているつもりなんですけど、それとはちょっと、ずれてしまっている。その状態でいろいろ反復練習をたくさんするもんで、反復練習があまり身にならない。

タ: ああ。悪いほうに固まっちゃう。

武:悪いほうに固まっちゃったりとか。結果はよくなるんですけど、結果は、ずれたものを、結果をよくしただけなんで……。わかりますか?

タ: わかんない。

(会場笑)

タ: ずれたものの結果がよくなったら、ずれているってこと。

武:ずれているんですけど、結果はよくなるんです。反復練習をすると。ずれたまんまでも。たとえば、何球も何球も打つとか、何球も投げるとかをしていると、何か、覚えてきちゃうんで。だけど、それの一番よくないのは、たとえば、1個のスポーツがすごいうまくなっても、他のことやったら下手じゃないですか。スポーツ選手でも結構そういう人、多いじゃないですか。ひとつのことは、すごいうまいんだけど。

これはどういうことかって言うと、たとえば丸があったとすると、丸の中が慎吾くんの能力だとします。反復練習するとこれが縦に伸びる。これが記録が伸びている状態なんですよ。中の面積は変わっていないじゃないじゃないですか。

縦に伸びているだけだから、中の面積は変わらない。ただ縦に長さが伸びただけで、横幅は狭まっている。ってことは、1個のスポーツは縦に伸びるけど、隣にいくと、素人になっちゃうっていう。

これが一番、スポーツをたとえば若いときにやっていて、違うのをやろうと思ったときにできない理由だったりするんですよ。

自分の身体を思ったように動かすためのトレーニング

だから1個言えるのは、香取さんが、タモリさんもそうですけど、これからオリンピックに出ようって思ったら……。

タ: いや思わない、思わない!

(会場笑)

武:もし万が一思ったとしたら、やっとくべきことっていうのは……。

タ: あ、それは聞きたい、やっとくべきことっていうのは?

武: まず1個は、自分の身体を思ったとおりに動かす、っていうこと。まず一番簡単なことでいうと、たとえば、目をつむって立っているときに、真横に腕を挙げてくださいっていうと、アスリートとかでも、結構上にあがっちゃったりとか。目をつぶってやると、こうやってちょっと下がったりとかすることがあるんですよ。これってすごい問題なんですよ、アスリートにとって。

タ:そうなの?

武:だって、スポーツをやっているときって、だいたい投げるときは自分の腕は見ていないでしょう? 打つときも、自分がバットを見てないでしょう? 大体スポーツをやるときは、違う視線があって、自分の身体を動かしているんですよ。だから、見えていないものを動かそうとしているんですよ。これの状態(腕を真横に上げている状態)で、スポーツしていないのにずれているっていうのは、スポーツしたら必ずずれているんですよ。

タ: へえ。

武: 結果は良くても。思ったとおりじゃないんですよ。だから1個うまくいっても、違う技術をやると、またいっぱい練習しなきゃいけない。すると、スポーツやる時間が増えちゃうんですよ、練習する時間が。

これを短くするためには、真横に上げようとしたときに、真横に上げられればいい。これは、たぶん今タモリさんにやってもらったほうがわかると思うんですけど。目をつむってもらって、真横だと思うところで腕を止めてもらっていいですか? 「ここが真横だな」みたいな。はい、お願いします。

(タモリ、腕を横に上げる。少し腕が水平より上に上がっている)

ピクチャ 1

武:みなさんわかるでしょう。これを僕、直しますね。タモリさん、目をつむったままで。これで、さっきよりはかなりまっすぐですね。かなり。タモリさん、ここ覚えてもらっていいですか? 感覚で。ここらへんがまっすぐ、っていうところ。じゃあ1回、目を開けて、下ろしてください。

(タモリ、腕をおろす)

武:そうしたら、さっきはタモリさん、手がこれくらいまで上がっていたんですよ。だから、(会場の)みなさんも「ああー」って。まっすぐだと思っているのにまっすぐじゃない、とわかったじゃないですか。

今度もう一回、目をつぶって、さっき覚えたところに手を挙げてください。さっきの感覚のところです。

ピクチャ 2

(会場 感嘆 拍手)

武:これはスポーツが上達したわけでもなんでもないですけど、タモリさんはひとつだけ、腕の「たぶん真横だ」と思うところを覚えたということなんです。

サマーズ三村:修正能力、高いんじゃないの?

武:いやあの、これは結構、簡単に誰でも直るんですよ。ただ普段そんなこと考えてもいないから、「ここがまっすぐ」なんて思ったこともないから、まっすぐはできない。

たとえば、的を狙うスポーツなんていうのは、 真横っていうのをいつも真横に構えられていたら、体調は関係ないじゃないですか。わかりますよね? でもそれがわかんないと、今日は下がってたりとか上がっていたりとか。いろんなことが起きる。持つところが変わっていたりとか、高さが変わったりとか。

そういうのが1個ずれててスポーツを習得するのと、今みたいな1個基準があって、そこから考えてスポーツをするのとでは、やっぱり伸びるスピードがぜんぜん違うんですよ。

(会場 感嘆の声)

武:スポーツっていうのは、まず技術練習する前に、自分の身体を思ったように動かす練習をしておくっていうのが一番大事で。僕はいろんなスポーツをやっているんですよ、10種競技とかやっているじゃないですか。10種目あるんですけど、技術練習はほとんどやったことがない。

こういう練習、自分の身体を思った形にする練習ばっかりしていて。あとはフィジカルのトレーニングをしている。試合場へ行って、かっこいい飛び方をしているやつの真似をする。

タ: へえ。

武:かっこいい飛び方を普段から「ああやってやるんだ」っていったら、「ああやってやるんだ」をできるようにしているんですよ。
(編集@かわぱら)

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