どこが違う？JR東海とJR西日本の車両の見分け方

　東海道新幹線にはＪＲ東海が所有する車両とＪＲ西日本が所有する車両が走っています。その見分け方、ご存じですか？
　
　N700系とN700Aは少し難しいかもしれません。外観では各車両の側面、東京寄り下部の車両番号が書かれている部分に、その車両を所有する会社の色でＪＲマークが書かれています。また運転台の窓ガラスに「Z」「X」「G」が書かれていたらＪＲ東海、「N」「K」「F」が書かれていたらＪＲ西日本の車両です。また、車内チャイムの曲が「AMBITIOUS JAPAN!」だとＪＲ東海、「いい日旅立ち・西へ」だとＪＲ西日本です。
　700系車両の見分け方はいくつかありますが、外観上の分かりやすいポイントは車両側面です。行き先表示の部分が幕の場合はＪＲ東海、LEDの場合はＪＲ西日本の車両であるほか、先頭車の側面に「ＪＲ700」と書かれているものはＪＲ西日本の車両です。
　また、パンタグラフのカバーの色も異なります。ＪＲ東海の車両では、遮音板はグレー。ＪＲ西日本の車両では白となっています。

　車内で見分けるポイントは、座席の色が分かりやすいでしょう。明るい青はＪＲ東海、紺色はＪＲ西日本です。またデッキもポイントです。デッキと客室を仕切るドアの上に、その車両を所有する会社名が書かれています。なお車内メロディも700系と同様に、会社によって異なります。