2013年6月25日火曜日

サラベスを超える!?ブランチの名店「egg」潜入レポート!


ニューヨークの朝食の女王は「Sarabeth’s kitchen(サラベスキッチン)」であると教科書で習っているかと思いますが、ここブルックリンはウィリアムズバーグに、その地位を脅かすお店が台頭してきているとの情報が入りましたのでさっそくレポート開始です。

地価もうなぎ上り、大人気のウィリアムズバーグにある「egg」
名の通り卵料理が有名なブランチの名店です。

このお店、ブルックリンを北に2時間半いったところに「Oak Hill(オークヒル)」という場所に農場をもち、そこで穫れたものをお店で提供しているようです。ローカリズムだったり健康志向だったり、今のニューヨーカーが好きな匂いがぷんぷんしてきます。


tanimmyが参戦したのは、土曜日の10時。

・・・ミステイクッ!

大・混・雑!

ウェイティングスペースがあるのにも関わらず入りきらず、溢れています。笑

ニューヨーカーは本当に週末のブランチが大好き。
土曜の10時に人気店を選んだ私が間違っていました。
(平日は朝7時から、金土日は朝9時からやっています)



ウェイティングリストに名前を書きます。
こういう時、1人であることが客観視されてなんともいえない気分になりますね。涙。
(アイアムmai)

30分ほど待ってやっと呼ばれて中に入ります。



縦長の店内で幅はあまりありませんが、天井が高いので、窮屈な感じはしません。


まったくリサーチしていなかったので何がなんだか分からない。
どこのお店にも必ずパンケーキはあるけれど、またパンケーキ頼むのも嫌だし・・・
どうしよ〜

tanimmy:「What’s  the popular menu?」
(←こう聞いてから頼んだ方が新しい発見もあるし、なにより本当に美味しいものに出会える確率が高まります。)

店員(かなり可愛い):「Mmmmm〜Eggs Rothko (エッグ・ロスコ)♡

tanimmy:「What's Eggs Rothko?」

店員(かなりいい子):「Oh〜Eggs Rothko is ○☆y△℃≧♪g℃p2★h△□◎d〜sb☆1hn♯⁂℃≧□★☆△℃≧□□♪g℃・・・・・・・・・〜〜△℃≧♪g℃p2★h△□」

うん、分かんない。分かんなかった。分かりません。きいてすみません。

tanimmy:「It is baked?」

絞り出した私の言葉に、さっきまでめちゃめちゃ可愛いく一生懸命話してくれた店員ちゃんの顔が、一瞬で寂しげな顔に変わりました。うんだってきっともっといろいろ説明しててくれてたよね。焼いてるかどうかなんて適切な質問じゃなかったんだよね。
そしてとつぜんボールペンでテーブルにしいてある紙に何やら書き始めました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんかキャラクターでも書いてるのかと思って本当この展開なんなのどこまで可愛い子なのと思いましたけど、さすがにそんな訳ないと思って5秒ほど思考してきっとこれ食パンなんだなと思いまして、あーEggs Rothkoを絵で表現してくれてるんだなって感激して、 なんかこんな可愛い子が一生懸命おすすめしてくれて、私の語学力のせいで悲しませたあげく、絵まで買いてもらって、もう、どんなものがきてもこのEggs Rothko (エッグ・ロスコ)とやらを食べたい!ともはや強い信念をもって注文しました。

tanimmy:「This one please!」

店員ちゃん:「OK!It's nice!」

最後ちょっと笑顔に戻ってくれたのがせめてもの救いです。


お通し?の揚げパンみたいなマラサダみたいな。軽くて美味しい。

ってあれ?なんかクレヨンみたいのがあるんですけど。


ってクレヨンだし!

tanimmy:「How to use?」

店員ちゃん:「Drawing♡」

お、お、お絵描きークリエイティブすぎて失神ー☆・:゚*オォヾ(o´∀`o)ノォオ*゚:・☆

そしておそらく店員ちゃん、さっきのやり取りで「このアジア人、英語わかんないから単語でいくしかない」って思ってくれたんだと思います。
語学力ないのにしゃべり続けようとする私が悪いんです・・・

very very謝謝。

でもまさかお絵描きなんてそんな子どもみたいなことできないよなーって思ってたら、普通にみんなやってるし!!!


隣のお姉さんは会話もせずに夢中で書き続けています。


奥の子どもたちはもちろんクレヨンで右脳が爆発です。

アーティストが多い街ブルックリンらしい文化。
こうやって右脳を転がすことが日常になってるってやっぱり羨ましいし、人間的だなと思います。さすがアートが日常にある街、ニューヨークです。


そしてきました!
これが噂のEggs Rothko (エッグ・ロスコ)です。

お・い・し・そ・う♡
うんまじで本当に美味しい。これは美味しい。本当に美味しかった。

もう本当可愛い子ちゃんありがとう。あなたのおかげで私はEggs Rothko に出会えました。
こういう時、感謝の気持ちを表せるチップの文化は有り難い。



ブリオッシュのパンの間に卵が挟まっていてそれらがトーストされていて
さらに上のチェダーチーズがめちゃくちゃ美味しくて、
パン・卵・チーズと素材としては普通だけど
ブリオッシュのパンの濃厚さと、卵のこくと、それらを上回るほどのチェダーの濃厚さが尋常じゃない。素材それぞれに本当にこくがある。
お腹いっぱいになります。


食事も美味しいし、店員さん可愛くていい子だし、右脳もわくわくするしで、1日を始めるブランチにぴったりのお店。

ーニューヨークの朝食の女王ー
歴史は塗り替えられるのでしょうか。
今後の動向に注目です。


ちなみにお絵描きの苦手なtanimmyが精一杯書いたのがこちら。
小学校から練習しているサインです!(さぶっ)

ていうか今考えれば可愛い子ちゃんに、一言書いておけばよかった・・・
サインとか本当うざいし・・・チーン。
英語しゃべれないんだからせめてもっと気の利く大人になりたいです・・・アーメン。

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