FC2ブログ

RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2015.03
04
CM:3
TB:0
19:46
Category : 未分類
 東北大学の『外邦図デジタルアーカイブ』だが。地図や海図についての権利者ではないにもかかわらず、著作権者であると主張しているのは、どういうものか。
、デジタルアーカイブ及び各画像の転載・再配付等については、事前に著作権者(東北大学大学院理学研究科地理学教室・東北大学附属図書館)の許可を受けなければなりません。「本サイトの利用・著作権について」『外邦図デジタルアーカイブ』外邦図デジタルアーカイブ
http://chiri.es.tohoku.ac.jp/~gaihozu/ghz-copyright.php


 地図の著作権は参謀本部、海図は海軍の水路部が持つ。平面上の地図・海図を平面的に写真複写しただけの東北大学は無権利である。そこで自分を著作権者と述べるのは、なにものであるかということだ。

 そもそも、原著作者(保護期間は切れている)への表記が全くなく、その利用に敬意を払っていないあたりで、大学の権利主張は軽蔑すべきものである。

 当然「いかなる組織・個人も、その意図や理由のいかんにかかわらず、このデジタルアーカイブを営利目的で使用することはできません。」(東北大学)も無効である。

 この手の著作権の主張をみると不愉快になるものだ。要は、他人が作った画像に勝手にコピーライトを表示すること権利の侵害である。

 例えば、Dragonar「インド海軍艦艇公開レポート」での、ポスターの平面複写を自分の著作物であると主張するあたりがそれだ。著作権について何も理解していないのだろう。実際に、聞きに行った講演会の内容を勝手に文字起こして公開するあたりは、その常識を疑うものである。
スポンサーサイト



2015.03
04
CM:9
TB:0
06:23
Category : 未分類
 和田政宗さんが安重根記念碑の看板について「公共機関が、暗殺者の記念碑はこちらですよ、と案内している訳で、あまりにおかしいと思う。」(和田)と述べている。「日本にとっては暗殺者で、『犯罪者』と政府も認めている人物」(和田)だからだそうだ。

 ならば、上野の西郷さんの銅像にも、その看板にも文句をつけるべきだろう。西郷さんは内戦を起こした逆賊である。和田さんの理屈であれば、政府が謀反人とみとめた人物の銅像を公的空間に置くべきではないし、看板設置ももっての外ではないか。

 西郷さんは後に名誉回復がされているという話であれば、安重根もおなじである。

 日本は、韓国と国交を回復した。これは、韓国の独立を認めたことである。その独立運動の過程で起きた事件について、日本はそれを罪とはみなさないというとこだ。和解譲渡は係争を集結させるということは、そういうことだ。

 和田さんの主張は、まったく思慮に欠くということだ。今日の英国政府がガンジーを反逆者として扱うことができるか、スペインがホセ・リサールを罪人として扱うことができるかを想像してみればよい。それができないあたりで、和田さんの頭の中身は推測できるだろう。

 実際に、和田さんはネトウヨ主張丸出しの質問主意書を出している。「質問主意書でネトウヨ主張(和田政宗さんね)」がそれだ。そこでも述べたが、まずはアスホールタイトであることだよ。

 国内外の看板やら博物館展示をみて、ニューロンを発火させるのが仕事だと思っているのだろう。