2014年 07月

シナリオのこと以外、考えすぎない バランス

 一度回転し始めると、次から次へと言葉が溢れてくるというか、
 言葉のナイフでぶすぶす滅多刺しにされてるようだと言われる。

 そういう鋭利さみたいのは、シナリオの一部だけで披露して、
 普段はのらりくらりやってたほうが、本当は良いんだと思う。

 言語暴力で顔をぐちゃぐちゃにしてやらないと、意味を理解しない人間はいるけど、
 んなことばっかりやってても、こっちが疲れる。


 次だ次と、切り替えるべき。
 重々承知。

「考えすぎない」とかいう時点で考えすぎてるんだろうから、
 その辺りは物理的に改善していくしかないか。

 オフ日もクソも無い生活は、もうずっと当たり前なんだけど、まあおかしいんだろ。
 もう少し習慣にゆとりを持たせる。
 一昨年辺りからそれを目標にしてる。

 雑記の頻度も考え物だ。
 去年から整いつつあったバランスがまた崩れ始めてる。
 さすがにこの一年で疲れたか。


 はー、ウンコウンコ。

 シナリオに集中してる時が一番充実しとるわ。何やってんだこれ。

返信

 Name : J さん
 Title : 返信について

>いろいろと読み違えがあったようで、尖った言い方になってしまい申し訳ありません。
 単行本の販売がうまくいかなかったのを、編集や業界や読者がおかしいからだと言っているのかと早とちりしました。
 そして商業で売れなければ何のためにやっているのかわからない、と言っているのかと思ってしまったもので。

 いえ、もろもろ含めた意味で書いたつもりです。
 編集も、業界も、読者も、それに自分もおかしいと思ってます。
 みんな狂っていて、あいつの方がおかしい、こいつの方がおかしいと晒し上げる国だと思います。

「商業で売れなければ何のためにやっているのかわからない」とも、普通に思ってますよ。
 お金の話になりますが、フリーコンテンツ一辺倒でやっていくのは、本気でキツイと思います。
 海外のPayPalの寄付システムとかあったらまた違うのかもしれないですけど、日本は銀行業界が圧力かけてて個人間送金禁止ですし、フリーコンテンツのマネタイズ方法がとにかく少ない。
 お金がないと、実際問題まともに生活できません。
 がっつり副業ないし本業をしていれば、創作にかける時間はガクンと減ります。

 難しいな、っていう嘆きみたいなものもあります。


 商業は結果が全て、というのは、数字がでなければ商業活動を続けることはできないという意味で言いました。
 いくら斬新なものを書こうとも、気高い思想を持っていようとも、作品が売れなければ商業で出し続けるのは難しいという意味です。
 そして商業の道が絶たれた(私としては完全に絶たれたとは思いませんが)ことに関してテラセさんがショックを受けて「何がしたいのかわからない」と言っているように思えたので、あのような書き方になりました。
 創作は無欲であれと言いたいわけではありません。あれもこれもと思わなければモチベーションなんて保てないでしょう。
 全ては、「商業がうまくいかなかったからもうダメ、やってらんない」という文章に読み違えてしまったために出てきた言葉です。

 正直最初から結果見えていたと思ってます。それはずっと言ってました。
 間違い無くギャンブルの当たり外れとかではなかったです。
 わかりきった地雷に、無策で突っ込んでいくのがプロのやり口なのかと、虚しくなりました。
 そりゃあ自分たちでコンテンツ作れなくて、ネットコンテンツに群がるわなと。

 シナリオ内容は妥協しなかったと言い張りますが、他は妥協させられまくりでした。
 字詰めを勝手に変更された時のやりとりを思い出すと、今でも腸が煮えくり返ります。
 取り返しのつかないミスを連発されて(意図してか知らないですが)、
 もうその時点で、こっちは何もできんのです。他にも、ぐっと堪えたことは普通にあります。

「やってらんない」とも、思いますよさすがに。
 感情の起伏が無いロボットとかじゃないです。
 その上で、「こんなところで終わってたまるか」と、しがみつきたいわけです。


 返信を見ると、やることは既にほぼ決まっておられるようですね。
 結局あの雑記はなんだったんでしょうか、まあただの殴り書きだったということでしょうか。
 商業がダメなら個人で、と決めておられるなら「何がしたいのかわからない」という言葉は出てこないんじゃないかと思った次第です。
 ともあれ以後はあれこれ邪推しないよう気をつけます。申し訳ありませんでした。

「何がしたいのかよくわからなくなってきた」という言葉は、
「こんな風に争ってたいのか。創作がしたいんじゃないのか」という意味合いです。
 たぶんそういう記事だったと思います。
 それで今回は結局、「創作したいがために先方に盾突いた」のだと考えてます。
 あんな普段小説も読まないで「編集者様」やってるような人は、何もかも愚弄してます。
 本当に、足を引っ張ること以外、なにもしてくれませんでした。
 本人は「出版してやった」と思ってるらしいですが。


 それと、やることは全然確定してないですよ。
 毎日毎日、悩むことばっかりです。
 こんなこと、スパッと決断できませんよ。そんな無神経超人じゃないです。
 あれこれ悩んで、こうしようかな、ああしようかなと、人並みに優柔不断なつもりです。

 道はひとつに絞ったりしません。方向を考えてます。
「うじうじしやがって!」と腹立つかもしれませんが、これでも根っからの慎重人間なんです。
 考えすぎるのも良くないとはよく言われます。申し訳ない。

 物書きを続けること自体は、別になんてこともなく最初から決まってます。

返信

 Name : 星河祐 さん
 Title : ♪───O(≧∇≦)O────♪

>お久しぶりです。前に実名でメッセしちゃったアホです??
 キミキメの小説版読みました~。
 まさかキミキメの本編(オーガストだったかな?原題)とは思ってませんでした。
 これからも応援しますので頑張ってくださいm(__)m

 お久しぶりです。
 そうです、もともとはオーガスト(仮)ってタイトルでネタ温めてました。
 処女作のクロノウサギよりも前からっていうアレです。
 ありがとうございます、これからも頑張ります。

返信

 Name : 藍龍 さん
 Title : おこがましいとは思いますが…

>この前は返信いただきありがとうございましたm(__)m

 キミキメの続編、無理ですか…。キミ箱面白かったんだけどなぁ….。

 編集者との一件、私などが言葉を挟むのは筋ではないのですが、あえて言わせてもらうならば、星見さんの作品が少なからず誰かの力や糧のようなものになっていると思うのです。

「面白い作品を作りたい」それは小説やサウンドノベルを作成する方なら誰もが目標として掲げるものだと思います。
 ですが、星見さんの状況を見ると「面白い作品」を追い求めすぎて逆に盲目になっているように見えるのです。
 編集者さんとのいざこざなどは私などには理解できませんし、どれだけ苦痛なのか想像もできません。ただ、それでも以前は確実に「面白い作品」を作ることができていたと思うのです。でなきゃキミキメRがヒットすることはなかったと思うし、二年という月日が経ったにもかかわらず「キミ箱」という作品が世に出ることもなかったと思うのです。

 自分勝手な考えを思うままに書いてみました。軽蔑しても構いません。「なんだこいつ」と無視してくれて結構です。思いが突っ走って、突っ走りすぎてだんだん自分でも何が言いたいのか分からなくってきたのですが、これだけは確実に言えます。

 星見さんの作品を、少なからず私は面白いと感じ、確かに何か力のようなものになって私の中に存在しています。だからこそ、2年経った今私はキミ箱を買いたい、星見さんの作品をまた読みたいと思ったのです。

 ここまで自分勝手な思いを書いてしまい申し訳ありません。駄文失礼しましたm(__)m


 続編は、書籍ではムリでも、どこかでやりたいと思います。
 別の方の返信記事でも書きましたが、キミ箱含め、ネット小説として無料公開することも可能です。
 書籍を購入された方には申し訳ない部分もありますが、書籍で続編が出せないのだったら、そうすることでしかキミキメを生かす方法は無いと思っています。
 自分としても、最後まで書きたい話です。面白いと思ってキミ箱も書きました。

「面白い」を求めて、逆に盲目になってるのは、大いにあると思ってます。
 サウンドノベルの『キミはキメラ』は、かなり肩の力を抜いて、二ヶ月くらいでサラッと書いたものなんですよ。前作の『クロノウサギ』の長期連載が終わって、その気分転換のつもりだったので。
 たぶん自分は、そういう風に肩の力を抜いたほうが、より多くの人にウケるものが作れるタイプなんだと思います。
 ただキミキメがヒットして、正直相当プレッシャーになりました。
 別に超える必要はないのに、「もっと面白いものを」「これじゃダメだ」って、まあなんかよくわからない迷宮に入り込んでしまったと思います。
 よくあるパターンかもですが。

 もう少し、気楽に楽しくやりたいですね。
 創作でそういうスタンスはかなり無理があるとは思いますけど、肩の力はどこかで抜かないと。
 緩急はストーリーにも必要なことだと思うので。


 ご感想ありがとうございます。
 自分にとっての糧は、感想や反応や評価です(もちろん見ないものは見ませんが)。
 たぶん多くのフリーコンテンツ作者がそうだと思います。金が欲しくないだなんて嘘はつけませんが、一度きりの人生ですし、自分が面白いと思ったほうに進んでる感じです。

 なんというか、結局は面白いものを求めたくはなるんですけど、上手くやりたいですね。
 とりあえず引き続き、書きたいもの書こうと思ってます。

返信

 Name : J さん
 Title : やめるんですか?

>ここ数日の日記を拝見しました。
 単行本の売上に関しては残念と言わざるを得ません。
 かくいう私も購入リストに入れたものの現時点では未購入です。
 あまり発売日にこぞって買うほうではないので、申し訳ありません。

 しかしテラセさんの日記を読んできた身としては、数字が芳しくなかったことで創作活動にここまで意気消沈しているのは意外と言わざるを得ないです。

 今までの、編集者や出版業界に食ってかかるような態度はどうしたんでしょうか。
 まさかこの結果を考えなかったわけではないですよね。
 数字が出なければ、お金が稼げなければ、評価がなければ創作などやる意味がないと思ってらっしゃるんでしょうか。
 そのような思いで創作されていたのでしたら、はっきり申し上げますが、テラセさんの担当になったクソ編集と大差ない考え方だと言わざるを得ないです。
 今までのテラセさんの記事からは、創作に関する熱い気持ちを感じていました。この人は本当に自分で作るのが好きなんだなと、自分の作品にプライドを持ってるんだなと感じていました。

 信者を囲いたくない等の発言、気に食わない読者の感想にはケチをつけるスタンス、かなりロックしてるなと思ったものです。
 それがどうでしょう。編集者を寄生虫のように扱っていた割には、出版業界に見捨てられると「自分の創作に意味はない」かのような発言。
 これでは、あれだけオワコン発言していた出版業界に寄生することを目標にしていたようではないですか。
 面白いものを作れればいいんじゃなかったんですか?
 作家という肩書きが欲しかっただけなんですか?
 それなら、編集の言うとおりにエロを前面に出した表紙と煽りにしておくのが一番の近道だったじゃないですか。

「求められているものを書く」と「面白いものを書く」。
 この二つがイコールなわけないでしょう。

 商業作家としてやっていくのが目標であったなら、編集者との関係を悪化させるやり方をとるべきではなかったのでは。
 これまでの言動と、結果が出てからの反応が矛盾してます。
 ファンを選んで、編集者を選んで、テラセさんは自分で逆境を選んできたじゃないですか。
 それでうまくいかなかったらあの業界が悪い、この業界が悪い、
 他の創作してる人間を馬鹿にしているんですか?
 商業は結果が全てです。けれどそれは、創作が好きだという気持ちとは全く別次元の話のはずです。
 業界が気に食わないなら、業界から離れてやっていくか、それでも我慢してやっていくか、創作を諦めるかしかないでしょう。
 今回の日記の内容は申し訳ありませんが言い訳にしか聞こえません。
 自分の意見を編集者にぶつけて、自分で納得いくまでやったんですよね。
 それでうまくいかなかったなら、結果を受け止めるしかないでしょう。
 好きなようにやって誰もがうまくいくほど甘い世界じゃないです。

 こんな記事を読んでは買いたいものも買いたくなくなってしまいます。
 だって、続きの出ない第一巻を買いたい人がいるわけないじゃないですか。


 やめやしませんよ。
 記事にも書きましたが、こんなことくらいしか人生においてやる気が出ないので。

 正直今回のことは凹んでいます(凹まないほうがムリあります)。
 今までのお返しと言わんばかりに先方から話を受けて、こんなやりとりをするための仕事だったのか、改めて虚しくなったわけです。

 前の記事に書いたこと以外にも、事前の指示不足でモアレ発生とか、チェックミスでカバー全部刷り直しとか、何故か遠方の印刷所で印刷立ち会わされたりとか、エンブレ公式サイトの登録カテゴリがキミキメだけおかしかったりとか、ずっとわけのわからないミスだの何だの連続でした。
 他にも色々あって、嫌がらせかよくわからんですけど、怒りすら通り越して、ちょっと疲れました。
 愚痴をこぼすなと言われればそれまでですが。



 とりあえず自分は、数字も、金も、肩書きも、評価も、ぜんぶ欲しいと思ってる強欲ですよ。
 欲のない創作聖人ではないです。
 スジみたいなものは、考えてるつもりですが。

 むしろ自分は、先方からそういう「欲」とか「魂」を全く感じなかったから、なんだかなと思いました。
 保守一辺倒というか、思考停止が嫌だったんです。

 もし「お前もクソ編集と一緒だ」と言われるなら、
 思考停止しかけたことについて咎めてもらいたいです。



「求められているもの≠面白いもの」であることは、重々承知です。
 そういう意味で書いたつもりでした。

 ただその関係性は、色々な力関係で歪められているとは思います。
 それを踏まえた上で、どういうものが書けるのか。
 恐ろしく難しいことだと改めて思いました。



 編集者ともめるべきじゃなかったのでは――という話については、
 絶対にNOと言えます。

「なにくそ! こんなところで終わってたまるか!」とは、普通に思ってます。
 ただ本気で虚しいし、悔しいし、情けない気持ちも本物なので、書いておきたいと思いました。

 とにかく、絶対にこんなところで終わるつもりはないです。
 どんなに叩かれようが、村八分にされようが、ウンコ投げられようが、
 そいつら全員ぶち殺して、くらいの気持ちで、這い上がっていきたいと思っています。



 全ては自分の力不足です。

 と潔く言いたいですけど、まあ恨み辛みも抱いています。
 本当にロクでもないものが渦巻いているところだと思います。


 とりあえず「商業は結果が全て」だとは、まったく思わないというか、なんというか。

 そもそも、何を持ってして「結果」なのか、おおよその人間はロクに答えられないかなと。
「結果=金」と単純に言う人間がいたなら、頭貧しいですわ。
 そういう思考の人ばかりだから、軒並み腐りかけてるんだとは思いますが。

 目に見えない結果も、少なくとも作者の内側には、生まれるのかなと。
 巡り巡る、というかなんというか。




 それで書籍ですが、続編が出せないなら、売れなくていいと思っています。

 続きの出ない第一巻なんて誰も買いたくない。まさにその通りかと。
 発売一ヶ月経たずで続きは出ないと宣告されたような作品、
 自分としても1080円払ってまで読む価値は無いと思っています。


 ただ、別に続きは出せると思っています。

 まだ様子は見ると思いますが、小説サイトに載せることだって出来るので。
 書籍として発売した一巻の内容もです。
 あらかじめ確認しましたが、作者のそういった一次利用は可能とのことでした。
 誰もやってないだけです。


 どうせ大した数が捌けないなら、無料でWEB公開したほうがよほどマシです。

 金も立場も失うリスクはありますが、少しでも作品を生かすほうを選びます。
 その上で、色々な反応を見たいし、反応がないという反応も見たいです。
 結果に満足してないんですよ。



 とにかく、書くことは続けます。
 まだたったの三作しか世に晒してないので、結論が出せる段階でもないと思ってます。

 作品をコンスタントに増やす努力をして、
 面白いだのつまらないだの反応があって、
 そこからまた話を考えていって、っていうのを、初心に戻る(?)つもりでやりたいかなと。


 ご感想ありがとうございます。
 いろいろ書きながら、いろいろ言われながら物事を整理していくタイプで、
 正直かなり見苦しいとは思います。申し訳ない。

 立ち回りみたいなものがまだまだヘタクソというか。精進しないとだめですね。
 平和的で楽しいことが一番だってことは、よく思ってます。

何がしたいのかよくわからなくなってきた

 これからどうする。
 そういうことばっかり考える。
 
 あのクズ編集を見返すべく、ここから這い上がるよう努力するか?

 何の意味がある。
 魂空っぽで、三歩歩けばモノを忘れる。三年もしないうちにこっちのことなんて忘れてるだろ。
 だいたい「見返すため」だなんて、そんな理由で書いた作品が、誰を楽しませられるのか。

 キミ箱も、毒が強くなりすぎてしまった気がする。
 コノ野郎クソ野郎と思いながら書いて、自分の感情なのか、キャラクターの感情なのか、
 もともと感情移入して書くタチだけど、今回は距離感が近すぎたかもしれない。
 それが良いように作用すれば――なんて淡い期待をしてたけど、それ以前の問題か。


 なんで創作やり始めたんだったか。

 最近のラノベは酷いと、ゲームのシナリオも酷いと、
 だったら自分が面白いストーリー考えてやるよと、威勢よく思いつつ、

 なんだか漠然と、面白いものが作りたいって思ってたはずなんだけど。



 足引っ張られて、足引っ張って、ぎすぎすぎすぎす、お前のせいだ俺のせいだ世間のせいだ、

 煽り合って、叩き合って、こっちがすごいあっちがすごいどっちがすごい、右向け右、左向け左。


 何が求められてるのか、よくわからん。
 歪みすぎてて、何が本物なのか。

 求められてるものだって、そもそも面白いのかどうか。
 読者が求めてるのか、場が求めてるのか。


 フリゲだろうがイラストだろうがネット小説だろうが、
 どろどろ腐りかけの歪んだ何かが眼をギラギラさせて狙っていて、
 そこに流れが出来て、
 創作というか、マーケティングになってる。

 息が出来る場所がなかなか見つけられない。
「楽しければいい、面白ければいい」
 腐った空気を肺に満たして、魂空っぽにすれば、一緒になってわいわい遊べるのか。

 それでも面白いと思えるものが、そこにあればいいんだけど。


 狂ってるのはどっちか。

 どっちでもいいわな。

(書籍では)続編は無理そう

 書店消化率の推移を聞いたところ、非常によくないと。

 ということで続編等々は無理そう。

 担当にも最後の最後までコケにされ続けて、これからも頑張ってくださいとエール。
 心の中で大事にしてた色々なものが終わったかなと。


 こんなもん、どんなに頑張って書いても無駄だったんじゃないか。
「出版はギャンブル」と言い張る人間が、足ばっか引っ張って、なんも考えずにやってんだから。

 まあ、なに言っても負け惜しみか。
「ネームバリューが足りなかった」ってことらしいから。
 だったらなんで最初に依頼したのか謎だけど、まあギャンブルだから仕方ないわな。

 いくらでも負け惜しみの言葉吐けるわ。




 さて、どうしたもんか。

 モチベもクソもない状況なわけだけど、こんなことしかやる気でんので、シナリオは書き続ける。

 ただなんというか、商業はもう無理なのかな。
 トラウマというかなんというか、こんな人らばっかりだと、自分のようなのは息出来ない。
「あそこの社長は変人」「あそこの編集長は変人」「あそこのフリゲ作家は変人」
 先方はどこにでもいる普通でまともな人間で、変でおかしいのは他の人間らしいから。

 
 まあこんな風なこと書き殴ってるような人間は、
 コンプライアンスだのなんだのと、使いたがるところはないのかな。

 その点先方は、無能無関心無勉強ゆえというか、前方不注意で剥き出しの地雷踏んだ感覚か。
 こういう無能無関心無勉強な人間がいたからこそ使われたのだと思うと、なんだかな。
 ただの運というか、どのみちロクでもない運だとは思うけど。




「でも、星見さんとしては、書きあぐねていた続編が書けたわけですよね」


 電話越しに殴れるなら殴ってやりたいと思ったわ。




 ネットコンテンツのハイエナばっかりになって、なんというか、わけわからん。

 ネットで人気が出て、それを御上が摘まみ上げて、大した努力もせず、いいもんだけ自分の手柄。
 流通牛耳られてるから個人じゃどうしょーもない。



 なんだ、ネットで大人気になれば、また摘まみ上げてくれるわけか。

 無償奉仕で、ハイクオリティなコンテンツを供給し続けて、リアルはジリ貧で。



 創作の喜びがようわからんくなってきたな。


 こんな人らに摘まみ上げてもらおうと、心のどこかで期待して、活動していたフシがある。

 結局はお眼鏡にかなわなかった。
 読者の目にもほとんど触れない。



 読者がどこにいるのかようわからん。

多方向アプローチ 面白ければ

 カエ剣リメイク案タグ分け5

 ひたすら練り練り練り練り練り。

 プロット考える→行き詰まる→キャラ設定考える→行き詰まる→資料探しする→疲れる→街設定考える→異能設定考える→行き詰まる→プロット考える→テーマ考える→ダクソ→行き詰まる→抜本的な変更案を考える→行き詰まる→ダクソ→キャラ設定考える→資料探しする→読書する→作品年表考える→ダクソ→各種用語設定考える→行き詰まる→主人公の個性を考える→ダクソ→行き詰まる→雑記で気分転換する

 ぐるぐるぐるぐるぐるぐる。
 少しずつ進んではいると思う。

 一つの作業に固執していても飽きるし、思考が固まるし、
 頃合いを見てころころとアプローチ方法を変えている。



 差別化の話の延長として、自分自身の既存作品ともなるべく差別化を図りたい。
 他人の既存作品との被りよりも注意したいこと。

 性分的に多産はムリ。どうあがいても一刀入魂。
「比較」を極力避けるためにも、発表済み自作品の同種はあまり作りたくない。

 だからこそ、カエ剣のリユースは上手くやりたい。



 世にこれだけの作品が出尽くしている状況で、「オリジナル」を追及することの難しさ。
 使われなかった題材には、使われなかっただけの理由がある。

 結局は面白ければいいのかなと思う。

 ただ、面白さはオリジナリティも加味してのものだから、工夫は必要か。



 よく「古典を読め!」と推奨している人がいるけど、
「古典のオマージュは許容される風潮」みたいのを加味しているのかなと思った。
 要するに、汎用性に優れ、無駄になりにくい知識が詰まっている。

 ということで、思い出したように名高い古典SFを読み始めている今日この頃。
 アーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』をぽち。訳がすごくいい。
 紙の本バージョンは持ってる(積んでた)けど、Kindleのほうが読みやすいので再購入。
 日本のSF小説はどうも刺激されないので保留。


 一旦シナリオを書き始めてしまったら、なかなか設定とか練り直せないので、
 勉強や情報収集は今のうちにガッツリやる。

 なるべく一方向に絞らず、雑多な知識を詰め込んでいく。

使い古されたテーマ 差別化

 カエ剣リメイク案タグ分け4

 設定を練り返している中で、他作品との類似点みたいなものにぶち当たって来る。

 とりあえずペルソナシリーズの影響受けすぎ。
 当時はリスペクト的な意味でそうしていた部分もあったけど、今となっては胸に引っかかる。

 そもそも現代異能モノというテーマが使い古されていて、似たような設定を内包した作品が多い。

 初期の設定練り上げがとにかく甘すぎた。後悔先に立たず。
 どうやって差別化するか。
 展開テイストやキャラ掘り下げは個性出せる気がするけど。



 あえてテンプレテーマを扱って、それを掘り下げていくか(当時はこれを目指してた)。
 抜本的に設定やテーマを変えて、別系統を目指すか。

 SF色を強くしたほうが、自分としては設定の個性が出しやすい気がする。
 ただ、SF色強めの異能モノかつ必然性を感じる世界観というのが、なかなか思いつかない。


 いっそ別作品を書き始めたいまであるけど、
 ケジメのためにもカエ剣はどうにかリユースしたいところ。

 悩む。

さよなら魔術

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 脳筋楽しすぎ。

模写練 手の骨・手掌側

 手の骨・手掌側

 末節骨ってチンコっぽくね?

 ということで模写練。
 作業時間カウントしたところ、なんとまあトータル5時間以上も掛かってる。

 石膏デッサンなんかは9時間とか掛かるらしいけど、
 さすがに一パーツのデッサン模写程度にこの時間は掛けすぎだろう。


 なんというか、全体のバランスを整えるまでにすごい時間が掛かる。
 クリスタじゃなくて手書きだったらどんだけ時間掛かるんだ。ぞっとする。

 パッとバランスを掴む練習に、クロッキー(速写)とやらがあるらしい。
 某○十秒ドローイングはやったことがある。イマイチ効果が感じられず断念したけど、今ならもう少し効果的に練習できる?
 まあまずは人体デッサン優先なような気がしないでもない。


 

 とりあえず今の参考書はこれ。


 線をシャカシャカ刻みすぎると、主線が誤魔化されてしまって、なおさら時間掛かるらしい。
 モロにそんな感じなので、無駄な線をなるべく描かないように心がけたい。


 ムリにならない程度にとにかく継続。
 作業の合間に一日一時間(30×2セット)やるかやるないかくらいなら、なんとかいけるか。

返信

 Name : kapivara さん
 Title : 感想ではないのですが…

>ついに続編出たんですね!
 楽しみにしてました!
 ですが、予算の都合上まだ購入ができないのが残念です
 まだ購入してなく、申し訳ないのですが、こちらの続編のサウンドノベル版はいつごろ出るでしょうか?
 都合があったら、ぜひ買ってみたいと思います1

 サウンドノベル版を出す予定は無いです。
 出すメリットがなさ過ぎて考えもしなかったです。とにかく今回は小説です。

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