47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 14年の上場企業倒産ゼロに 24年ぶり、資金繰り改善で

     国内に上場する企業の倒産が2014年はゼロになる見通しとなったことが、帝国データバンクの調べで29日分かった。ゼロになれば1990年以来、24年ぶり。アベノミクスによる株高で、保有株式の価格が上昇して資金繰りが改善したことや、銀行の貸し出し姿勢が好転したことが寄与した。

     中小企業を含む全体の倒産件数も、14年1~11月でみると前年の同じ期間に比べ約1割減の約8500件と減少傾向となった。ただ、そのうち円安を理由とした倒産は301件と過去最多となり、アベノミクスの副作用も示した格好だ。

      【共同通信】