東京書籍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
東京書籍株式会社
TOKYO SHOSEKI CO.,LTD.
Tokyo Shoseki Head Office.JPG
東京書籍本社
種類 株式会社
略称 東書
本社所在地 日本の旗 日本
114-8524
東京都北区堀船2丁目17番1号
設立 1909年
業種 情報・通信業
事業内容 教科書の出版など
代表者 川畑慈範代表取締役社長
資本金 8,000万円
売上高 201.5億円(2008年)
従業員数 500名
外部リンク http://www.tokyo-shoseki.co.jp
テンプレートを表示

東京書籍株式会社(とうきょうしょせき)とは教科書をはじめとする出版事業等を営む企業である。略称「東書」。

概要[編集]

日本における教科書出版の最大手として有名だが、ほかにも学習参考書やそれ以外の一般書籍(主に教育関係書、人文書、文芸書)も多く出版するなど、事業領域は幅広い。凸版印刷グループの連結決算対象企業。2009年に設立100周年を迎えた。

教科書[編集]

文部科学省検定済教科書の発行者番号は2

  • 小学校向けには9種類(国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、保健)を発行している。
  • 中学校向けには7種類(国語、社会、数学、理科、技術・家庭、保健体育、英語)を発行している。
  • 高等学校向けには9種類(国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語、家庭、情報、書道)を発行している。

小学校・中学校向けの教科書の書名は、英語の「NEW HORIZON」を除いて「新しい○○」(○○は種類名)という書名で出版されている。これら「新しい○○」と「NEW HORIZON」は商標登録されている。一方、高等学校向け教科書の書名は、英語と情報を除いて科目名だけのシンプルなものとなっている。

業界最大手にふさわしく、北海道から沖縄まで全国的に幅広く採択されている。 小学校・中学校向けでは、首都圏はもとより東北(特に岩手・宮城・福島)、北関東(特に埼玉・群馬)、甲信越北陸九州(特に福岡・大分・長崎・熊本)で採択率が高い[要出典]

教科書類75,277点のほか掛図、原画、版木資料が「近代教科書関係資料」として2009年、国の重要文化財に指定された。

主な出版物[編集]

教材は学校採用専売のものが多い。

その他[編集]

関連会社[編集]

  • 凸版印刷グループ
  • 東洋インキ製造株式会社
  • 株式会社リーブルテック(2009年11月に東京書籍印刷株式会社より社名変更)
    • 東京書籍からはもちろん、それ以外の出版社からも幅広く受注する。アスキー技術評論社TeXで組まれた書籍のほとんどを受注している。
    • 東京書籍が検定教科書で大きなシェアを得ていることもあり、教科書の印刷では図書印刷と並ぶ規模となっている。
  • 東京物流企画株式会社
  • あすとろ出版株式会社
  • 株式会社東書エステート
  • 株式会社学習調査エデュフロント

外部リンク[編集]