三菱商事
種類 | 株式会社 | ||||||||||||
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市場情報 |
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略称 | MC | ||||||||||||
本社所在地 | 日本 〒100-8086 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 北緯35度40分51.9秒 東経139度45分45.1秒 / 北緯35.681083度 東経139.762528度 |
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設立 | 1950年(昭和25年)4月1日 (光和実業株式会社) |
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業種 | 卸売業 | ||||||||||||
事業内容 | エネルギー、金属、機械、化学品、情報、金融、物流 | ||||||||||||
代表者 | 小林 健(代表取締役社長) | ||||||||||||
資本金 | 2,044億円 | ||||||||||||
売上高 | 20兆1,263億円(連結) (米国基準収益:5兆5,658億円) 10兆1,356億円(単体) |
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純利益 | 4,538億円(連結) 3,212億円(単体) |
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総資産 | 12兆5,885億円(連結) 7兆2,959億円(単体) |
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従業員数 | 63,058名(連結) 5,796名(単体) |
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決算期 | 3月31日 | ||||||||||||
主要株主 | 日本トラスティ・サービス信託口 7.14% 東京海上日動火災保険(株) 4.50% 日本マスタートラスト信託口 4.19% |
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主要子会社 | 三菱食品 61.62%、ローソン 32.44%、ロイヤリティマーケティング 100% | ||||||||||||
関係する人物 | 岩崎弥太郎 坂本龍馬 岩崎小弥太 荘清次郎 船田一雄 高垣勝次郎 藤野忠次郎 田部文一郎 三村庸平 諸橋晋六 槙原稔 佐々木幹夫 小島順彦 |
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外部リンク | http://www.mitsubishicorp.com/ | ||||||||||||
特記事項:各種経営指標は2012年3月期のもの。 単独従業員数には他社への出向者を含む。 連結子会社 381 持分法適用会社 213 連結対象会社合計 594 |
三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英: Mitsubishi Corporation)は、三菱グループの大手総合商社。
三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅と共に、いわゆる五大商社の一つ。
目次
概要と沿革[編集]
日本で初めての株式会社といわれる坂本龍馬の海援隊が近江屋事件後に後藤象二郎に委ねられ、その後岩崎弥太郎に受け継がれて九十九商会となった企業の流れを汲んでいる。九十九商会は、後に、三菱商会、三菱蒸汽船会社(後に郵便汽船三菱会社として現在の日本郵船が分離)、三菱社と変遷している。
岩崎小弥太が確立した三菱の経営理念は「所期奉公」「処事光明」「立業貿易」である。大正時代に入ってから第一次世界大戦にかけて、取り扱い品目数の飛躍的向上をみたため、小弥太は各事業部門を独立させ、三菱合資営業部は「立業貿易」の方針に則り、1918年(大正7年)に、総合商社である三菱商事として独立した。第二次世界大戦後は三井物産と並んでGHQの直接指令によって解散し、174の会社に分裂したが、旧財閥系企業の活動制限緩和により、不二商事、東京貿易、東西交易の三社に集約された後、1954年(昭和29年)に旧三菱商事の清算会社であった光和実業が三菱商事の商号に復帰後、三社を吸収する形で大合同を果たして復活した。
全共闘運動が最も盛んだった時代に土田・日石・ピース缶爆弾事件が起こされるなど、日本の大資本企業と見られている。
2015年現在総合商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、豊田通商、双日)中のトップである。
貿易仲介を中心とした口銭を稼ぐビジネスが中心であったが、藤野忠次郎が社長に就任した1970年代より資源開発への直接投資(天然ガスや原料炭)を手掛けるようになり、1980年代には菱食(現 三菱食品)などの食料流通などのバリューチェーンの構築を展開、1990年代に入り、コンビニエンスチェーンローソンを通じた消費者マーケットの開拓など、川上から川下までの領域にわたっての投資や経営参画を通じて収益を上げる体質変化を遂げ、収益拡大を続けている。
三菱金曜会[1]及び三菱広報委員会[2]の会員企業である[3][4]。
本社(本店)所在地[編集]
- 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号(本店登記住所。三菱商事ビルディング:コーポレートスタッフ部門、ビジネスサービス部門、エネルギー事業グループ、金属グループ)
- 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号(丸の内パークビルディング:監査部、地球環境・インフラ事業開発部門、新産業金融事業グループ、機械グループ、化学品グループ、生活産業グループ)
拠点数[編集]
- 国内拠点31 うち分室19
- 海外拠点195 うちプロジェクト事務所32
以上2012年7月1日現在の拠点数である。
産学官連携[編集]
- 2001年(平成13年)6月22日 - 東日本電信電話株式会社、三菱電機株式会社、東京工科大学と共に、生体認証技術(バイオメトリクス)利用による「未来型キャンパスモデル」構築のためのビジネス・コンソーシアムを設立した[5]。
- 2005年(平成17年)4月 - 静岡大学、環境NGOアースウォッチと共に、サンゴ礁保全プロジェクトをスタート。
海外プロジェクト探検隊[編集]
海外プロジェクト探検隊は、三菱商事が海外で展開するプロジェクト現場に高校生を派遣し、現場の模様や感じたことなどをウェブサイトや読売新聞を通じてリポートしてもらう体験ツアーである。今まで9回行われ、第6回は2008年(平成20年)3月26日から30日までシンガポールを訪れ、第7回は2008年8月5日から9日まで香港、深圳を訪れ、第8回は2009年3月24日から29日までハノイ、ホーチミン市を訪れた。第9回は第2回以来のタイ王国で、2012年7月30日から8月4日までバンコク、アユタヤなどを訪れた。第10回は2013年8月20日から8月24日までジャカルタを訪れた。第11回は第6回以来のシンガポールとマレーシアを訪れた。
上場しているグループ会社[編集]
証券コード順
子会社[編集]
- 2003 日東富士製粉
- 2051 日本農産工業
- 2393 日本ケアサプライ
- 7451 三菱食品
- 9873 日本KFCホールディングス
関連会社[編集]
- 2112 塩水港精糖
- 2216 カンロ
- 2580 コカ・コーラセントラルジャパン
- 2602 日清オイリオグループ
- 2612 かどや製油
- 2651 ローソン
- 2892 日本食品化工
- 3387 クリエイト・レストランツ(はーべすと・雛鮨・カントリーキッチンなどを運営している、東京証券取引所マザーズ)
- 3865 北越紀州製紙
- 5389 日本レヂボン
- 8103 明和産業
- 8194 ライフコーポレーション
- 8228 マルイチ産商
以上13社(2009年4月15日現在)
脚注・出典[編集]
- ^ 三菱金曜会
- ^ 三菱広報委員会
- ^ 三菱金曜会会員28社紹介
- ^ 三菱広報委員会 - 会員会社紹介
- ^ 東日本電信電話. “NTT東日本:NewsRelease -”. 2013年9月18日閲覧。
関連項目[編集]
- 日本の企業一覧 (卸売業)
- カーグラフィック
- LOHAS TALK
- 三菱商事食品グループ - 同社を主力取引先とする国内の食品・菓子類の関連メーカーを会員とする企業共同体。
- 第二電電(現・KDDI) - 京セラ・ソニーなどとともに出資母体であった。
関連企業群[編集]
- エムシー・マーチャントサービス(公式ホームページ) - 三菱商事の100%出資子会社。クレジットカード決済代行を行っている。
- ビーウィズ
- 六甲バター
- 大日本明治製糖
- レンタルのニッケン
- 三菱オートリース・ホールディング - 三菱UFJリースとの共同出資。
- 富士産業
- 五十鈴
- ディーライツ - 映像コンテンツ事業を、全額出資で設立した同社へ移管。2014年にアサツー ディ・ケイが筆頭株主となるが、引き続き株式は所持。
- ディー・エム・ガスステーション(元はダイエーと丸紅の合弁、現在は三菱商事とダイヤ昭石の合弁。)
- 日本リテールファンド投資法人(UBSとの共同出資によるイオン物件の不動産投資信託スキーム)
- ジクー・データシステムズ - 日本オラクルと提携。電子地図・GPSを活用した位置情報サービスを提供。
- 日本スペースイメージング
- 株式会社エム・シー・シー
- 三菱商事都市開発
- 三菱商事フューチャーズ - 社名の「フューチャーズ」(futures。未来)から分かるように、商品先物取引の受託、外国為替証拠金取引を行なっている。
- 三菱商事アセットマネジメント
- 三菱商事ロジスティクス
- 三菱商事ファッション
- ロイヤリティマーケティング
- 三菱商事石油
- エム・エス・ケー農業機械 - 農業機械の輸入販売を行う。
- エムシー・ファーティコム
出資該当企業群[編集]
三菱商事を筆頭株主としている企業[編集]
- イオン
- 旭松食品
- アルビス
- アイ・ティ・フロンティア
- 北越紀州製紙(旧・北越製紙)
- いすゞ自動車
- スマイルズ
- 米久 - キリンホールディングスから移管された、食肉加工、食品メーカー
- 特種東海ホールディングス
- 千代田化工建設
- 伊藤ハム
三菱商事を主要株主としている企業[編集]
- 三菱UFJリース(旧・ダイヤモンドリース)
- 東京ガス
- WOWOW
- 東京産業
- 北海製罐/トーモクグループ
- 日糧製パン
- 世紀東急工業
- JXホールディングス(旧・新日本石油)
- 三菱鉱石輸送
- 大日本塗料
- アール・エフ・ラジオ日本
- 日清食品
- イー・ロジット(イー・ロジット公式ホームページ)
- ジェットスター・ジャパン
参考書籍[編集]
- 『現代総合商社論 ― 三菱商事・ビジネスの創造と革新』 三菱商事株式会社編集、堀口健治・笹倉和幸監修、早稲田大学出版部、2011年 ISBN 9784657110022
外部リンク[編集]
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