プトゥマヨ川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2007年3月) |
イサ川(ポルトガル語: Içá)またはプトゥマヨ川(スペイン語: Putumayo)は、アマゾン川の支流のひとつ。ジャプラー川(カケタ川)の南を平行に流れ、コロンビアとエクアドル、またコロンビアとペルーの国境をなす。この三国ではプトゥマヨ川として知られ、ブラジルに入るとイサ川(ポルトガル語: Rio Içá)と呼ばれる。
19世紀後期、フランス人探検家のジュール・クレヴォー(1847年 - 1882年)がこの川を航行した。蒸気船で昼夜さかのぼり続け、河口から1300km上流のクエンビまで、ひとつの難所もなく到達することができた。クエンビから太平洋までは直線距離で320kmしかなく、コロンビア南部のパストの町を経て達することができる。クレヴォーはアンデス山脈のふもとまで、川には岩石が堆積しておらず、河岸は粘土、川底は砂でできていることを発見した。
現在、川は主要な交通路となっている。ほとんどの区間はボートで航行できる。
河岸では畜産や、それにともなう皮革業などが営まれている。生産された皮革やバラタ(ガタパーチャとひじょうによく似ているため、しばしばグッタバラタと呼ばれる)は、マナウスまで船で運ばれる。
2008年3月1日、国境のエクアドル側にいたラウル・レジェスほか14名のコロンビア革命軍 (FARC) のゲリラ兵が、コロンビア軍に殺害された[1]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- “Ica, a river rising in Colombia”. Collier's New Encyclopedia. (1921). (英語)