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日中韓首脳会談:「歴史直視」宣言に明記へ…1日開催

毎日新聞 2015年10月31日 21時01分(最終更新 10月31日 23時59分)

安倍晋三首相=藤井太郎撮影
安倍晋三首相=藤井太郎撮影

 【ソウル小田中大】安倍晋三首相は1日に韓国を訪問し、中国の李克強首相、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との初の日中韓首脳会談を行う。会談後発表する共同宣言で、交渉が難航している日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉加速化や、北朝鮮に対し非核化に向けた6カ国協議への復帰を求める内容を盛り込む方向。歴史認識問題に関し、3月の日中韓外相会談の共同報道発表でうたった「歴史を直視し、未来に向かうとの精神」と同趣旨の文言を明記する調整をしている。

 日中韓首脳会談は2012年5月に北京で開催して以来、約3年半ぶり。08年から毎年開いてきたが、12年9月の沖縄県・尖閣諸島の国有化で日中関係が悪化するなどして中断していた。今回の議長国は韓国で、次回は日本となる予定。共同宣言に首脳会談の定例化と来年の日本開催を盛り込むことも検討している。

 会談ではこのほか、11月にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)をにらみ、環境分野での協力強化も協議する見通しだ。

 また首相は1日、李氏と個別に会談。朴氏とは2日に会談する。日韓首脳会談も約3年半ぶりで、両国関係改善と従軍慰安婦問題の取り扱いが焦点となる見通しだ。慰安婦問題を巡り、朴氏は29日の毎日新聞の書面インタビューで日本側に解決案の提示を求めているが、日本側は1965年の日韓請求権協定などで「解決済み」との立場で、進展する見通しは立っていない。

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