Sun, 26 May 2013
左括弧の後に右括弧が入力されたときにカーソルを括弧の中に移動させるマイナーモード cursor-in-brackets.el
世の中には左括弧を入力した瞬間に右括弧を補完する el がけっこうたくさんあります。
たとえば YaTeX *1、js2-mode *2、parenthesis.el *3、skeleton-pair-dwim.el *4、flex-autopair.el *5、smartchr.el *6 です。
今回の el はこれらとは違い、右括弧を入力したときに隣に左括弧があればカーソルを括弧の中に移動させます。
左括弧 → 右括弧 → 括弧の中身という順番で何かを書くのに適した挙動です。
基本的には一年前に書いた記事の「閉じ括弧を入力したらカーソルを括弧内に移動する」をマイナーモードに焼き直したものです。
GitHub (最新版・リポジトリ)/EmacsWiki (安定版)
el ファイルをインストールして以下の二行を評価すると使えます。
(when (require 'cursor-in-brackets nil t) (global-cursor-in-brackets-mode t))
*1:Yet Another TeX mode for Emacs.
*2:js2-mode - Enhanced JavaScript IDE Emacs Mode - Google Project Hosting
*3:対応する括弧を自動挿入する - とりあえず暇だったし何となく始めたブログ
*4:括弧の自動挿入を改善する skeleton-pair-dwim.el をリリース - むしゃくしゃしてやった
*5:括弧の自動挿入の挙動をオレオレ設定できるflex-autopair.elで夢を叶える
*6:smartchr.el を使って生産性を上げる | tech.kayac.com - KAYAC engineers' blog