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北国街道と宿場町越前おろしそば発祥の地、武生。歴史と伝統が息づく温かい癒しの里。
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人、もの、文化、食が行き交う道
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京と地方を結ぶ街道。
福井県には若狭の鯖街道の他に、
北陸3県をつなぐ北国街道が通っています。
中でも今庄は宿場町として栄え、
現在も昔ながらの街並みや料理、
地酒が伝えられています。
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古い家屋を見ながら北国街道を歩けば、昔の宿場町の雰囲気が感じられます。毎年、手作業で作られる吊し柿(右)や江戸時代から伝わる絶妙な味わいの甘露梅肉や紅梅液(中:高野由平商店TEL.0778-45-0003)、奈良で食べられていたものが旅人によって今庄に伝えれらたと言われている茶飯(左)は一食の価値有り。
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 車も鉄道もなかった時代、人々の移動手段は歩くことでした。特に地方と京をつなぐ道は大勢が行き交い、それぞれに街道名がありました。
 福井県内にある街道と言えば、若狭〜京を結ぶ鯖街道(若狭街道)が有名です。若狭湾で穫れた美味しい鯖に一塩して京まで、一昼夜かけて京に到着する頃には良い塩梅になっていたと言います。そして今回紹介する北国街道も、福井県を紹介する上で重要な道の一つです。
 北国街道は京の都から大津、彦根、琵琶湖を経て福井県に入り、今庄〜南条〜越前市(旧武生市)〜鯖江市〜福井市を通り、金沢、富山、新潟まで続く全長約520。特に今庄〜福井は戦国時代、織田信長の重臣であった北ノ庄城主・柴田勝家が安土城とを結ぶ道を確保するために開いたとも言われています。

   その北国街道内でも特に栄え、今なお往時の面影を残しているのが今庄です。険しい峠を越えた先、あるいはその手前にある心身を癒す場所、今庄。宿があり、美味しい料理と地酒あり、独自の特産品もあります。中でも地酒やそば、茶飯などは、今庄を代表する人気の逸品です。
 もちろん街並みを歩けば、昔ながらの風情も感じられます。古い家屋や杉玉が目印の造り酒屋、朗らかな声が聞こえそうな料理屋、旅人がひと休みしそうな小さな公園、行く先を示す道しるべなど……。
 少し曲がりくねった北国街道、今庄宿には、京を始め遠方から人々が歩き運んできた、美味しいものや文化が、今も静かに息づいているのです。
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旅人の心身を癒す地酒の味。
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 人が集まる所、賑やかな所にお酒は欠かせません。宿場町であった今庄にも昔から造り酒屋があり、小さな地域ながら酒造店小売店合わせて10数軒という時代もありました。現在ある造り酒屋は4軒で、それぞれに独自の美味しい地酒造りに励んでいます。
 さて、今庄に造り酒屋が多いのは宿場町だったから、と考える方は多いでしょう。しかし実は、それ以外の理由もいくつかあります。
 まずは地形について。今庄は北国街道の険しい峠を控えた山間の町。周囲の山々からは湧き水が溢れ、さらに地下水も豊富で、どちらも美味しくて酒造りには最適です。
 そして気候。今庄は福井県内でも有数の豪雪地帯で、冬には降り積もる雪でひっそりとした雰囲気に包まれます。その雪が酒造りのポイント。というのも、「寒造りの酒は美味しい」と言われるように、酒造りには温度管理が重要です。雪が降り積もると温度は比較的一定に保たれ、安定した酒造りが出来ると言われています。つまり美味しい日本酒が出来る条件の一つが、雪と言えるのかもしれません。
 さらに原料の酒米。五百万石や山田錦などは当然、米どころ福井県産米をメインに使用。水との相性も抜群です。
 最後はやはり作り手の「本物の味を提供したい」というおもてなしの心です。宿場町時代から続く変わらない味と、時代に応じた新しい味。そのどちらも今庄を訪れる人の心を温かく和ませてくれます。そして福井の料理との相性も抜群で、一度その味を経験した人ならば、昔の旅人のように再び今庄を訪れ、美酒に酔いたくなることでしょう。
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新酒が出来たことを知らせる杉玉。その光景に風情を感じる人も多いでしょう。また4つの蔵元の住所から分かるように、すべて近所にあります。4蔵元を飲み比べてみるのも面白いかも。
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 良質な米と綺麗な水に恵まれた福井は、古くから地酒造りが盛んです。日本酒は卓越した技術者とこれを支える蔵人たちにより造られますが、この酒造りのエキスパートであり、蔵内の責任者として蔵人を管理統率するのが「杜氏(とうじ)」です。この杜氏には全国数か所に集団があり、福井には南越前町の「越前糠杜氏」と大野市の「大野杜氏」があります。近年、人数は減少ぎみですが、その技術と精神は受け継がれています。
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京藤和男さん
白駒
白駒酒造合資会社
南越前町今庄82-24 
TEL.0778-45-0020
「体に良い酒、上手に旨く飲める酒を目指して、本物を造り続けたい。そして環境への配慮も忘れずにいたい」と京藤さん。近年、力を入れているのは米の旨味が堪能できる純米酒。干しカレイやはたはたなどの焼き魚との相性が良いとか。
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北村啓泰さん
北陸街道 今庄宿
酒蔵(資)北善商店
南越前町今庄81-3
TEL0778-45-0016
“地酒は風土が造る”を信念に、今庄をPRする酒造りを続けています。また契約有機栽培米を使うなど、素材にも吟味。「ぬる燗の純米酒はお勧め。酸味がキュッと締まる感じの味は絶妙です。また湯豆腐やあっさり系の鍋に合いますね」
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堀口恒平さん
鳴り瓢
堀口酒造有限会社
南越前町今庄76-1-2 1
TEL. 0778-45-0007
「水の如く飲めるような綺麗な酒を造る」がモットー。14代目の堀口格世さんは、「毎年、同じように美味しい酒ができ上がるのが酒づくりの面白いところです。酒だけでも美味しいし、漬物にも合います」。酒造り2年目の若手、15代目の恒平さんも「酒造りは大変だけど面白い」と奮闘中。
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畠山拓也さん
百貴船
畠山酒造有限会社
南越前町今庄109-14
TEL.0778-45-0028
かつては旅籠も営み、旅人を地酒でもてなしていたとか。「高級な酒もいいけれど、いつもの地酒を長く飲んで頂けることが、蔵元として一番嬉しい。だから肴も特別なものでなくても良い。でも時々は蟹味噌などと合わせるのも美味しいね」
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北国街道と宿場町越前おろしそば発祥の地、武生。歴史と伝統が息づく温かい癒しの里。
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(C)福井県農林水産部販売開拓課
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