柴田英嗣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
移動先: 案内、 検索
柴田英嗣
本名 柴田英嗣
ニックネーム 柴っさん 柴っちょ しばたん しばんちゃん 米嗣 ヒデック
生年月日 1975年7月15日（41歳）
出身地 日本の旗 日本 静岡県清水市（現在の静岡市清水区）
血液型 B
身長 167cm
方言 共通語
最終学歴 東海大学工業高等学校
出身 スクールJCA3期
コンビ名 アンタッチャブル
相方 山崎弘也
芸風 コント、漫才（ツッコミ）
事務所 プロダクション人力舎
活動時期 1995年 - 2010年1月
2011年1月 -
同期 ふかわりょう
サバンナ
など
配偶者　 なし（離婚歴あり）
公式サイト 柴田英嗣の平穏な僕
表示

柴田 英嗣（しばた ひでつぐ、1975年7月15日 - ）は、日本のお笑い芸人。

静岡県静岡市清水区出身。プロダクション人力舎所属。人力舎のタレント養成所・スクールJCAの第3期生。身長167cm、体重53kg。血液型B型。

略歴[編集]

休業・復帰[編集]

  • 1年間休業した理由は「体調不良」と「女性トラブル」とされている。当初は「体調不良」（レーシック手術後の合併症）とのみ発表されていたが、幾度か週刊誌などで「活動中止は女性トラブルが原因」と報じられたこともあった。ラジオ番組『LINDA!』（後述）の第1回放送では自身の休業について語り、その後出演した『サンデージャポン』（TBS系、2012年5月6日）でも同様の説明をしている[1]。『美女アスリート総出演 炎の体育会TV～2011』（2011年1月11日）が復帰後のテレビ初出演[2]。また、休業期間中に爆笑問題の田中裕二の前妻の不倫相手が柴田なのではないかといううわさが流れたが、これについては田中と柴田によって否定されており、いまだにこのうわさを信じている者もいるため、田中は「ネットのなんか変なニュースとかの書き込みを、なんで素直に信じるのか。学習しろ!」と怒りをあらわにしている[3]。
  • 2012年4月2日からTBSラジオの帯番組『LINDA!〜今夜はあなたをねらい撃ち〜』のメインパーソナリティーを務め、復帰後最初のレギュラー番組となった。
  • 2015年10月9日放送のテレビ番組「『ダウンタウンなう』2時間スペシャル」にて1年間の休業の真実として「実は冤罪で逮捕されていた」と告白した[4]。その後の東京スポーツの取材で詳細が判明し、それによると以前彼女だった女性とのトラブルが発生し、その女性が「柴田の妻から脅迫等の被害を受けた」と警察に訴えたが、女性の主張は認められず、柴田も身の潔白を証明したもので、実際には逮捕ではなく事情聴取であった。しかし、女性問題を何度も起こしていた柴田に対し、所属事務所の当時の社長である玉川善治が謹慎処分を下す。その後玉川は2010年6月に急逝、事務所の体制を整えるのを優先し、玉川が解かなかった謹慎処分の解除が後回しになったため、長期にわたったとしている[5]。

芸風[編集]

  • 静岡県出身にも関わらず江戸っ子口調と言われる場合がある。また、漫才におけるキレツッコミが関西漫才師・横山やすしのようだと評価されたことがあるとされていた[6][7]。
  • 漫才のキレツッコミの芸風とは相反して、動物園に通いカバなどの動物をひたすら3時間も眺めていられるという気長な一面がある[8]。
  • 漫才では、例え突っ込みや吹き出し笑いをしながらの突っ込み、エスカレートしたボケに反応してその場で崩れ落ちるほどのリアクション、ハイテンションな蹴り突っ込みの動きを見せる[7]。
  • 動物園めぐりや図鑑などから得た知識をバラエティ番組やブログでたびたび語ることがある。独自の目線による「動物園の楽しみ方」「動物の倒し方」などのネタがある。一番好きな動物はカバであり「カバ最強説」を唱える。2009年にはカバのエンブレムを作って自家用車に付けろと『シカゴマンゴ』でいじられた。その後、柴田が「カバのエンブレム製作」について所ジョージに相談すると、所ジョージは「俺が作るよ」と快諾し、無償でカバのエンブレムを作成し柴田にプレゼントした。銀色に輝く出来栄えのエンブレムは、ラジオ・テレビ番組でも披露された[9]。

エピソード[編集]

  • 小・中学校時代には体操部や野球部に所属していたが、高校時代にはなぜか模型部に所属しリヤカーを作っていた。
  • 昔いじめられっ子だったときにボクシングを始め、以降も体を鍛えている。
  • 運動全般が得意で、ユースサッカーのクラブからスカウトされた経験がある。静岡県のサッカー選抜に選ばれた際、練習中にとんでもないドリブルテクニックを持つ少年がいた。そのことがきっかけで自信を喪失し、自分のサッカー人生にピリオドを打ったのだが、その少年は後の日本代表・田中誠であった。
  • 地元のサッカークラブである清水エスパルスのファン。
  • 2005年9月、一般女性との結婚を発表した。現在は二児の父である。
  • 2015年5月に離婚[10]。
  • 2016年6月、元妻とファンキー加藤が不倫していたことが発覚。元妻は離婚後に加藤の子を妊娠し、6月下旬に女児を出産した。この不倫が離婚のきっかけだという[11][12]。
  • 2006年と2012年にレーシック手術を受け、0.01の視力が1.5にまで回復した。現在は伊達メガネを使っている。
  • 音楽グループのケツメイシとの交流があり、ライブツアーにスタッフとして参加したことがある。柴田はプライベートで「シバメイシ」というカラオケサークルを後輩の芸人たちと結成している。
  • ラジオ番組「シカゴマンゴ」をきっかけに、「柴田英嗣の平穏な僕」というタイトルのブログを開始。
  • ラジオ番組「LINDA!〜今夜はあなたをねらい撃ち〜」をきっかけに個人名義のフェイスブックを開始。

出演[編集]

コンビとしての出演はアンタッチャブル (お笑いコンビ)#出演作品を参照。

テレビ[編集]

現在のレギュラー出演
過去のレギュラー出演
  • S/mile Factory（2011年4月26日・5月24日・6月28日、スペースシャワーTV） - 須磨いる夫（声の出演）
  • ねくすと「リアル静岡トークバラエティ ぶっこみ」（2011年6月 - 2013年6月、テレビ静岡）
  • 今夜野宿になりまして（2012年7月 - 12月、テレビ埼玉ほか全国8局）[16]
  • 月刊スペシャる（2015年1月 - 3月・8月、スペースシャワーTV）[17]
  • 松原のぶえ　艶歌食堂（2016年10月1日 - 2016年10月22日、BS日テレ） - MC（『艶歌食堂』大将 役）
その他の出演

ラジオ[編集]

レギュラー出演
その他の出演

インターネット[編集]

  • 柴田・武井の目指せ百獣の王!!（アメーバスタジオ）
  • アンタッチャブル柴田のモテ男研究所（ゴリラクリニック）

ドラマ[編集]

Vシネマ作品[編集]

  • 麻雀飛龍伝説 天牌-TENPAI- 元禄闘牌決戦史（2011年）
  • 麻雀飛龍伝説 天牌-TENPAI- 無間地獄脱出史（2012年）

吹き替え[編集]

CM[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル

アプリ[編集]

  • iTunesアプリ「アンタッチャブル柴田のやかましい動物ガチャ」

書籍[編集]

著書[編集]

  • アンタッチャブル柴田英嗣の日本一やかましい動物図鑑（講談社、2009年7月） - ISBN 978-4062155182
    動物のエピソードやイラスト、芸人仲間のエピソードなどが書かれている。

連載[編集]

  • アンタッチャブル柴田の「アニマルLIFE」（東京スポーツ・大阪スポーツ・中京スポーツ隔週木曜日・九州スポーツ隔週金曜日、2009年）
  • アンタ柴田の「とにかく○○にうるさいよ!」（東京スポーツ・大阪スポーツ・中京スポーツ・九州スポーツ、2011年2月）
  • アンタッチャブル柴田の野生動物の倒し方（竹書房「Top Yell」「特冊shinsengumiDX」）

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Techinsight「【エンタがビタミン♪】アンタ柴田、長期休養の理由に「女性トラブルあった」自ら認める。相方・山崎との不協和音についても言及。」（2015年10月23日閲覧）
  2. ^ アンタッチャブル柴田英嗣が復帰、まずは美女アスリートと格闘 - お笑いナタリー 2011年1月7日
  3. ^ 田中裕二 元妻と柴田英嗣の不倫説を否定「信じてるバカがいっぱいいる」
  4. ^ アンタッチャブル柴田「実は逮捕されてた」　活動休止の真相激白
  5. ^ アンタ柴田　復帰が遅れた真相は冤罪に重なった“不慮の出来事”,東京スポーツ,2015年10月15日
  6. ^ “アンタッチャブル柴田はどんな人物!?”. リアルライブ (2010年2月11日). 2015年10月6日閲覧。
  7. ^ a b お笑い解体新書（オークラ出版　2005年）p.18 - 19
  8. ^ “6月27日(土)第217回 ゲスト：武井壮×アンタッチャブル柴田英嗣”. BS朝日『極上空間』 (2007年6月27日). 2015年10月6日閲覧。
  9. ^ “アンタ柴田の愛車に所ジョージ作のカバ型エンブレム！？”. アメーバニュース（アーカイブ） (2009年6月8日). 2015年10月6日閲覧。
  10. ^ “妻を奪われて離婚したアンタッチャブル柴田、現在の心境を直撃すると”. 週刊女性PRIME (2016年6月7日). 2016年6月7日閲覧。
  11. ^ 『週刊女性』（「主婦と生活社」、2016年6月7日）
  12. ^ ファンキー加藤の不倫相手が女児出産…アンタ柴田の元妻
  13. ^ “アンタ柴田扮する何是庵禅問答、きゃりーぱみゅぱみゅと東京バスツアー”. お笑いナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年4月14日). 2015年11月11日閲覧。
  14. ^ “2015年「NUTS LIFE」プロジェクト本格始動！年末特番×WEB配信×１月放送×商品化のクロスメディア展開加速” (プレスリリース), テレビ東京コミュニケーションズ, (2014年12月26日), http://www.txhd.co.jp/news/2014/1226_2015nuts_lifeweb.html 2015年11月11日閲覧。 
  15. ^ “アンタッチャブル柴田、tvk新バラエティで生き物の魅力探求”. お笑いナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年7月21日). 2015年11月11日閲覧。
  16. ^ “アンタッチャブル柴田、野宿番組でTVレギュラー復帰”. お笑いナタリー. 株式会社ナターシャ (2012年6月4日). 2015年11月11日閲覧。
  17. ^ “アンタッチャブル柴田、赤い公園佐藤とVJ務める「月刊スペシャる」開始”. お笑いナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年1月28日). 2015年11月11日閲覧。

外部リンク[編集]


「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=柴田英嗣&oldid=61652008」から取得