芳文社

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株式会社 芳文社
HOUBUNSHA CO., LTD
Houbunsha logo.gif
Houbunsha headquarters 20101003.jpg
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
112-8580
東京都文京区後楽1丁目2番12号
設立 1950年7月10日
業種 情報・通信業
事業内容 書籍・雑誌の出版
代表者 孝壽尚志(代表取締役社長)
資本金 1億円
従業員数 84名(2009年1月現在)
関係する人物 孝壽芳春(創業者)
外部リンク www.houbunsha.co.jp
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株式会社芳文社(ほうぶんしゃ)は、日本出版社である。本社ビルは東京都文京区水道橋駅東京ドームシティの間にある。

企業キャッチコピーは「漫画の殿堂」。

歴史[編集]

1946年、孝壽芳春が前身となる尚文館(しょうぶんかん)を設立する。

1950年株式会社に改組したのを機に現在の社名に変更した。週刊漫画雑誌4コマ漫画専門誌を日本国内で最初に刊行したことで知られ、漫画雑誌を中心とした出版活動を行っている。

1947年少年雑誌野球少年』を創刊。『野球少年』は、『少年』(光文社)や『冒険王』(秋田書店)などと共に戦後の少年漫画誌の代表格であった。他に『痛快ブック』(1953年 - 1961年)があった。

1956年、日本初の青年漫画週刊誌『週刊漫画TIMES』を創刊。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)や『漫画サンデー』(実業之日本社2013年休刊)と共に青年漫画雑誌の代表格となる。

1981年、日本初の4コマ漫画専門の月刊誌『まんがタイム』を創刊。植田まさしの『おとぼけ課長』は同誌創刊から現在に至るまで連載が続いている。

2002年萌え系漫画雑誌『まんがタイムきらら』を創刊。

2003年孝壽尚志が代表取締役社長に就任。

『まんがタイムきらら』にて2007年から連載されている、かきふらいの『けいおん!』は2009年2010年の二度にわたりTBS系列でテレビアニメ化され、ヒット作品に発展した。原作漫画掲載以外のアニメ作品では2011年MBS・TBS系列で放送されたオリジナルテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』、2014年TOKYO MXABCなどで放映されたオリジナルテレビアニメ『アルドノア・ゼロ』の製作委員会に参加している。

発行書籍・雑誌[編集]

雑誌[編集]

2015年4月現在、『週刊漫画TIMES』以外の定期刊行誌は全て月刊。

書籍[編集]

コミックス[編集]

その他、読売新聞に連載中の『コボちゃん』(植田まさし)の単行本発行も蒼鷹社から引き継いで行っている(まんがタイムコミックスレーベル)。

関連人物[編集]

  • 孝壽尚志 (代表取締役)
  • 小林宏之 (『まんがタイムきらら』グループ編集部リーダー)
  • 加藤昱夫 (『まんがタイムきらら』グループ編集部)
  • 篠原猛 (『まんがタイムきらら』グループ編集部)
  • 久保田尋木 (『まんがタイムきらら』グループ編集部)

関連項目[編集]

  • 植田まさし - 当社発行の雑誌で漫画家デビュー。
  • 叡山電鉄 - 当社発行の「まんがタイムきらら」と「きらら」繋がりで「きらら」のコラボレーション企画を実施。

外部リンク[編集]