「不正受給許さない」ジャンパー問題 有識者が再発防止策

「不正受給許さない」ジャンパー問題 有識者が再発防止策
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神奈川県小田原市で生活保護受給者の支援を担当する職員らが不正受給は許さないという趣旨の文言が書かれたジャンパーを着用していた問題で、有識者をメンバーとする再発防止策の検討会は、生活保護制度について理解を深めるための研修を増やすなどの対策を盛り込んだ報告書の案をまとめました。
小田原市では生活保護受給者の支援を担当する職員らが「不正受給をしようとする人間はカスだ」という趣旨の英語の文言が書かれたジャンパーを着て受給者の家庭を訪問するなどしていました。

この問題を受けて再発防止策を検討してきた外部の有識者による検討会は25日夜の会合で報告書の案を取りまとめました。

この中で問題が起きた背景について職員の側に生活困窮者に対する支援者としての意識が弱く、援助を受ける側の視点が軽視されていたなどと指摘しています。

そのうえで生活保護制度について理解を深めるための研修を増やすほか受給者の視点に立って業務を進めるため無記名のアンケートを行うなど受給者の生の声を聞く機会を設けることなどを提案しています。

この報告書案は近く正式決定されたうえで来月上旬にも小田原市長に手渡される見通しです。