ロンドンでEU離脱反対訴え市民が大規模なデモ

ロンドンでEU離脱反対訴え市民が大規模なデモ
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イギリスによるEU=ヨーロッパ連合に対する離脱の通知を4日後に控え、25日、ロンドン中心部では市民が大規模なデモを行い、政府に離脱を思いとどまるよう訴えました。
これは、EU=ヨーロッパ連合の創設の礎となったローマ条約が調印されてから25日で60年になるのにあわせてEUへの連帯を示すとともに、4日後に迫った離脱の通知に反対しようと行われたものです。市民たちは、EUの旗や、「私たちはヨーロッパの一員だ」などと書かれたプラカードを掲げながらロンドン中心部の官庁街を行進し、首相官邸の前では、ひときわ大きなシュプレヒコールをあげていました。

参加した女性は「離脱は残念でなりません。今でも、イギリスはEUの中にいたほうがよいと思っています」と話していました。また、フランス人のパートナーがいるという男性は、「経済への影響が心配です。次の世代が繁栄するチャンスを奪う形となり申し訳ない気持ちすら抱きます」と将来への不安を口にしていました。

行進は今月22日に歩行者や警察官が襲われたテロ事件が起きたばかりの議会議事堂の前の広場で終わり、イギリス国教会の主教が「国際社会とのつながりを大切に寛容の心を守りましょう」と呼びかけたあと、参加者全員で黙とうを行い犠牲者を追悼しました。