南スーダン 援助関係者6人が殺害される

南スーダン 援助関係者6人が殺害される
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アフリカの南スーダンでは、援助関係者への襲撃や支援活動に対する妨害などが相次いでいて、25日には地元のNGOに所属する6人が殺害されました。
国連によりますと、25日、南スーダンの首都ジュバから東部に移動していた援助関係者が、武装した何者かに襲撃され、6人が死亡しました。

被害者の国籍などは発表されていませんが、関係者によりますと、いずれも地元のNGOに所属していて、3人は南スーダン人、ほかの3人はケニア人だということです。

南スーダンでは政府軍と反政府勢力の衝突が繰り返される中で治安情勢が悪化し、国民の半数近くに当たる490万人が食糧不足に直面して飢きんが発生するなど、人道危機が拡大しています。

国連やNGOなどは支援活動に力を入れていますが、武装グループなどに援助関係者が襲われたり、支援活動を妨害されたりする事件が各地で相次いでいます。

国連によりますと、ことし1月以降だけで少なくとも12人の援助関係者が殺害されたということで、国連は「こうした攻撃は援助関係者を危険にさらすだけでなく、援助に頼るしかない多くの住民の生存も危うくする」として強く非難する声明を出しました。

南スーダンでは、首都ジュバを拠点に、駆け付け警護など新たな任務を付与された陸上自衛隊の施設部隊が、道路整備などのPKO活動に参加していますが、日本政府はことし5月末をめどに撤収させることを決めています。