首相 100万円寄付していない 籠池氏が証明を

首相 100万円寄付していない 籠池氏が証明を
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安倍総理大臣は、参議院決算委員会で、学校法人「森友学園」の籠池理事長が、夫人の昭恵氏から100万円の寄付を受け取ったなどと証言したことについて、昭恵氏は寄付をしておらず、籠池氏こそがみずから証明すべきだという認識を示しました。
この中で、民進党の斎藤嘉隆氏は、学校法人「森友学園」の籠池理事長が国会の証人喚問で証言した内容に関連して、「安倍総理大臣夫人の昭恵氏は『100万円の寄付をしたか記憶にない』とする一方、籠池氏は『100万円を受け取った』などと証言している。否定する以上、明確に根拠を示すべきだ」とただしました。

これに対し安倍総理大臣は、昭恵氏は寄付をしておらず、10万円の講演料も受け取っていないと強調しました。
そのうえで、安倍総理大臣は「2人きりで『渡した』『渡さない』となれば、こちらは証明のしようがないのは常識で、いわば『悪魔の証明』だ。『ない』と言っている人に対し、『ある』と言ってる人が証明しなければならない」と述べました。
さらに安倍総理大臣は、昭恵氏が証人喚問のあと、フェイスブックに寄付金を渡したことなどを否定するコメントを投稿したことについて、「夫婦であり、投稿する前に、『これで投稿する』ということで見せられた」と述べました。

また、菅官房長官は「昭恵氏は『1対1ではなかった』と言っており、水掛け論になる。客観的な証拠を示すことが一番大事で、私たちは証言の中で違うことがあると思っており、真実を明らかにしていきたい」と述べました。
そして、菅官房長官は、議院証言法に基づき、籠池氏を偽証罪に問う可能性を問われたのに対し、「事実と違ったらそのようになると思っている。客観的な内容を、今、私どもで精査している」と述べました。

生乳の流通 抜本的に見直し

一方、安倍総理大臣は、政府が先に国会に提出した、一部の団体がほぼ独占していた牛乳や乳製品の原料となる生乳の流通を見直すための法案に関連して、「現行制度を抜本的に見直し、酪農家が生乳の出荷先を自由に選べるようにするとともに、乳業の業界再編や設備投資を支援していく。酪農家や生産者団体が高品質な牛乳や乳製品を生産する能力は非常に高く、酪農の成長産業化を実現していく」と述べました。