自民 籠池氏の告発含め検討 野党 昭恵氏らの証人喚問要求へ

自民 籠池氏の告発含め検討 野党 昭恵氏らの証人喚問要求へ
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学校法人「森友学園」の籠池理事長の証人喚問をめぐって、自民党は籠池氏の証言には事実と異なる疑いがあるものも見られるとして、事実関係を精査し、偽証の疑いで告発することも含め対応を検討することにしています。これに対し民進党や共産党などは「安倍総理大臣夫人の昭恵氏らの証人喚問が、真相解明の大前提だ」として、引き続き証人喚問の実現を求めることにしています。
国会では、28日の参議院決算委員会でも、大阪・豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に鑑定価格より低く売却されたことをめぐって議論が行われました。

こうした中、先週23日に、衆参両院の予算委員会で行われた証人喚問で、学園の籠池理事長が行った証言をめぐって、28日夜、自民党の西村・総裁特別補佐らが記者会見しました。
西村氏らは、籠池氏が安倍総理大臣夫人の昭恵氏から受け取ったとする寄付金100万円を学園の職員が郵便局で振り込んだと証言したことについて、「払込取扱票」の筆跡などから、籠池氏の妻が振り込んだ疑いがあるなどと指摘しました。

自民党は、籠池氏の証言には事実と異なる疑いがあるものも見られるとして、国政調査権を行使して、関係者に資料や記録の提出を求めることも検討したい考えです。そのうえで事実関係を精査し、偽証の疑いで告発することも含め対応を検討することにしています。

ただ、国会として偽証の疑いで告発する場合は、全会一致が通例となっていることから、党内には告発は難しいとの見方も出ています。

これに対し、民進党や共産党などは「自民党の指摘は問題の核心部分でなく、国政調査権を発動するのには違和感がある」などと批判を強めています。
そして、「まずは、昭恵氏らが籠池氏と同じ場で発言することが真相解明の大前提だ」として、昭恵氏らの証人喚問の実現を与党側に求めるなど、引き続き追及していくことにしています。