30日
23時38分
2分10秒
桜の開花進む、外国人花見客向けの取り組みも
暖かい陽気で開花が一気に進んだ東京の桜。外国人の花見客向けの取り組みも。
30日、東京・上野公園は多くの花見客でにぎわいました。東京の最高気温は17.8度まで上がり、この陽気で一気に桜の開花が進みました。
「ここにいるうちに咲いた。2分咲きから5分咲きみたいな」
「きょう、ポカポカしていい感じでした。花見って感じで。幸せだった」
手軽に花見を味わえる立ち飲みエリアも登場していました。また、目立ったのは外国人観光客の多さでした。
「(Q.花見は初めてですか?)初めて!すごかった!キレイ」(アメリカ人花見客)
「独特ですね。席ごとに人々がいる空間がいい感じです」(ドイツ人花見客)
今年から上野公園では、外国人観光客にもわかりやすく、花見での禁止事項や注意喚起をイラストで表示。英語や中国語でも表記しています。
「(ごみ分別など)日本語がしゃべれないから、掲示してくれるのはいいことです。私たちにもわかる言語ですから」(スペイン人花見客)
訪日外国人の増加に伴って、花見などの文化へリピーターの関心が高まる一方、マナーなどで困ってしまう外国人も多いといいます。
「すごく混雑してくるのでお手洗い(に困る)。日本人が座ってお花見をしている中で自分たちがどこに座っていいのか困っていて、有料なのか無料なのかという問い合わせも何度かある」(藤田観光 新宿ワシントンホテル 平野敏美チーフマネージャー)
こちらのホテルグループでは、楽しみ方やマナーを英語・中国語で表記したリーフレットを作成し、無料配布しています。
31日、関東地方では午後から雨が降る予報で、来月1日は寒さが戻りそうです。